ライダー:森徹也
デッキ:Z 9.0インチ
トラック:Z-ROLLER
ウィール:AUTOBAHN 61mm
ベアリング:LUCKY SWISS
吉祥寺ストアに寄ってくれた。JETZ森のセッティング。僕はテッチャンって呼ぶほうが慣れておりますのでテッチャンで行きます。テッチャンとはもうスケートボードを初めてすぐからのご縁ですので30年物。思えば時間が経ってますな。当時、綺麗なミニランプって近所になくて、テッチャンが働く鴨川のショップまでタクちゃんやダイコンやワタルらと通っておりました。テッチャンはいつ遊びに行っても笑顔で迎えてくれて一緒に遊んでくれました。TOKYO-Z BOYSを結成して代理店業を始めてからもいつも税関にピックアップした帰りに寄ってくれて最新デッキをチェックさせてくれました。業界の先輩とかじゃなくて常に良き兄貴でありました。今もそう。僕もなんかあると真っ先に相談しちゃうし。おっと脱線。セッティングまったく関係ないっす。デッキはこちらわかります?Zのブッチ大先生でありますよ。今はブッチがZをハンドリングしているそうですね。70年代にぶっちぎりでカッコよかった映画にもなったDOGTOWN&Z BOYSですが、僕にとっては一番カッコよかった時はこのブッチやジョージやジミーやパット、そして水野が居たZ-BOYSなんすよね。平べったいレールバーのZ-SKINSとか画期的でした。デッキは9.0インチ。さらに画期的だったのが当時、物議を醸し出したZ-ROLLERであります。そのZ-ROLLERがこちら。156だったか?たしかINDYと同じサイズだったと思いますが定かじゃないす。このトラックは見て分かる感じですが、ハンガーが回転します。まっすぐのSLAPPYとか果てしなく行けちゃう感じです。さきほど僕が物議を、って言ったのはトリック名のことで、例えば50-50グラインドってトリックが、このZ-ROLLERを使うと「グラインド(こすりつける)」っていうのはおかしいんじゃないか?と。でもGRINDっていう単語の意味自体のニュアンスにはマッチするじゃないか、とかさ。ま、今思えばどうでもいいけど。でもこのトラックはマジ楽しかったね。街中走っててもすぐスラッピーもうガーガー気にせず突っ込んじゃう。使っているとギチギチになってきて、確か新品で買うときにグリースが付いていたと思いますが、中にグリースを詰め込んでまだガーガーと。ウィールはautobahnのエンデューロ61mm。これも名作です。そしてベアリングはLUCKYのSWISSでありました。なんかビシッとしてるなー。トータルすっごくテッチャンっぽい。今も人生をプッシュし続ける大先輩であります。さすがです。