スケートボード

変わり目

三寒四温。だんだん春が近づいてきます。

ちょっと子供の小学校に参観に行きました。小学校好き。なんだか色んな可能性が詰まってる気がしてね。小学校の6年間でかなり大きな振り幅で人生が変わっていく。それは中学校でも大人になっても同じことかもしれないけど、やっぱりこの時期にしかできないことがいっぱいあるんですよね。教室の椅子に座って色んな子と話してみてさらにそう思いました。壁に貼ってる絵とか標語とかをかなりじっくりみて歩くのですが、4年生から5年生が劇的に変化してる気がする。なんだか子供から次のステップになる感じね。ま、あくまで個人的感想。

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そしてショップには人気のTOYMACHINEの目玉ソックスが再入荷。カラーが揃ってますので気になっていた方はお早めに。これは居酒屋で座敷に上がったときにかなり突っ込まれます。これ履いて突っ込まれなかったら多分嫌われてるかも、ってくらいインパクト強いソックスね。小さい子は泣くこともあります。

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最近なぜだかキッズコンプリートセットのご注文が増えてきました。スクールがあるからかな?でも遠方の方も多くてなんだかココにも春の雰囲気を感じてます。そしてよく聞かれるのが「どれが店長さんのおすすめですか?」ってご質問。正直かなりセメントマッチ。実のところ聞かれたタイミングでも在庫状況が違うので回答に違いがあるケースもありますが、今はこちらのFLIPのアルケニーがいいかもね。なんでかっていうと、サイズが低学年から高学年までいけそうなサイズ。守備範囲広い。そしてトラックにクマも愛用するFURY、FLIPウィール、HKDベアリング、って装着されているパーツのグレードが高い。そして上代19.800円のコンプリートセットが12.800円+TAXです。それが理由。でもね、例えばお子さんが「ウェットウィーリーの絵じゃないとヤダ!」とかならWORLDもおすすめ、そして体重が軽くて曲がりにくいってことならDARKSTARがいいじゃない。そう。おすすめもポイントによってかなり違いがあるんですね。なんだかこうやって書くと選ぶの難しそうに感じるかもしれませんが、最終的にはお好きなモデルを選ぶのがいい。買ったあとで調整したり、パーツを組み替えたり、デッキだけ交換したり、ってプロショップで購入したコンプリートセットは応用利きます。ずっとスケートボードが続けられるご用意をしております。ま、まずは始めてみてください。プロ選手もローカルライダーも僕の周りの奴らはみんな「もっと早くスケートボードに出会いたかった」って言ってます。

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で、こちらはカツ秋山先輩のBe-in Worksがめでたく20周年ということで記念クルーズデッキがリリースされております。これグッと来た。ESOWのグラフィックでオリジナルモルドのオリジナルシェイプ。そうだよね。カツさんがオリジナルデッキじゃない訳がない。工場はWATSON製でかなりカキッとしたデッキになっております。個人的にはWATSONのオリジナルモウルドのクルーズデッキ、ってだけでグググッと来てますね。さすがです。大先輩。9.450円(デッキテープ付き)。

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そしてなんだか久々に夜の神宮前FICTIONへみんなに会いに行ってきました。僕はcoyaのDJが楽しみで楽しみで。だってすっごく久々でさ。この日はこのFICTIONのプレオープニングイベントでしたが、もうcoyaの時間は居る面子みんな知り合いっていうかすごくホームな雰囲気で、恐怖のテキーラショットがガンガン回っておりましたが、終電が無くなったことを知った瞬間に自ら手を伸ばしておりました。

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これこれ。テキーラショットガン。今回も姫のショットガン乱打により流れ弾がなんども当たりましてかなりダメージでかし。でもコニを見て安心。藤川やCOSと話して平静さを確認し、そしてまた流れ弾。MHAKにも久々に会えたし、駒沢のラリくんも紹介してもらった。やはり夜の社交場には色んなドラマがありますね。

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ま、遅くなればなるほど楽しくなっていくのはいつものことですが、僕はダメージがでかくて一足先に会場を後に。後日談で聞いたところ、かなりCAOSな夜になった模様です。

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本当に沢山の方に会いましたが、会場を出たときに鉢合わせしたのがなんとカンポですよ!かなりあがりました。中ではアマちゃんやマサやタマちゃんや珍念ミオちゃんなどスケートバディ達に会いましたが、このタイミングでカンポに会うとは!なんだかカンポ絞られた。滑ってるみたいよ。カンポの家に行った時の記憶の扉がバタバタ開きました。NEWTYPEはやっぱりすげえ。今度はゆっくり話したいっす。

