INFORMATION

スケートシーズン

なんだか夏の匂いがします。

GWからはスケートシーン的にもググッと祭りが増えてきます。先日のVHSMAG HEATCUPも記憶に新しいところですが、今週末はこちらの「BATTLE OF THE SHOPS 2014」が吉祥寺で開催されます。Lesque主催のスケゲー祭りでありますよ。DJやSHOWもかなりグッとくる感じで毎回楽しみなイベントのひとつ。昨年はケイタ、ケント、コタツのチームで優勝し、トロフィーを吉祥寺ストアに飾っておりました。この前気がついたらトロフィーなくなってたから回収されたね。今年の優勝者にあの素敵なトロフィーが送られることでしょう。今年はどんなドラマがあるのでしょうか。僕もちょっと行こうと思ってます。

この季節、天気がいいと超気持ちいいっすね。先日伺った嫁の実家のお墓参りもあんまり天気が良くてかなりプラついてしまいました。やっぱり自然がいっぱいは楽しいね。鬼怒川の側なんですが、田んぼに源五郎いるし青蛙は手で採れるし、畑の香水すごいし、ネギとか食べきれない野菜が道端に捨ててあるし。僕は東京生まれ東京育ちなんで特に懐かしいって感じじゃないですが、毎年来るのが楽しみでとても好きな景色であります。

また先日、TONY HAWKの著書を購入しました。これいつのまにか2になってた。アメリカのスケートボードシーンとスケートパークの変遷について書いてあって、スケートシーンっていうか今のヤングジェネレーションにとってスケートパークがどれだけ必要性が高く、エリアのスケート人口によってパークの規模や内容はどのようなものがベターであるのか、など、個人的にすごく興味深い内容がギッチリと詰まってます。かなりグッと来た内容としては、skateboarders to total U.S. population- 4.6%、skateboarders to total U.S. population of 5-24years old- 16%、というもの。実際の裏付け根拠やデータも出てましたが、全米の人口の4.6%、若者の16%がスケートボーダーである、ってことなんですよ。この16%って数字はとんでもないですよ。女性男性合わせてだったらさらにヤバイ。だってさ、学校のクラスが40人だったとしたら最低6人はスケートボーダーってことだからね。8クラスあったらその学年で最低48人はスケートボーダー。学校全体だったらものすっごい数だよね。ここがアメリカのシーンの根底にあるのです。アクションスポーツ全体もそうですが、スケートボードだけでも相当大きなマーケットがある。日本はどうでしょうか?「隣のクラスにスケボー持ってるヤツがいるらしいぜ」ってレベル。さらには「隣の学校にスケボーやってるヤツいるって」って感じかな。ただね、僕の考えだと日本はスケート先進国アメリカの背中を見続けてます。リアルタイムに世界中に情報発信されるこの世の中になり、その差は歴然としてあるものの、差の開きは少しづつ小さくなっている感じもします。アメリカではスケートボードブームが来て有料のプライベートパークが山盛り増えてローカルシーンが活性化してたくさんのプロライダーがカリスマ化して行きます。膨れ続けるシーンに遅れをとりながらマーケットも成長し、小さなブランドがビックカンパニーとなって従業員やプロライダー達の所得が急激に増えました。ただブームの天井は永久には続かず、ブームの終焉と共にシーンは変化を余儀なくされます。一部のライダーを除き生活は豹変し、有料のプライベートパークは倒産、閉鎖に追い込まれ、多くのブランドが活動を続けることができなくなりました。でもね、スケートボーダー達は絶対にいなくならないのですよ。そこから今までのシーンの変遷はもう感動の物語でありますよ。完全に脱線が長くなってしまったのでまたいつかどこかで続きは書きますが、skate and destroyの精神は今も脈々と受け継がれているのであります。なんか続きを書きたいなー。無料のパブリックパークが乱立してさらにシーンが巨大化していくところまで。でもやめとこ。この本は和訳して日本中の市町村の公園緑地課とか地域整備課とか施設管理課とかに配備してもらいたいす。

