涼しい日

これだけ涼しいと滑りたくなるね。

世田谷の花市場の震災復興イベントに行きました。もう沢山の花と沢山の人。このイベントでは世界のフラワーアレンジャー?なんていうの?いけばな先生?がずらっと横に並んで作品を作ったりして、みんな写真とか撮ってましたね。僕は募金して花もらっていち早い復興を記念して活けてきましたよ。いろんな人のいろんな思い。なにが正解でなにが間違っているとかじゃなく、いろんな人のいろんな思い。なんか学んだぞ。否定し合うより認め合う方がいい。

01hana.jpg

でね、最近はサトルちゃんが店に居ます。週末はサトルが出勤しておりますので、みんな遊びに来てね。慶太との名コンビっぷりもハンパないっす。今回はトラックをTHUNDERからACEにチェンジしておりました。いいね。トラック変えるのはテダレスケーターにとってはかなりのチャレンジ。それを普通にサラッと踏み越えるのいいね。サトルの良さは書き切れないので会ってみて、話してみて、遊んでみてね。絶対わかるよ。

02ketoru.jpg

そしてこれがサトルのトラック変更前のセッティング。サトルはずっとUNIFUL。そう。晋がUNIFULを立ち上げたときからのご縁であります。最近はもう乗るモウルドが決まっているらしく、マイセッティングが決まっている模様。でもACEに変えてたけどね。そうそう。8月5日の吉祥寺SPCのイベントでarukuna_TVの映像作品も上映されますよ。それも楽しみね。また、instantsのトップページの映像もすべてarukuna_TVワークであります。近々第三弾が放たれますのでお楽しみに。で、デッキはUNIFUL×MURAKENですね。7.7インチ?このシリーズはフトグラファーMURAKENの写真を使ったグラフィック。いいね。僕も8インチで乗りたい。

201107satoru01.jpg

サトルのライディングはarukuna_TVでチェックしてくださいね。シリーズでもう20以上の映像がご覧いただけます。arukuna_TVでググッて下さい。サトルと仲間達のスケートライフが垣間見れます。そしてもうACEにしちゃってますが、トラックはそれまでずっと愛用のTHUNDERであります。LOだよね。BONES BUSHのミディアムに変えてます。THUNDERってトラックの特徴は稼動範囲の広いハンガーと設計上、ホイールベースが短くなるのでかなりのクイクイ系。これは実は他のメーカーで似ているものが少ない。僕の個人的な感想ですが、INDYっぽいトラックはあるけどTHUNDERっぽいトラックであんまりない。なんでかね。だからTHUNDERを使っている人ってずっとTHUNDERを使っているケースが多いのよ。それはVENTUREにも言えるかな。VENTUREって稼動範囲が狭目のハンガーでホイールベースがやや広くなるトラックで、これはこれでゴーインマイウェイなのであります。スケートボーダーはデッキやウィールは色々試してもトラックってやっぱりあんまり換えない人が多いよね。でもエイって換えちゃえばそれになれちゃうと思うけど。ウィールはinstant53mm。サトルはずっと53mm。最近のウィールサイズ事情はね、真ん中のボリュームゾーンが52mm。そこ鉄板だね。かなり長い間ずっと52mmが中心。そして前後の51、53mmを合わせて最近の感じだと80%くらいがここに収まる。あとはバートライダーやフリスタや用途によって合うサイズ。またはこだわりの49mmとか、ね。やっぱり最初は色々試してみるのがいいっす。そしてサトルがACEに変えたようにたまに自分に負荷をかけてみる。それで広がるスケートボウ道。あなたは次どのトラック使いますか?

