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スケートボードのメンテナンス

●ベアリング洗浄編

こんにちは、るいです。

外出しづらい日々が続いていますが皆さんいかがお過ごしですか?

僕はビールを飲みながらスケートビデオを見たり、指スケをしたりして休日を過ごしています。

最近スケートボードを新しく始められる方が多くよく”スケートボードはどんなメンテナンスをしますか?”と聞かれることが多いのでブログにしました。

基本的にスケートボードでメンテナンス、手入れが必要なパーツはベアリングです。

ただオイルを注すだけでもいいのですがベアリングは、使っていくにつれて砂やゴミなどの汚れが溜まっていきオイルを注しても汚れを固めてしまい。ベアリング本来のパフォーマンスを出せなくなってしまいます。

なので今回は自宅でも簡単にできるベアリングのメンテナンスの仕方を簡単に説明したいきたいと思います。

まず用意するものは4つです。

まず絶対に必要なスケートツールとベアリングオイル、パーツクリーナこの3つがあればベアリングのメンテナンスをすることができます。器はあると作業がしやすくベアリングをより綺麗にすることができ、また周りを汚さずに作業することができるので用意することをオススメします!

 ツールは大体800円くらいから、ベアリングオイルは400円くらいから購入することができます。

パーツクリーナに関してはホームセンターなどで200円くらいから購入することができます。

パーツクリーナーの買い方には1つ注意点があります。絶対に樹脂パーツに使用出来るパーツクリーナーを選んで下さい。 なんだか面倒だなと思う方はニンジャベアリングなどから専用のベアリングクリーナーも出ているのでそれを使ってもらえればバッチリです。

なぜ樹脂パーツに使える物じゃいけないかと言うとベアリングをよく見ると7個のボールを支えているリティナーというパーツがあります。このリティナーは樹脂で出来ているので樹脂パーツに使えないクリーナーを使うとリティナーを痛めてしまいベアリングの寿命を縮めてしまいます。

研磨剤の入っている556などは絶対にNGです。

道具が揃ったら作業に移りましょう!

1,まずはトラックからウィール外します。

そのあと外したウィールをトラックの軸(シャフト)に引っ掛けてテコの原理で外します。 外れづらいこともあるのでその時はドライヤーなどで少し温めると外しやすくなります。

赤丸のところに引っ掛けると外しやすいです。

2, 外したベアリングを器の中に入れ思いっきりベアリングが浸るくらいまでパーツクリーナーを吹きかけます。

この時、器に残った液に指でベアリングを回しながらシャバシャバするとさらに汚れが落ちてきます。

 

左が洗浄後、右が洗浄前です。

液はこの通り真っ黒になります。

3,洗浄が終わったらティシュやキッチンペーパーなどでしかっり拭き取り乾燥させます。

パーツクリーナはすぐ水分が飛ぶので、長時間乾燥させる必要はないです。

上の写真のように、ベアリングを回転させると残った液を素早く飛ばすことができます。

4,ここからは仕上げです。

綺麗になったベアリングにオイルを挿していきます。1つのベアリングに対して大体2、3滴くらいでボールの上に垂らしましょう。

注しすぎは、回らなくなるのでNG

5. ベアリングを元に戻します。

シャフトにベアリングを1つ入れて片側ずつはめていきます。この時曲がって入ってしまうと回転が歪んでしまうのでしっかりと両手でまっすぐ押し込みましょう。

床にスケボーを置いて体重をかける感じで押し込むと綺麗に入ります!

最後にナットとシャフトの面が合うくらいまでナットを締めます。少し”カタカタ”と遊びがあるくらいがベストな締め具合です。 締めすぎるとウィールが回らなくなってしまうので注意!

皆さん是非この機会にスケートボードのメンテナンスをマスターして見て下さい!!