そうです。お彼岸です。
お彼岸ってお墓参りです。シルバーウィークで遊びに行っちゃう人も心の中で数え切れない先祖に感謝しましょう。お彼岸は色々な話しがありますが、気になる人は自分で調べるべし。自分が今そこに居る意味を知りたいでしょ?僕は考えすぎるタイプなのでそこそこにしておきました。お墓参り行ったらなんとお地蔵さんの前掛けが全部新しくなってました。ちょっと涙ぐみました。このエリアは「水子地蔵」のエリアで小さいお地蔵さんがいくつも奉ってある。そのひとつひとつに帽子と前掛け。すごく深い思いが込められているのでしょうね。全部のお地蔵さんが笑っているように見えました。今週金曜日まではショップではキャンペーン中ですので、古いの持って遊びに来てね。待ってます。
SKIDandSKATEのtakuちゃんがやってきた。KAZUくんと待ち合わせね。なんだかtakuちゃんのハンドルがすっごいスパルタンになってました。鬼漕ぎなんだろうなあ。超速そう。この二人はショップに良く来てくれててかなり前から顔見知り。二人ともスケート魂たっぷり持ってるチャリ乗りであります。今晩の明治公園も行くのかね?今日はトリック祭り?ちょっと気になるね。
takuちゃんとキャップを作った我らが慶太の「元祖 デッキ拝見!」。Re.La.が終了して何に乗るかと思いきや、なんと意外なblind。「小学生ぶりですよ~」ってまんざらでもない様子。アドバンスの皆さんのご好意に甘えてPRIME工場の乗り心地を味わっている模様。そういえばblindってなんでblindって名前なのか知ってますか?blindを立ち上げたのはご存知のGONZであります。当時、VISONのライダーとして活躍していたGONZが経営者とのいざこざから辞めて作ったのがblind。あの人が裏で糸引いてます。だからVISION(視野)に対するblind(盲目)な訳ですね。PRIMEの工場は製法に独特の「味」があります。古くはWORLD、MENACE、PRIME、blind、DECA、A-TEAMなどを生産していたドデカイ工場。たぶん当時のUSシーンで1番の大きさ。そのデッキの見分け方教えましょ。後ろのトラックのテールよりの穴から2cmくらいフラットの部分をとってテールがクイッと上がってます。これは他の工場にはない特徴。他にもあるけど教えない。色々な工場のデッキを見ているとかなり工場によって特徴があることに気がつきます。今1番沢山のブランド作ってるのどこかね?僕が見た感じジェネレーターだな。東はチャップマン多いよね。ワトソンもシュミットも大手なのは間違いない。おっと、またセッティングからずれてきた。
慶太はROYALが出来た当初からずっとROYAL。しなやかなライディングからは想像つかないトラックの硬さ。結構硬いよ。やっぱり昔からの「慣れ」がセッティングを作ります。そしてウィールはご存知DOSTECH。自身のシグニチャー52mmも出てますが今回はNEWモデルのパンク知らずのDコアウィール。ベアリングももちろんのDOSTECH。DOSTECHってどうしてDOSTECHって言うのか知ってます?北海道の工場で高い技術で作られるベアリング。そう道産子(どさんこ)のテクノロジーでDOSTECH。知ってますよね?これでまた慶太が一皮剥けますよ。
そして先日、スケートボードに人生を捧げてしまったチヒロックがやってきた。見たかったDVDを持って来てくれたよ。あざす。そして内容も濃かったね。僕はもうおじさんなのでガールズスケートボーダーの方々とは接点が限りなく少ないのですが、かなり応援してますよ。通販でご注文頂いたコンプリートセットには「楽しめますように」って祈りを込めて出荷してます。あっ、それはガールズに限らずに。男女雇用機会均等法みたいに性差別を無くそうとする動きがなくならないってことは今もそういう差別はあるのかな、って思いますが、スケートボードを楽しむことに関しては性差も年齢も職業もレベルも住環境もまったく関係ない。楽しめる人が楽しいの。当たり前でしょ?そういう当たり前が当たり前な世の中って幸せだね。
って流れからの「元祖 デッキ拝見!」。今回はこちら。通販でご注文頂いたコンプリートセットです。なんかいいでしょ?これ。そうなんです。このお客さまは女性です。サイズはN.T.Originalの7.5インチ。ナイスチョイス。そしてVENTUREのHIにHUBBAにNINJAベアリング。なんだか納得だ。女性もガッツリ楽しんじゃうのがいいね。こういうコンプリを持ってる女性が世の中に居るってこと自体。スケートボードが社会に浸透してきている実感がある。なんだかうれしい。
スケートボードって誰でも楽しめるんですよ。ブラジルで両足のないプロライダーもいらっしゃいますが、特に上手い必要もない。自分の楽しさって自分じゃないとわかりませんよね?それを追いかければいいのですよ。自分が楽しむために、自分が好きなグラフィックのデッキに良くわからないから専門店で選んでもらったトラックやベアリング付けて、カラーがかわいいウィールを選べば気分もアガる。「ウキウキする」とか「ドキドキする」がスケートボウ道の入口です。転べば痛いし、精神的なモチベーションも必要だから確かに合わないと思っちゃう人も居るかもね。そういう人はもっと楽しいなにかを探すのがいいよ。胸を張って自分の人生を楽しむのがいい。おっと、今回はまったくセッティングから脱線だ。でも書きたいこと書けたな。もちろんこのデッキにも「いっぱい楽しめますように」って気合注入しております。
