ライダー:吉祥寺ストアのお客さま
デッキ:VISION AGGRESSOR たぶん10インチくらい
トラック:THUNDER
ウィール:SATORI
ベアリング:
吉祥寺ストアにアメリカの方でたぶん50才くらいの紳士が遊びに来ました。話してたら20年以上前にスケートしてたんだよー、って。で「その時のデッキもなぜか大事にとってあるんだよね」っていうから、もし今度来ることがあったらぜひ見せてほしい。って言ったら本当に持って来てくれました。それだけでかなり感動。だって今は滑ってない人がスケートボード持ってくるのって結構荷物になっちゃうし、僕の趣味でぜひ見せてほしいって気持ちに応えてくれるのうれしいよね。マイケルさんありがとう。で、さっそくこちらも拝見してみましたよ。色々見たところ、ウィールとベアリングはそれほど古くないものに途中で交換してました。だからたぶん7年前くらいにちょっと滑ったね。ウィール交換して。ま、それはいいとして、デッキはVISIONのAGGRESSORです。この前RAD龍と見た本に載ってたぞ。こちらのデッキは1987年製であります。25年物。またここでぐっと来たのは僕がスケート始めたのこの辺だから。RAD龍はもっと長いぜ。サイズはいくつだろ?見た感じ9.5くらいかな。調べてみます。そういえば現在のデッキテープってほぼすべてのメーカーが9インチの幅になってます。だから9インチを越えるサイズのデッキにはべったり貼れるグリップテープがなかなか無いの。でもinstantには10インチのグリップがあるからね。オースクーデッキでコンプリート組みたい方もどんどんご連絡下さいね。ベタ貼り上等であります。トラックはTHUNDERでした。今でこそ動きが深く軽いイメージがありますが、当時のトラックではINDEPENDENT、GULLWING、TRACKER、と人気のトラックがあって、THUNDERはいわば新参者のイメージで無骨な感じのトラックでした。INDYは王道、GULLWINGはハイテク、TRACKERはおしゃれ、ってのは僕の勝手なイメージです。僕は最初TRACKER派でした。トニー・ホークが付けてたコーパーとかもうカッコよくてすぐに探しに行きましたから。その後、グラインドで火花を出したくてGULLWINGのマグネシウムとかも使ったけど、最終的にはINDYに落ち着きましたとさ。ま、僕のトラック歴なんてどうでもいいですが、最近はINDYを使いながらたまに浮気したくなってTHEEVEとかCUSTOMとか乗ってみて、それぞれすっごく良いトラックなんですが、なぜかまたINDYに戻ってしまう、というルーティン。でもふと気が付きましたがこの25年物はかなり状態いいですよね。レールバーもテールガードも当時の物だし、コレクターとして好きな人は欲しがるでしょうねー。このデッキ見て当時の事をいっぱい思い出しました。世田谷で一緒に滑ってた友人が3人居て、VISIONグレゴリー、POWELLマックギル、SHMITTのRIPSAWって感じだった。僕はDTSのSTREET。いや、やばい。昔話で終わってしまいました。スイマセン。