201107satoru02.jpg

これがサトルTHUNDER。いい感じ。ストリートスケーターなのがこれだけで完全にわかりますからね。サトルの50-50好きなのよね。ガッツリ乗り込んでグイグイ押す感じのヤツ。とても素敵な仕上がりです。

03satorutruck.jpg

そしてかなりグッと来たのがこのアクセルなっと。これなんだか美しい。料理人が使い込んで小さくなった皮むき包丁とか、絵描きが短くなるまで使った鉛筆のテイストが出ております。長野の山口くんのキングピンナットにも共通する美学を感じました。こういう侘び寂び感があるスケートボードが好き。

04satoruaxel.jpg

でさ、また行っちゃったよ。浦安の名店。

05dde.jpg

予約してても入れない。さすが名店。ま、あれ食べれるなら待っちゃうよ。浦安ローカル連と恒例のMTG。舞浜スケートパーク復活に向けてなにができるか、を話し合う会。カッツンのTシャツ企画もかなり反響があったようで、さらに僕らから発信できるなにかを生み出して行きたいです。

06dde.jpg

でもね、やっぱりここに来るとバケツが登場します。大生。待って入店してからの大生の素晴らしさ。全員なぜかニコニコしてますからね。特にタニオ。ぶっちゃけで行きますと、ここのマルチョウはひっくり返るくらい素敵です。僕の初マルチョウはここだったのですが、その後に食べた他店のマルチョウは食べれなかった。ま、好き嫌いありますが。

07dde.jpg

そして翌日には竜太も来たのよ。さっそく今のセッティングをチェックしてみました。デッキはここ最近乗っているWESTERNEDITIONの7.75インチ。これかなり乗り続けております。デッキのサイズもやはりやや太めに移行しつつあるも、トラックのサイズが変わる7.75が一つの境界線になっている気がします。細めのデッキに乗っていた人の境界線ね。7.5とか7.63とかの人は7.75まで調子良く行けるでしょう。そしてトラックサイズを変えて7.875とかにするとなんだか違う気がする。で、どうせならってことで8インチを乗ってみて、ここでまたターニングポイント。調子いい人は8.25くらいまで行っちゃいます。そこでやっぱり、ってなった人は7.75に戻ります。でも7.5には戻らない。こんな感じが最近のデッキサイズの流れでしょうか?ま、インスタント的な。あと、SITAMATIから出る新作はチェックした方がいいっす。竜太のキレキレなの満載ですから。

201107ryuta01.jpg

竜太はずっとトラックはROYAL。これがまた竜太っぽい。もう僕の中でROYALって言えば慶太と竜太ですからね。そしていろんなベアリングを試してみて耐久性とかチェックしてる旅の途中の竜太パイセン。今回のベアリングはPOWELL MINILOGOであります。セットで1.575円の破格ベアリングでありますが、どれだけ竜太のBSテールの押し込みに耐えられのでしょうか?ウィールはinstant 52mm。ストリーターの友であります。こんなセッティングがすごくシンプルで筋が通っている気がします。初めての方にもサイズで迷っている人にも、おすすめできる感じですね。さすがです。

201107ryuta02.jpg

サトルのハンガーとナットもグッと来ますが、竜太のベースプレートもグッときます。もうデッキから外すとカッターの刃みたいになってますから。どれだけノースラやテールスライドやればこうなるの?さらにこれが成長してどんどんベースプレートが小さくなってきますから。職人だね。

08ryuta.jpg

連日の打ち合わせ祭りも終盤を迎えつつあります。日々、自分が何をするべきか、自分にはなにができるのか、と目を開けているときには常に頭がいっぱいであります。そうやって仲間たちと作り上げる過程でみんなの魅力に気が付き、新たなアイデアが生まれ、また楽しくなってくる。こういうご縁があることに感謝です。

09mtg.jpg

スケートボードショップって、スケートボードを並べて売っているだけではありません。sb-webのコラムにも書かせてもらったのですが、そこにはワクワクとドキドキが詰まってます。ちょっと入りにくかったり、ちょっと不安だったり、でも最初のステップを越えてショップに遊びに来てもらえれば、プロスケーターのテクニックを直接伝授してもらえたり、長年の経験からいろいろなアドバイスがもらえたり、見たことないアイテムや今の流行や最新映像がチェックできたり、と。もうスケートボードのいろいろな魅力がぎゅーっと詰め込まれています。僕らはWEBサイトでも常にそういう魅力をお伝えできないかと模索しておりますが、やっぱり日々のショップの楽しさをすべてお伝えするのは難しい。ま、ショップに遊びに来てもらいたいだけなんですけどね。

コメントを残す