ライダー:Alex Lee Chang
デッキ:N.T.Original 8.0インチ
トラック:VENTURE LO
ウィール:
ベアリング:
こちらは吉祥寺ストアに来てくれたアレックス・リー・チャンのセッティング。リーもまた90年代の日本のストリートスケートシーンの重鎮でありまして、キレキレのフロントフリップは忘れることはできません。最近は渋谷や世田谷公園の朝練でスケートボードを楽しんでいるそうですが、この前SNSで見た渋谷のライディングは、朝からレッジにBS180ノーズピックグラインドを当て込んでありました。朝のトリックじゃねえす。攻め攻めです。セッティングの方はすっごくリーっぽい感じがしました。N.T.Originalの8インチがこれまた似合うわ。トラックがザキザキでした。ventureの軽いやつを装着しておりましたが、ざっくりと痕跡が残っておりました。トラックって大体なにやってその傷がついたのかわかるケースが多いのですが、リーのは「?」な痕跡がいっぱい。これかなり当て込んでます。ありえないところにざっくり入っているので、色々やってるのが伺えます。セッティングのサイズバランスはまさに現在の人気サイズではありますが、乗ってみたらリーのトラックはかなり締め込んで硬めのセッティングでありました。本当に面白いです。仁くんやinstants大鳳なんて指で弾けばぷらぷらするくらいトラックゆるゆるで使ってますが、リーのは100キロ近い僕が乗ってもカチッとするくらいキングナットを締めたセッティング。しかも仁くんも大鳳もリーも超カッケーすから。だから「トラックのブッシュは硬めと柔らかめのどちらがいいんですか?」って良く店頭で聞かれますが、乗ってみてしっくり行く方がいいです、ってことになるのです。ただ乗ってみて、ってのが難しい場合は、まずは今の硬さに近いのを選んでみて、ナットの微調整で試してみるのがいいです。以外とこの部分は上手くなっても変化していく部分なんです。