通勤時の楽しみがつつじから紫陽花になってきました。朝顔とか薔薇とかもありますが、なんか心ときめくのは紫陽花なんすね。6月生まれだからでしょうか。紫陽花が終わるともう向日葵ですよ。時間が経つのは本当に速い。灼熱スケートの季節がやってきます。

これから来る梅雨のシーズンは本当のスケビ祭りのシーズンです。スケートのDVDって何本持ってますか?youtubeやvimeoで事足りてますか?僕はやっぱり好きな作品だけじゃなく、新作はDVDで欲しいタイプなんですよ。パッケージの装丁とかデザインとかなんか手に取る全てを含めてひとつの作品な気がしてね。あとスケビは何度も何度も観ます。好きなタイトルはライダーやトリックを全部覚えちゃってもまだなんでか面白いのよね。またON VIDEOからの流れでドキュメンタリー系も大好きで、画像のROCOのヤツなんかもう何十回と見たけどちょっと時間あくとまた観てる。最近は101のロゴだけ映像から取れないかなー、とかまた別の観方してますがやっぱり面白いのは変わらない。不思議だ。

また先日、新宿にパスポートの更新で行ったついでにジャブって来ました。まだ超長く脱線しそうなので短めにまとめますが、僕は世田谷区のとあるスポットでスケートボードを始め、仲間が増えていろんなスポットに顔出すようになって、LACやいろんな公園スポット、シークレットランプや有名スポットにも毎週出かけました。そしてスケートバディのマラオと通うようになったこのジャブ池でUNIqueナオキやチャーリー、マサユキや清水さんらに出会い、「ローカリズム」というものを体感するのであります。その後、タクちゃんやダイコン、ワタル、りょうちゃん、マラオらと某高速の下のスポットに、もらったミニランプの鉄骨の骨組みを4tトラックで2往復して持ち込んで、新たなスケートスポットを作ったりしてました。それとは別に山奥に作った25mプールより大きいスパインランプもこのメンツで作り上げ、3年間シークレットのまま使ってましたが土地の測量で取り壊しました。そのタイミングで大学卒業が見えてきて就活に入り、僕はスケートボードを押し入れにしまったのです。おっと、やっぱり超脱線したぞ。ジャブは僕らの聖地であり道場。スケートボードを扱う今の仕事も仲間たちも全てがここから始まったと思える位、僕にとっては特別な場所なのです。そしてそういう思いを持っているのは僕だけではないはずです。カーディエルは奥の細長ステアをFS180で飛びました。クリスチャンホソイは真ん中の小さいバンクから横のレッジを飛び越えました。トニーホークは手前のバンクをGターンでくるくる回りながら降りて行きました。GONZは画像にはない入口の階段のレールをケイブマンでボードスライドしてました。そういうレジェンドだけじゃなく、淳之介の180レイトショウビットや徹のフリップ、ONIXのオーリートランスファー、真之介のトレフリップtoテールスライド、などなど、なんだか目に焼き付いているトリックが山盛りあります。夏休みの深夜は家出少年少女がずっと滑るのをコーヒー缶くわえて見てたり、林の中では全裸のおじさんが走り回ったりしてました。今思えばそういうの全部含めてストリートカルチャーな感じがします。大きな潮流です。ちなみに今は滑れません。

ジャブを出て医者の予約にちょっと時間があったのでプラリと下北によりました。もっさんのショップも行ったけどまだ開店前で、HIGOちゃんのRISKにも寄りました。やっぱりまだ開いてなかったよ。早すぎた。

