スケートボード

下町食い倒れツアー(中編)

arukuna022ハンパないっす。アツ過ぎ。

さて、やっと書けるぜクルーズ下町食い倒れRAD龍カップ争奪おじさん無理したツアーの続編。写真を整理してたらさ、なんかいっぱいありすぎて、今日のBLOGかける時間を考えると今回じゃ終わらなそう。だから今回は「中編」ってことでヨロシクお願いします。ま、それはいいとして、前回の食い倒れツアーのレポート前編をアップしてから、実に様々な方に「クルーズって楽しそうですね」って言われました。そうなんです。楽しいんです。このクルーズってヤツはね、実際にスケートボードを始めたばかりの人でも充分楽しめる。が、しかし、道路状況を瞬時で把握するスキルやデッキやパーツのセッティングをまとめるスキルや、筋肉痛を少しでも早く回復されるスキルはやはり積み上げた経験が物を言います。うそです。誰でもすぐに楽しめます。家に帰ってその日の反省をしながら軌跡を調べてみたらさ、なんとなんとの18km。いまから18kmプッシュしろって言われたらちょっとキレるね。でもさ、仲間達となにかを食べにプッシュするなら全然平気。そういうにんじん効果もまた楽しめるのがクルーズスタイルであります。おっと、語りすぎ。そんなのどうでもいいっす。

今回は下町食い倒れクルーズおじさん食べ過ぎて飲みすぎたツアーに参加して頂きました皆々様のデッキを拝見するところから始めましょう。まずはこちら。そう、下町プリンスa.k.a.サラリ王子ことペイさん。それでもわからんか。JOYNTをヒロキと支える日本のスケートシーンを背負うプロライダー林秀晃パイセンであります。前にもちょっと書いたけど見てよこれ。バカだねー。ペイさんマジでやり込みがハンパない。こちらはVISONの往年の名作GATORでありますよ。これ乗ったなあ。グレゴリーも乗ったけどゲーターも乗った。そして船橋でやったコンテストで来日したゲーターのランプがハンパなかったなあ。リップスライドのスピードと流しっぷりがもう惚れちゃう感じ。リップスライドだけなら長島亘に方を並べられるかも。ま、亘の方がかっこいいけどね。そんなのどうでもいい。おじさん達に良く見て欲しいのはさ、このデッキはこんなシェイプじゃなかったでしょ?そうなのよ。ペイさんはクルーズ用にシェイプしてきた。ちょっとひっくり返りそうになったね。この人、とことん楽しんでる。僕らは当日楽しんじゃうぞー、なんて思ってたけど、ペイさんはずっと前から楽しんでた。さすがだ。年下でもパイセンであります。

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トラックはACE。これ前にセメントデッキで使ってたの見たことある。ちょっと嬉しかったわ。プロライダーってパーツなんてポイポイって換えちゃって、古いのはその辺転がしてると誰かが持って行っちゃう感じかと思っていたら、ペイさんは大事にしてる。物の使い方をわかってらっしゃる。素敵だな。そして「ショップに転がってたヤツ」って言っていたでかくて柔らかいウィール。これなんだ?まあ、いいか。サイズはザットみて62mmくらいかな。結構オフセット深くて大きめだからロングボードのウィールだね。でもトラックのサイズとリシェイプされたデッキにマッチしてるところがまたさすが。ベアリングはBONES SUPER REDSでありますよ。僕と同じ。JANダイちゃんのところでもやってくれるけど、これからリシェイプは波くるね。誰とも同じじゃないクルーズデッキ。しかも乗り終わったデッキなら原版削るのとちょっと違うお得感もあるしさ。でも誰でもできることじゃないよ。くやしかったらやってみる。別に悔しくはないか。ジグソーとサンダーをホームセンターに買いに行こう。あとデッキを換えたときに余ったデッキテープを取っておくこと。これ以外と役立つよ。なんてね。

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お次はこちら。FESSスプリント番町でヒナタの父ちゃんのノムさんa.k.a.YSKであります。ノムさんもまた静かなるこだわりの人でさ。僕にとっては最初のピスタデビューからずっと後ろを走ってくれるパイセンですので、頭があがりませんわ。スケートも実はずっと前からひとりでもスポット行って、いる人と混じって滑ってしまうスキルを持ってます。さすがだ。でね、こちらのデッキがまたゴイスー。こちらはカツ秋山先輩のBE-IN WORKSの20周年記念クルーズデッキ。コレやばい。カツさんが考えてシェイプのオーダーしてる時点でもうヤバイ。しかもグラフィックはこれまた下町の巨匠のESOWですから。これ出た時にグッと来ちゃったもん。しかも相当やばいのがESOWの直筆グラフィック入りですから。これいいなあ。

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そしてトラックもこだわりのTRACKER。いいね。RACERでしょ?ハンガーに貼ってるステッカーがまた熱い。ちょうオリジナルじゃないっすか。これってサイズ106だっけ?オフセットの深いOJ3にデッキサイズが7.5~7.75位ならこのスラロームサイズのトラックいいね。このトラックとデッキなら、SPITFIREやBONESのSOFTみたいな普通のウィールと同じビジュアルのソフトウィールはNGだ。ま、好きにすればいいけど多分RAD龍に怒られる。プッシュ姿もいいのよね。SSP週末チームで会えますよ。

