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夏のスケート旅

SFからアキラが帰りました。

お盆明けの暑さがハンパないっすね。まだまだ灼熱スケート地獄が続きます。インスタント吉祥寺ストアがある吉祥寺のハーモニカ横丁は昼からかなり調子良くなってるおじさんが沢山居て素敵です。そろそろ祭りの雰囲気も出てきましたので夏休みの残りでぜひ一度は吉祥寺ストアにも遊びに来てください。美味いラーメン屋、昼からガッツリ飲めること、彼女と二人でゆっくりできるカフェとかインスタント的視点で教えちゃいますから。サトルと僕とでオススメも違いますので色々街巡りできるかと思います。


先日、吉祥寺ストアの定休日を使って、吉祥寺ローカルのみんなとプチスケートツアーに行ってまいりました。これがまた超楽しくてね。まずは集合時間にピッタリ揃っているミラクル。ちょっと驚いた。個人的には朝集合のスケートツアーで事件が発生しないのは初めてかも。さすがだ。時代は変わった。ま、それはいいとして、出発後、いきなり僕が道間違えてはぐれメタルになりまして、みんなでドライブで行く予定がまずはバラバラに高速のパーキング集合になりました。途中でコンビニで朝食を食べている夢っちを追い抜かしたのに、なぜかパーキングには夢っちが先に到着してた。


この日は、朝起きた時点ですでに30度でした。予報の35度っていうのにビビりましたが、雨で滑れないよりはよっぽどいいわ。まず向かったのはこちらの茨城県の坂東スケートパークであります。コンクリートパークの照り返しはハンパないすね。サングラス取ったら全然目が開かないのよ。でも到着してすぐに滑り出す学生達の勢いは凄かった。35度とか全然関係ないからね。それぞれがそれぞれにラインを組んだり撮影したり、かなり楽しみました。僕はinstantsの「ハウツースケートボー道」の撮影を10本くらい撮りたかったのですが、もう暑くて暑くて。●●●の●●●●●と、●●3000のスイッチ●●●●●●●を撮ってきたので、またいつかご紹介できるかと。お楽しみに。


コタツも激滑りでしたわ。やっぱりコタツ上手い。すべてのセクションで面に合わせるスムースライディングがかっちょええ。夢っちも最初は暑さにやられてましたが最終的にはかなり滑り込んでおりました。しっかり●●ちゃんの●●●●も撮ってたので、いつかどこかでお披露目されるかと思います。


お昼頃になるともう灼熱っぷりがハンパないことになってきました。僕は持っていった簡易テントから出れなくなりましたが、しゅんぺいがオタマジャクシを採りに行くって言うので一緒に行きました。パーク横の小川でいきなりザリガニ。本当はしゅんぺいとクワガタ獲りに行きたくて、虫網とか持って行っていたのですがあまりの暑さに昼はクワガタもカブトムシも出てないっしょ、ってことになりました。


驚いたのがコタツの自然児っぷりで、かなりすばやいオタマジャクシも素手でなんなく捕獲します。しかもオタマジャクシがそろそろカエルになろうかと言うところで、ビジュアル的にかなりグロいのよ。あのオタマジャクシに後ろ足だけ生えてるのマジでなんか見ちゃいけないものを見た気がするのはなぜでしょう?僕だけでしょうが。カエルもかなりおりました。この辺の動きはスケートに飽きたのではなく灼熱からの保身であります。ちょっと休憩してまたガッツリ滑る。


こちらは今回のツアーで一番滑っていたしゅんぺいのセッティングであります。シュンペイは高校一年生。中学生の時に吉祥寺ストアでスケートボードを初めて、かなり天性のスキルでメキメキ上達して現在に至ります。吉祥寺ストア的には「デストロイ番長」で、デッキもシューズもかなり速攻でぶっ壊してしまいます。特にシューズ。僕の知り合いでもシューズ壊しスピード的にトップランカーなのであります。今までインスタントで扱うほぼすべてのメーカーのシューズを履いてますが、僕はしゅんぺいのレビューを一番参考にしています。どのモデルが耐久性が高いのか、そのモデルが滑りやすいのか、など、実際に一番ぶっ壊すのが早いヤツに聞いたほうがいい。メーカー発表スペックよりも現場のレビューの方が役に立つ。「それそんなに弱いの(強いの)?」って話しいっぱいあるし、フィードバックされたリアルなレビューをお客さまのシューズ選びの際にアドバイスさせていただいてます。おっと、脱線。シュンペイはかなり芯の強いこだわりがありまして、デッキ選びも信念があります。今回のN.T.Originalのデッキですが、この前のグラフィックの同じサイズはなんと9本乗ってます。僕はマジで凄いと思うよ。いつもニコニコして優しいのに芯が強い。スケートスタイルにも現れてました。


7.75インチ幅に合わせてトラックはTHUNDER145LOであります。THUNDERのLOってマジで低いのですが、それに使い込んで小さくなったウィールってバランスなので、もうテールが地面に当たるまでのタイミングが早いこと早いこと。クイックな動きにキレがあるのはそういうスペックからも生まれているのかもしれません。トラックとウィールのサイズバランスはかなり悩んでいる人もいるかと思いますが、あんまり細かいことは気にしないでまずは乗ってみるのがいいっす。ここ数年の傾向ですが、やっぱり初めてのコンプリートセットで情報を集めすぎて、キッチリとスペックを詰めてオーダーした割にはアンバランスなケースがあります。個人的なアドバイスとしては、最初の一本は守備範囲を広く取ったほうがいいかと思う。ウィールやトラックやデッキのサイズバランスに関しては好きなモデルが決まってなければプロショップに駆け込んで気軽に聞いてみてください。色々調べてたどり着く結論に2秒で到達できます。デッキやパーツのセッティングバランスはそのうち好みが固定されてきますので最初からスペック優先で組んじゃうと自分に本当に合っているセッティングに出会うまでに遠回りしちゃうケースが多い。デッキは5本、ウィールは3セット、くらいは故意的にサイズ変えたりして試してみるのがいいか知れません。頑固にならず柔軟に。わかってしまえばあとはわかりやすくなりますから。しゅんぺいの様に迷いがなくなるまでは色々やってみるしかないのよ。


