ライダー:マルくん
デッキ:55DSL×instant FAST OR DIE 8.0×31.625インチ
トラック:THUNDER TITAN LIGHT 147
ウィール:SATORI CRUISE 55mm
ベアリング:BONES
こちらはマルくんのコンプリートセット。速い!すでにFAST OR DIEのデッキで組み上げてます。さすがだ。ここ最近、店頭でも通販でもコンプリートセットのご注文が増えております。ありがとうございます。インスタントではコンプリートセットでも色々な種類のセットがありますが、最近の傾向ではダントツに「フルオーダーコンプリートセット」のご注文が多い。どのコンプリートセットの需要が高いか、は、もう16年スケートショップをやっていて社会情勢や季節や気候にかなり影響されているのを発見しました。その辺の詳細は企業秘密ですので書きませんが、自分でかなり納得のデータ。ま、そんな大したことじゃないんですが、僕にとってはコロンブスのタマゴ級。おっとまた脱線。フルオーダーコンプリートは文字通り、自分で好きなデッキに好きなパーツを組み込んで作るコンプリートセットです。デッキやパーツの選び方に関してはinstantsのコラムでちょっと書いてるのでチェックしてみてください。あっ、一言だけアドバイスさせてもらいたいことがあった!最初の一本って自分の中にデッキサイズやパーツグレードの判断基準がないでしょうから、色々考えてしまうと思います。なにがいいのか、なにがコストバリューあるのか、なにかカッコイイのか、と。でもね。その辺あんまり深く気にしないでいいっす。デッキのサイズは女子や小柄の方は7.5~7.75、普通の男子や大柄の方やランプやりたい人とかは7.75~8.0くらいの幅で好きなグラフィックのデッキを選ぶ。7.5インチと7.63インチの違いは2mmくらい?最初からその違いを体感できる人はいないでしょう。でもグラフィックの「好き・嫌い」は見た瞬間にはっきりわかる。そしてたとえサイズがベストマッチしたとしても嫌いなグラフィックのデッキを持ってどこかに出かける気になりますか?僕はNOです。だから最初に一番大事なのはインスピレーション。別名「一期一会」。デッキのグラフィックってどんどんどんどんどん変わっていきますから、デッキを買おうと思った時に好きなグラフィックに出会うのは本当に一期一会なんですよ。そう思ってデッキを選ぶとまた楽しいと思います。また今回は脱線シリーズ。組み込むパーツに関しても同じ。最近人気なのはクルーズコンプリートセット。木の葉型のデッキに大きめ柔らかめのウィールをセットアップしてトリックというよりも街を気持ちよく流す感じのスタイルね。僕もかなりはまってます。っていうか近所の買い物とかは完全にクルーズが最強だと思ってます。最近では各メーカーからクルーズ仕様のデッキがリリースされておりますのでかなり選択肢も増えてきました。でも別にデッキは木の葉型じゃなくてもいいんですよ。たとえばこちらのセッティングがそう。普通のデッキに柔らかいウィールを組み込んでクルーズ仕様にしてるのね。これならテールも蹴れるし結構攻めれる感じになります。ビジュアルはクルーズデッキがやっぱり素敵かもしれませんが、こういうセッティングはもう趣味と実益を兼ねている。おいしいとこ取りの欲張りセット。しかも今持ってるデッキのウィールをクルーズ仕様に換えるだけですぐにスタンバイ完了であります。僕自身40を越え、周りの仲間達も20代、30代、と10代の友達はめっきり減ってしまいましたが、どの世代にも楽しめる守備範囲の広いスケートスタイルがクルーズなんですね。おっと、今回は語り過ぎてます。マルくんのセッティングにまったく触れられなかったわ。今回はデッキ拝見の問題として使っているパーツを写真から全部当てること。インスタントのパーツのページに全部あるから。あっ、ごめん。ウィール出てないや。SATORIの新しいクルーズウィールね。ベアリングも見えないね。BONES SWISSだったかな。ちなみにBONESはREDSがシールドが赤、SUPER REDS、SWISSがシールドは黒・・・。そんなのいいか。また来週!