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で、翌日の頭痛はハンパない訳ですよ。基本的にお酒は弱くてどこ行ってもあんまり飲まないのですが、コニとCOSと慶太とミッチと藤川とタカオとcoyaさんが居るとダメだね。自ら行っちゃう。ま、それはいいとして、ショップにはNEWTYPEと時を同じくして大阪を中心に関西のストリートスケートボードシーンを牽引していたExpressionをプロデュースする一太郎くんがプラリとね。今回は新しいデッキを見せに来てくれました。kurofinデザインのNEWモデルが2型。ひとつは戦闘機ね。7.625インチのクルピタサイズ。そしてもうひとつがクルーズデッキ。これもまた素敵なサイズでありました。

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Expression一太郎くんのクルーズデッキ。こちらのデッキはPRIME WOOD製のクルーズデッキでとても素敵なサイズ&シェイプでありました。サイズは7.75インチ幅ですが、ちっとも太さは感じません。MAX太い部分で7.75ですから細身のクルーザーだと思って問題ない。それにしても、BE-INのWATSONといい、こちらのPRIME WOODといい、最近はどの工場もこういうノーズがあって細身でホイールベースが短めのクルーズデッキのモウルドを持ってるのね。それがすごい。昔の方はノーズが無いからオーリーとかは基本やりにくいけど、前回の高山仁仙人のケースにもあるように、もうノーズやホイールベースが合っていれば確実にセメントデッキになりうるレベルになってきている。これは本当にすごいこと。スケートボードは70'sのBULLET型からFISHテールになって木の葉型から今のシェイプになってきます。実に20年以上かけてここまで来ているので、正直なところ僕は今後スケートボードデッキのシェイプに関しては大きな変化は無いと思っていた。あらゆる無駄が削られて辿り着いた結論だからね。なので質的な進化があっても見た目には変わらないのかー、って。でもさ、仁くん見て考え直したよ。これからはもっと選択肢が増えてくると思う。より自分の楽しさをピンポイントで追求できるようにあらゆる選択肢が試されてそれほどポピュラーにならなくても共感を得たものが残っていくシーン。そしてそうなって欲しい気持ちもある。日本のシーンはなんか日本的な部分があって、みんな7.5インチだから僕も7.5インチ、とかローカルで同じデッキがかぶるの嫌、とか、今まではそういう日本人的な志向が多かった気がします。でもね、これからは自分の好きなことや自分がやりたいことをどんどん追いかけるべき。宮城豪や仁くんや元気とかのオリジナルスタイルは誰の真似でもなく自分が好きなことを追及した結果ですから。でもね、最初は真似でいいよね。好きなライダーのスタイルを徹底的に真似をする。昔は表情や指の向きまで真似してましたから。そしてそこでスキルを磨き、情報を集め、ネットワークを広げ、自分のスタイルができていく。僕の中ではそれがそのままスケートボード。要は自分が楽しめることが大事ってことね。

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なんだか熱くなりすぎました。失礼しました。トラックはINDYのLOでしたよ。こういうの好き。クルーズ→ソフトウィール→ウィールバイト→トラックはHI、って方程式じゃない。ま、基本的には方程式に沿った方がプロショップとしてはおすすめではありますが、例えばこのトラックをもらったので組んでみた、とか、今までずっとLOだったのでクルーズもLO、とか、自分なりの理由があればそれでいい。理由が無い人はプロショップに任せちゃうか「元祖 デッキ拝見!」のデッキを全部見て、僕のコメントも全部読んで、自分なりの方程式を見つけていく。そして試してみてシックリくるまで諦めない、ってね。プロライダーでも何十年も滑っている人も、やっぱりトリックでもセッティングでもいろいろ変化していくんで大丈夫。変化して当たり前。諸行無常であります。ウィールはSATORIのSTAYGOLDね。これ最近人気ですよ。ショップでも良く出ます。デッキのグラフィックにカラーが合いますね。さすがデザイナー。デッキは少量生産ですので、気になる方はこちらからお早めにどうぞ。

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また突然、浄水器のセールスマンが来店した、と思ったらケントがスーツ姿でご来店。

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ちょうど塾帰りの竜太もタイミングで、二人のトークを横で聞いてて楽しかった。二人ともかなり長い間留学してたので、ネイティブ並みの英語力があるかと思って「どうなるとペラペラになった気がする」って聞いたら、竜太はBARでバイトしてたときに誰が来てもどんな話も出来るようになったときに英語が話せる実感があったそう。うらやましい。ケントは完全にスケートつながり英語とみた。