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ほら、ESOW直筆。

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そしてこちらがフォトグラファーのおたねさん。種ちゃんの写真はinstantsトップページでもチェックできます。この日はみんなのデッキに乗って色々考えておりました。多分もうOJ3に換えてますが、今回はこのセッティングでご紹介しましょう。デッキはね、BLUEPRINTのクルーザー。僕もおそろい。種ちゃんは昔からBLUEPRINT好きなんですねー。Tシャツとかも着ちゃうから。僕もこのデッキが大好きなのよ。これはカナダの大きな工場のモウルドなんですが、このサイズ感ははじめてみた時にググッと来てしまい、それからもう三本目。クルーズで三本目って今までないわ。それだけこのサイズ感の新しい感じが好きなんです。種ちゃんもこのサイズ感が好きなんだと思うよ。BLUEPRINTってこともあるだろうけどさ。

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トラックはROYAL OG。そしてウィールはDostechのクルーズ54mm。ベアリングはなんだっけ。そうそう。SPITFIREのCHEAPSHOTだ。最近はデッキ拝見でやたらとパーツを忘れちゃうからiphoneのボイスメモ使って忘れないようにしてます。もう老人じゃん。あとさ、最近なんか近いものに視点が合わなくなってきた。これ老眼?ずっと視力2.0だったのに、遠いものも見えなくなって近いものにも視点が合わない。でも負けないもんね。自然に流れには逆らわず、どうすることが楽しく生きることにつながるか考えながら生きちゃうもん。クルーズデッキはそういう生き方にマストなアイテムだと思うよ。最近さ、自宅周辺でも夜中にサーッてクルーズプッシュの音が聞こえるもんね。多分、自宅の前に引っ越してきたABEちゃんだと思うけど。あと毎日のようにプッシュ通勤してる人に会う。駅に向かって歩いていると後ろからプッシュで抜いていく。その感じは僕も超気持ちいいの知ってるから、朝から軽くジェラシーであります。もうちょっと家が近かったらチャリかプッシュで通勤したい。片道38kmは無理。

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これはペイさんのベアリング。昔から滑っている人はこのベアリングキャップ外しの術はご存知でしょう。ベアリング的には異物が入るしいいことなんにもありませんが、外したときの「音」にやられて実にたくさんのフリークス達がこの新品キャップ外しの術をトライしておりました。ベアリングはBONES SWISSのみ許される愚行。猛烈高級ベアリングのキャップを「音」がいいからって外しちゃうのはなんかスケートボウ道。

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はい。やっと動き出しました。前回の続きは両国の名店からですね。実はかなり長い間名店にお邪魔しておりましたが、ちょっと小腹も減ったので次のスポットに移動です。下町の路面は実にプッシュに向いている。区画整理されていて道路は広いしさ。まだまだみんな超元気。

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続いてのスポットは相撲博物館近くのこちらの駄菓子屋。RAD龍の「下町っていったら駄菓子屋でしょー!」の一言で決定。でもRAD龍は原宿生まれなのにね。うぷぷ。ま、それはいいとして、この駄菓子屋の素敵なところはもんじゃが食べられる。みんなで座ってもんじゃ、って流れかと思いきや。

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いきなりRAD龍は中生行ってますから。しかもテイクアウト。つまみは駄菓子。ベビースターとかさ。なんなんだこの人は。さすがすぎる。

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もう山の手の83も黙ってる訳ないからね。二人で白ひげですよ。駄菓子食いながらうん〇座りで中生の二人組み。相撲博物館へ修学旅行の学生諸君はさぞ驚いたことでしょう。

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ちょっと楽しみました。僕はガリガリ君食べた。結局もんじゃしてないし。さらっとここは移動です。次はどこに行こうかみんなで話しながらさらにディープ下町へと向かいます。

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途中で見つけたハンドレール。だれも見向きもしませんよ。大人だもん。クルーズだし。

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こんなスケートスポットいっぱい見つけましたよ。下町はかなりスケート天国。

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そしてこちらに到着する訳です。ここは僕が始めてジェシーとスケートしたところ。門馬も居たな。ま、それはいいとして、こういうところに来ちゃうとさ、みんな滑ってしまう訳よ。さんざんプッシュしてるのに着いたらみんな汗ダクスケート。バカだ。そしてやっぱりペイさん上手いなあ。スケート上手いって本当にうらやましいわ。

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汗ダクのまま次のスポットへ。下町らしい風景が広がります。

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ほら。こんな感じ。「なんか川の横行けそうなんで行ってみましょー」って流れがまたクルーズツアーのいいところ。好きなタイミングで好きなルートで。

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このカーブいいね。「WAX誰か持ってる?」って誰も持ってる訳ないじゃん。食い倒れツアーだもん。

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そして下り坂からの登りバンクを発見。「これレール届いちゃうよねー」って。みんなで夢のトリックを出し合います。いい大人が集まって坂の途中であーでもないこーでもない、と。幸せ。
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そして到着しました。下町代表の浅草であります。もうタワーもスッカリ大きくなってしまって、観光客もいっぱい集まっていましたね。

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この雷門の混雑振り。仲見世はあまりにパンパンだったので行きません。だって実はもう浅草と言えば、な目的地が決まってるからさ。

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ここで一枚。ね、まだみんなぜんぜん疲れてないでしょ?クルーズってすごいな。この写真は保存しよっと。楽しかった思い出。

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そしてディープ浅草探索が始まります。色々ありますので続きはまた次回に!!

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