そしてシルバーウィーク真っ最中。出勤前に調べたら高速道路が大渋滞。「ま、なんとかなるっしょ」って軽い気持ちで高速道路に向かいます。
いやいや、ちょっとビビッた。駒沢→加平って初めて見たよ。低速道路だ。でもなんだかこういうことにも積極的に参加しようかと思って高速乗りました。ワッチョも一緒だから話し相手もいるしね。でもかなりヘビーだったな。だって用賀で乗って浦安降りるまでずっと渋滞。ちょっと走れたのはレインボーブリッヂの上だけだった。いつもは45分の道のりが2時間オーバーの修行です。
ショップに来たらホッと安心。だって早い時間に久々の村上パパとRAD-RYUNOがご来店。いいね。この世代。自分もそこに居る感じがする。でもこの二人のスケートスキルはハンパないよ。RADのスイッチトレとか村上くんのフリップフェイキーとかもう異次元だ。彼らもまたスケートライフを楽しむ達人。いまの若手はいいお手本いっぱい居ていいね。どんなスケートボーダーも「継続は力なり」ってこの二人に言われたら頭上がらないはず。RADさんは今もチャリの撮影ガンガンしてるからね。動ける大人。うらやましい。
はい、行きました。村上パパの「元祖 デッキ拝見!」。かなりディスカッションしましたよ。デッキのサイズで。RADさんは大き目から最近やや大きめにデッキサイズを移行してかなりテンションが上がってきたの。そしてパパはサイズを上げようかと模索中。色々悩んだ結果、8インチ行きました。大人の階段登りました。ま、デカ過ぎたらサイズ下げればいいんだしね。でも調子いいと思うよ、マジで。
で、トラックは色々考えましたが、使い慣れたINDEPENDENT、軽量最新モデルのFORGEDで決まりです。サイズも139stdにしましたよ。かなりベストな組み合わせ、って僕と一緒だからそう思うのか?いや、結構おすすめなセッティングですよ。ウィールもこちらの53mm。RADさんは52mmのテック仕様を使ってくれてます。そして出来上がってみれば僕と全く同じセッティング。身長約180cm、足の大きさ29cmの僕と、ガッチリ小柄な村上パパが同じセッティングなのがちょっとアガる。でも何百倍も村上くんの方がスケート上手いから逆に色々教えてもらおう。山形の同志と共に同じデッキ乗ってる大人がまた増えた。うれし。
RADさんとは先日届いたT19のフレームをチェックしました。すごいっす。なんだかググッと来ちゃいます。Kalavinka製ってだけでなく、ジェシーが色付けしている、ってだけでなく、ちょっと威圧感あるフレームです。今後色々考えて行く事になりそうです。楽しみだ。そうそう。先日ご紹介したT19/CARNIVALの完成車が気になる人は相談してね。かなりいい感じでしたよ。ちなみにT19の方はラグなし8万円台、ラグ有り13万円台、CARNIVALのカーボンフォーク/ピラーのアルミフレームゴージャス号は18万円台。パーツも納得の完成車でこの価格はちょっと驚きだ。フレームのみは126.000円。僕も気になるよ。
そして舞浜帰りの菅原くんもやってきた。こちらも行ったぜ。取り置きしていたinstantキッズデッキ。週末の午前中は舞浜がフラット天国になります。そこの宴会部長が菅原くん。そして僕は菅原くんからトークのスキルを学んでます。
彼はフリースタイラーなので基本デッキはキッズデッキで行きます。フラット好きの方達は実にサイズにうるさいっす。っていうかトラックとウィール幅とデッキ幅のバランスがかなり重要になってきて、レールスタンドをはじめトリックにモロに影響してくるんです。そう言えば来月の10月25日、26日と千葉県船橋のララポートでフリースタイルの世界大会が開催されることが決まった模様。世界大会?フリースタイル?これはかなり熱そうだ。80年代にピークを迎えたフリースタイルの継承者達が世界規模で一同に集まる時点でもうかなりの祭りであります。土曜日予選、日曜決勝。歴史に残る一戦になること間違いなし。
なんだかどうしても話しがそれるな。いつも脱線ばっかりだ。脱線ついでにもう1つ。フリースタイルって1つのジャンルだと思ってるでしょ?ま、そうなんだけど、心意気的には名前の通り「フリースタイル」で居てほしい。トリック、パーツ、そして楽しみ方。全てを含めてフリーなスタイルっていいねえ。スケートボードっぽい。ストリートはもう命がけのシーンになりつつありますが、フラットトリックが持つ日本が誇る「おたく」っぽい方向性はまだまだ先があるような気がします。とりあえずミューレンを抜ける選手が出てくればかなりターボかかると思うよ。フリスタ仕様のデッキやパーツはこちらでチェックしてみてね。結局、脱線したまま本題に戻れませんでしたが、菅原くんのセッティングはデッキ以外は前のセッティングですので今回は省略。力技。
夕方には厚木のタニくんがやってきた。昨日の明治公園はどうだったかね?タニくんはスケートもチャリもかなりのスキルであります。実際に見てほしいので、是非10月31日のtienowaへ。ワチョーさんの素敵な映像作品見れますよ。ケースケくんも来てくれてありがとね。アンディーにヨロシクお伝え下さい。
そんな感じで今日もデッキテープ貼ってます。連日沢山の方にお越し頂きマジ感謝。そうです。ここがチャンス。スケートボードを始めましょう。やってる人は極めましょう。しばらくやってない人は復活しましょう。色々な理由で滑れなくなった人は、次の世代にあなたの「スケートボウ道」を伝えましょう。
もう連休の渋滞はかんべんして。