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そして竜太がデッキを組み替えました。今回はWESTERNEDITIONの7.75インチ。ここ最近の竜太は7.63と7.75インチを行ったりきたり。どちらを乗ってても傍から見ると超絶上手いのに変わりはないのですが、自分的にはやっぱり違いがあるようで、その辺は職人道具ですのでデッキ選びもセメントマッチであります。でもね、今回の決め手は多分ライダー。そうこのモデルはジョバンティのシグニチャー。しかもグラフィックがDELASOUL。これは90年代スケートボーダーがグッと来ないはずがない。最後まで三枚目になるケルチの7.63と悩んでましたが、僕はこのデッキでいいと思う。かなり竜太っぽいチョイスじゃないっすか。デッキのグラフィックで滑ればすぐに擦れて消えて、上手ければ上手いほどすぐにグラフィックはなくなります。でも最初のデッキ選びにはこのグラフィックっていうのが実に大事なんですよね。っていうか個人的にはこういうところにスケートボード的侘び寂びというか、なんかイズムを感じるのです。なんでもいい訳じゃない。やっぱり自分で選んで自分が乗る。この流れってすごく大事。

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足回りは前回と一緒ね。あれ、写真がぼけてるぞ。そうか。リサイズやり直したら拡大になっちゃったんだ。しくじった。あとで直すよ。トラックはROYAL、そしてDOSTECHウィールの組み合わせ。コンプリートのセッティングって本当に色々なことがわかるよ。ローカルとかいつも滑ってる面子とか、好みのトリックとかスタイルとか得意技とかね。早くこの前撮らせてもらった写真をチェックしたい。

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そうそう。竜太とケントにも抽選してもらいましたが、タイミングがあったバブ雄先輩にもプレゼントキャンペーンの抽選を手伝ってもらいました。もう必要以上にギュッと目を閉じて厳密に公平に抽選してくれました。さすがだ。これからもタイミング合った仲間達に抽選の手伝いをしてもらいますので当選結果は全部抽選が終わったら発表させていただきます。ぜひアノ人とアノ人とアノ人には抽選してもらいたいので、ちょっとタイミング待ちね。発表までもうちょっとお時間下さい。ちゃんと進めていきますので。

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で、これ。バブ雄ちゃんのデッキテープは「異議あり!」。このゲーム、ウチの息子も買ってたわ。今度見せてもらおっと。それにしてもこのステンシルスキルすごいよね。お見事。

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そしてこちらはJUNZIくんから頂きましたDIESELのノベルティー。立派なノートとグローブね。

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JUNZIくんは銀座のDIESELのカリスマスタッフであります。僕もいつかは行ってみたい銀座であります。そして毎回デッキを換える時にはステッカーをいっぱい持ってきて長考に入ります。いつも長いけど今回は約1時間でステッカーマッチが終了しました。

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こちらはJUNZIくんの最新セッティング。またJUNZIっぽいテイストが出まくっております。デッキは「初めての1本」からずっとDEATHWISHです。もう最近は僕よりも情報速くていろいろ逆に教えてもらってます。DEATHWISHの最新モデルが入荷するとJUNZIくんかKUROちゃんから連絡が来ますから。さすがだ。更新作業を浅岡がやっていたりすると、僕はJUNZIくんやKUROちゃんの取り置きでリリース知る、みたいな。さすが過ぎるぜ。最近はカメラもビデオもフィッシュレンズをゲットして、フッテージ色々溜めてるみたいです。いっぱい撮っておいたほうがいいよ。そしてDIESELや55のPV作ろうよ。主役はJUNZIくんで。

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今回はフルコンプですよ。やったね。男買い。しかもさらに男なのはウィールです。良く見てよ。これはウィールを2set買って2個ずつ装着してるんですよ。すごいねー。色々確認して選んだんだけど、実はちょっとウィールの幅がカラーで違うの。どちらもSPITFIREのBIGHEADなんだけど、ホワイトの方が若干細め。同じサイズだから同じかと思ってた。そしてそれを知った上で、JUNZIくんは「そんな小さい違いはリザ様は気にしねえ!」って行っちゃいましたから。さすがだ。大好きです。そして思ったとおりにB&Wで組んだこちらのコンプリート。愛情とこだわりをビシビシ感じます。トラックも129から139に変更してまたひとつ大人の階段を登ったJUNZIくんでありました。そうそう。あとでTEAM2055のBLOGもチェックしてみてね。SHAKE JUNZI!のグリップテープやばいよ。

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あっ、山梨のプレミアに到達しなかった!いやいや、100kmのショートトリップの末の最高のプレミア。続きはまた次回。

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