スケートツアーはこんな感じでいつでもデッキがズラッと並びます。今回はユウキくんと中川先輩が車を出してくれて、総勢14名くらいのツアーが組めました。ユウキくん、中川さん、本当にありがとう。ま、ツアーの付き物として色々な事件が発生するのですが、今回の一番はなんと言っても「あと数センチで行っちゃったね事件」ですかね。右折の信号で待っていて、信号が変わって右折しようとしたら信号無視した対向の直進車が凄いスピードで交差点に。僕は二台目のポジションだったのですが、完全に突っ込まれたと思ったよ。寸でのところで衝突を回避して事なきを得ました。あれは見てて全身にギューっと力が入りましたからね。よかったよかった。


続いてのスポットはこちらの野田であります。ここヤバかった。僕は坂東ですでに限界値を越えてしまってあんまりしごけませんでしたが、ここではユウキくんはポチャっと水槽に入れた魚の様にもう縦横無尽に走り回っておりました。コタツも面に合わせるライディングがさすがな感じ。個人的なMVPはサトルとしゅんぺいですね。二人ともストリート生まれストリート育ちなんですが、こういうボウルに来てもガンガン攻めていく。ライン取りからスピードをキープするように何度も何度も突っ込んで、深いボウルから飛び出せるようにまで持ってきました。さすがだ。ちょっと感動した。帰り際にお会いできたローカルの皆さんのさすがなライン取りにグッと来ました。ひとりで練習しに行っちゃいそうです。


もう僕は足腰ガクガクです。完全にビーサンモードに突入しました。「ここからは若い人同士で」ってお見合いの仲人モードになりまして、ついに最終3スポめ。ここは有名なカーブスポットで、日本中からカーブマニアが集う場所でもあります。ここで驚いたのはユウキくん。坂東、野田とフルプッシュで滑っていてこのカーブマニアスポットでは応援団かと思いきや、思い切りフルプッシュでハリケーンをメイクしてました。ちょっと惚れたね。ここではここ最近ずっと生で見たかったテンマのアレもばっちり見れたし、かなり濃い目の時間を過ごせました。


日も暮れて遠くでピカピカ光る雷を見ながら、いつもはサックリ行けるのであろうトリックなのに妙にツボってしまってサドンデスに入りまして、たぶん100本トライはしてました。滑るのも大変ですが撮るのも大変。かなりナイスセッションがみんなの元気玉を集めましたが今回は残念ながらバンザイ無しよ。そういうのも経験す。かならず次に活きてきます。


帰りは夢っち制作のDVDを見ながら帰宅しました。終わってみれば行きも帰りも渋滞とかなしで一度も迷わず、けが人も行方不明も逮捕者も出ないパーフェクトなスケートツアーでありました。ただただひたすら滑りまくるだけ。各地の名産とかまったく関係なく、食べ物は全部コンビニだしテリテリ体力塾ではありましたが、みんな最後までニコニコ楽しそうに滑ってました。僕も本当に楽しかったっす。またやりましょう。


さてさて、ショップではセールシューズが大増量されまして、かなりの勢いでご注文をいただいております。若干サイズ切れなども目立って来ました。気になる方はお早めに!


ここ数年はもうサングラスは通年アイテムになってます。でもやっぱり一番種類が多いのはこのサマータイムであります。今回はHAPPY HOURが大量入荷。僕もまた一個買っちゃいました。ダメだね。NEWモデルに弱い。今年の傾向はやっぱりミラサンが人気です!


そして大人スケーツに大人気のBOLDLINEのスケートTOOL。各種色々揃いました。BIG MINIのライターが装着できるキングピンTOOLが一番人気ですが、VHSMAGのTOOLなんかはかなりパーフェクトTOOLかと思います。大人の方へ。


最近このTシャツが入荷しました。見た瞬間グッと来ましたよ。EMERICA×THRASHER×ARですからね。LEOのもあります。今ならサイズも揃ってますのでセールTシャツもいいですが、こういう胸張って着たいTシャツをお見逃しなく。


こちらは岩手に引っ越した元葛西ローカルの相馬が作っているZINであります。これかなり雰囲気いいす。人柄出てます。気がつけばすでに6号目。デッキテープの裏紙がカバーなのがスケートテイストであります。店頭で少しだけお配りしてますので気になるかたは店頭にて。数部しかないのでなくなってたらごめん。


吉祥寺もだいぶ祭り感が出てきました。この夏休みに吉祥寺にお越しの際には絶対にインスタントを覗きに来てね。グッとくるのいっぱい並べてお待ちしております。


やっぱり色々考えたけどこれからは「駅前のスケート広場」が必要になってくると思う。設備の整った遠くのパークより狭いけど路面がキレイで自由に滑れる近くのスケート広場が必要なんです。全国の市町村で公園緑地課やスポーツ振興課や生涯学習課の方でスケートボードパークや関連施設をご検討の方、ぜひご相談ください。費用対効果もいいし、建設コストも段違いに安いです。僕としては人が行き交う場所にスケートボードのカルチャーを根付かせたいのです。おっと、また脱線。

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