で、医者行って注射打ったら足首がなんか調子良くなって、ちょっと試しにミニランプって思って近所の公園に。平日の昼間でもけっこう人いるのね。で、いくつも溜まった中から新しいデッキに組み替えてまずはプッシュで様子をみてちょっとだけランプしちゃいました。でもやっぱり全然ダメだったわ。足首が痛くはないけどプラプラで滑ってる感じがまったくない。まだコンビニで新しい足首が発売にならないのでもう少し様子を見てまたトライしてみます。

で、ちょっとふてくされて家に戻り、溜まりに溜まった伝票整理。僕は完全に毎日コツコツ型じゃないので、こういう作業的な業務はある程度まとめてギューッと集中して一気に終わらせる、いや、終わらせたい。時間を決めて取り掛かりましたが予想通り終わりませんでした。

妄想してたのはちょっと前に立ち寄った横浜のパーク。あそこいいね。プラッと見に行ったらものすっごい人数だった。完全にスケートブーム来てた。最近は富山に新しいパークも出来て、まずインフラ的に滑る場所がかなり増えてます。近所の公園で滑れるようになったり、ローカル達の活動でスケートボードの許可が出た公園もたくさんあります。また噂ではDLXSFがサンフランシスコの税金の支払い額がとんでもないことになっていて、SF全面スケートボードが許可されたとか。まじか。ま、それはいいとして、僕は個人的には日本のシーンはこれから本当の成長をするのではないかと思ってます。マーケットも本当にプロショップが必要になるのはこれからだと。たぶんね。

吉祥寺の学生達が映像を撮りためてます。武器はこちらのiphoneであります。しかも撮影も編集もこれ一台でやっちゃうのよ。音も入れられるみたいでさ。その場で編集してその場でyoutubeとかにアップできちゃうのよ。若い世代はこの辺はもうデフォルトなのかね。なんかビジュアル的にもかっけーよな。これで追い撮りいいじゃんね。今後どんどんクイックスナップとDVDタイトルの位置づけがはっきりしてくるかもしれないと思ってます。web配信が急激に増えてDVDフォーマットのマーケットが急落しましたが、これからよりDVDの価値観が見直されてくると思うよ。ま、僕がDVD欲しいだけなんだけどね。

こちらは新しいブランドのPRIMITIVE。ピカピカです。PRODがPLANB辞めた時にみんなすぐにPRIMITIVEからデッキをリリースすることになると思ったでしょう。そして思った通りになった。そしてすっごい売れてるみたいです。実際にすぐにピカピカデッキは良さげサイズが完売。かなりの勢いを感じます。デッキのブランディングって実はそんなにファクターが多くない。工場や製法のクォリティーな部分とライダーやチームのイメージ的な部分。ま、あと価格もあるか。3本指標。この3方向の指標を広げていく動きがデッキのブランディングとして必要で、そのためにビデオクリップを配信したり、新技術を開発したり、おまけのステッカーを入れたりさ。あとはマーケットの規模やタイミングでそれぞれの指標の最低ラインがどこかを見極めること。そのミニマムを越えるのであればトライしてみる価値があるのかと思います。そうそう。インスタントではスケートボードのデッキやウィールをOEM生産しております。地元のチームでみんなでデッキを作りたいとか、仲間たちと新しくブランドを立ち上げたい、とかデッキやパーツの生産でご相談に乗れるかと思います。デッキは50本から作れますからね。気になる方はご相談ください。

こちらは人気のesのNEWカラーが到着です。白いシューズってかなり夏ですね。最近のシューズはスッキリしててスケートだけじゃなくて普段使いにもオススメできます。スケート対応の耐久性の高さ、そして人とは違う感じがします。ハードなライディングにも対応するためクッショニングもとことん追求されてます。見た目にはシンプルなシューズでも「スケートシューズ」ってだけでものすっごい技術が詰め込まれているのです。各社最新技術を惜しみなくつぎ込んで開発してますので、毎シーズンの新作リリースが本当に楽しみです。

