最前線

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ライダー:池田幸太
デッキ:Cliche 8.0インチ
トラック:INDEPENDENT 139
ウィール:SPITFIRE F4 53mm
ベアリング:Modus titan

こちらが世界のコウタのセッティング。clicheのインターナショナルとしてガッツリと看板背負ってますからね。さすがだ。僕はどうしてもファーストイ ンプレッションが強烈でして、テイトウワさんのお兄さんがNIKEに居たときに担当していたTOKYOタワーのイベント。そこで僕はスケートボードのコン テストMCでオファー頂き、ライダーらとご一緒させていただきました。NIKE SBの日本ライダー選考会を兼ねていた注目のコンテストでした。予選から会場をじっくりと見ていたら、なんだかやたらキレキレのキックフリップをする少年 がおりました。その頃も僕は三枝博貴と吉田徹が世界で一番キックフリップがカッコイイと思ってましたが、「この子が成長して身体が大きくなったらわからん な」って考えちゃったのを覚えてます。その子は予選を突破して決勝に駒を進めました。決勝では竜人こと藤井竜太郎が優勝してNIKEのサポートを勝ち取る のですが、僕はそのキックフリップに魅了されたままでした。それが中学に入ったばかりの池田幸太でありました。って話をこのときにできたのがうれしかっ た。
完全に脱線スタートで全くセッティングに触れていませんでした。コウタの最近のセッティングがこちら。clicheの8.0インチにINDEPENDENTの139の 組み合わせ。コウタはまたもうひとつビックリがありまして、見るたびにいつもトラックが違う。THUNDERだったりVENTUREだったり、もうなんで も乗っちゃうのよ。普通は「僕はTHUNDER派です」って感じの人が多いと思いますが、コウタ曰く「慣れるまでの思い通り行かない感じが楽しいんす よ」って。もう完全に変態だ。スケボーM。スキルがありすぎて思い通り行っちゃうのに飽きちゃったの?それすげえ。でも「最近は8インチと INDY139STDの組み合わせがしっくり来てる」って行ってましたから、セッティングのバランスや「しっくりくる」感じに誰よりも敏感なのかもしれま せん。そういうところも世界レベル。ウィールはSPITFIREのF4の53mm、ベアリングはMODUSのTITANでありました。ウィールはもっと小さくてもいいらしいのですが、このデッキサイズとトラックのバランスでは53mmなんですよ。やっぱりさすがだ。すべてに理由があるのです。