ライダー:柳町唯
デッキ:POLAR PONTAS 8.0インチ
トラック:KRUX 5.25
ウィール:SNAKES PORNO WHEEL 51.8mm
ベアリング:清水くんのおさがり
影響力のあるヤナさんのセッティングを拝見しました。ヤナさんといえば数々の名作DVDにパーツを持つニッチスケート職人であります。VHSMAGのパートとか素敵ですので観てみてね。少し前までは友人のスケートショップでデッキを買った人に貼ったグリップの余りを集めて自分のデッキに貼ってましたが、今回はかなり機能的にグリップテープを貼ってました。写真にはありませんが、ノーズ部分の先端はグリップを貼らずにもった時に指にダメージが残らない仕様。さすがだ。常にデッキと行動している人はやっぱりそういうところが気になるのよね。さすがだ。ま、デッキテープはよしとして、デッキはPOLARのポンタスさんの8.0インチ。POLARはTWSのBEST RANDってAWARD獲ってましたね。DIYからワールドワイドへの変遷を見守りたいと思います。POLARのデッキはそのグラフィックのシニカルな感じだけで人気がある訳じゃなく、クォリティーもすっごく良い感じです。木がカンカンです。このブランドは人気サイズも8.0インチオーバーの方が需要が高い。ブランドによってそういう点も変わってくるのでショップで見てると楽しいです。初めてのコンプリートはなかなか何を選んでいいのかわかりませんが、インスタントではご予算だけじゃなく、ご来店の方でしたらそのスタイルなんかも参考にしてデッキやパーツをオススメしてます。ティピカルなケースだけじゃなく、「この格好でこんなデッキを乗ってるとわかってる人がハッとするよ」とかね。ま、過去に一度計算機を叩いたことがありますが、ショップにあるパーツで組むことができるコンプリートセットの組み合わせはゆうに何兆通りになっちゃいましたから。デッキテープだけで20種類あったとしてデッキ500種類で1万通り。トラックのメーカーやサイズやベアリングやボルトまで考えたらもうマジで無限の組み合わせができるのであります。あなたのそばにあるスケートボードはそのうちのひとつ。大事に楽しんでやってください。ま、それはいいとして、ヤナさんのトラックはKRUXであります。NHSの看板トラックはINDEPENDENTでありますが、このKRUXもかなり秀逸なトラックなんです。ちょっと前にadidas×silas×KRUXの三本線トラックが人気出ましたが、そこから普段もKRUXって人けっこう増えたと思います。ハンガーの穴が軽量化を促進してまして、強度はどうなのか聞いてみたら、スラッピー仙人のヤナさんが「問題ない」って言ってましたからまったく問題ないのでしょう。そしてウィールは最近リリースされたSNAKES PORNO WHEELの51.8mm。来ましたね、このサイズ。さすがのヤナさんサイズであります。ここまでこだわっているのかどうかやんわりと実態を見せてくれないですが、さらにベアリングは新横ローカルの清水くんのお下がり、って感じ。メーカーもわからない。一言で言うと「とらえどころのないセッティング」ということになりますが、それがまたヤナさんらしくて素敵です。