また最近はクルーズデッキを組みにいらっしゃる方が急激に増えました。やっぱり陽気がいいとプラッとプッシュしたくなるからね。最近のクルーズセッティングは本当に自由になりました。パーツもたくさんのバリエーションから自由にお選びいただけるし、デッキも画像のような気になるシェイプのものからスタンダードな木の葉型まで色々ご用意しております。逆に、初めてクルーズデッキを組もうとするとデッキやパーツのサイズセッティングや組み合わせに悩んでしまうかも知れません。そういう時にはプロショップ。色々なデッキやパーツから気になるものをピックして組み合わせて置いてみて比べてみて選んでみる。とても贅沢な時間だと思います。もちろんwebでのお問い合わせにもプロショップの視点から対応させていただきますので、スケートボードのことでしたらお気軽にお問い合わせくださいね。お待ちしてます。

こちらはプラッと来店した門前仲町の兄貴のコンプリートセットであります。なんかこれ見た感じでグッときませんか?往年のカリスマ クリスチャン・ホソイのシグニチャーデッキでかなりひきつけられてしまいました。組んでみて乗せてもらったらこれすっげーホイールベースが長いのよ。プールやランプの安定感ハンパないと思う。そしてこのスペックでハイスピードカービングからテールを蹴れたら僕の中ではもうゴール。スケートボードの表面的ではない魅力を体感できる気がします。なんだかよくわからんな。セイちゃんはこうやっていつも僕を楽しませてくれるですが、なにより一番自分が楽しんでいる。10インチのフィッシュテールでも最新のデッキでもなんでも自分のトリックは全部できる。そして上手いし楽しそう。あのガタイでランプ滑ってるの迫力あるのよね。ランプがすっごく小さく見える。乗れてる人はなんでも乗れる。ロングボードでもクルクル回す。本人が気持ち良いかは別ですが。それは僕の持論。

あとウィール見てビックリ。また復刻されたのかと思ったら、完全にデットストックのTEAM RIDERでありました。61mmだっけ?このウィールはものすっごい画期的なウィールだったのよ。今見るとすっごいゴツイ感じがしますが、リリース当時はHOSOI ROCKETとかRAT BONESとか大きめ幅広めのモデルが多かったのですが、もうひとつの特徴としてオフセットが深い、という設計になっておりました。そこにリリースされたこのコニカルシェイプのTEAM RIDERはかなりスッキリとしていて斬新な印象がありました。そのちょっとあとだったかSPITFIREが誕生するのですが、個人的にはこのTEAM RIDERをモチーフにしてたような気がします。ベアリングはBONES SUPER CERAMICでスペースパットは入れません。セイちゃん流。トラック幅はスペースパットを入れないので、ウィールバイトを避けるためにもちょっと狭く139で使ってます。ここもポイント。

組みあがって調整してるセイちゃん見てたらシューズもHOSOIだったよ。さすがだ。

クルーズの季節になってきました。ワカさんもNEWクルーズを組みに。クルーズデッキのセッティングはカラーとかサイジングとかがやっぱり乗り手の個性が強く出る。ワカさんはまだ中指立ってるね。どんなクルーズセッティングにもご相談に乗りますのでお気軽にご問い合わせ下さい。ロングボードはやってないっす。

ここ最近はデッキやコンプリートの出荷が多くなってます。webストア、楽天ストアからも沢山のご連絡を頂きまして、在庫確認などにお時間を頂いているケースもございます。お待たせして申し訳ありません。色々急ぎ目で進めます。プレゼントキャンペーンの抽選もそろそろ佳境を迎えております。出荷が増えると荷物が多いってことですが、こちらのヤマト運輸のアッキーはスキルがかなりやばくて、コンプ3台、デッキ2枚、シューズ4足、小物いくつか、を一発で運び出します。絶対に落とさないし。

夏近い。その前に梅雨ですが。かなり緑が濃くなってきました。

XPRもプレミアが決まりましたね。詳しくはまた。ここから秋までは祭りの連投であります。