ライダー:RUA編集長のSHAMAくん
デッキ:オリジナルSHAMAシェイプ
トラック:independent 129std
ウィール:62mmくらいのクルーズ仕様
ベアリング:チェック不足
デッキはね、これはこのまま売ってるデッキではありません。そう。SHAMAくんシェイプですよ。京都の工房で使い終わったデッキを丹念に削りだしてリシェイプする。ボロボロのデッキも綺麗な木目が蘇り、また新しい使命を背負って生まれ変わる訳ですよ。素敵な話だ。でも考えてみれば効率的。デッキは最近幅広の傾向にあるので、リシェイプしても十分クルーズ用途に使えます。実際に乗せてもらったけどテールもちゃんと踏めるしターンも切れる。十分だ。しかもこの穴みたいに形状として個性を出すこともできるし機能的な何か新しいアイデアを組み込むことも可能でしょ。うん。いいぞ。でもね。やっぱり自宅じゃやりにくい。まずボロいデッキを綺麗に削るだけでも相当の木屑が出るし粉まみれになりますから。ジグゾーやサンダーもあると便利だし、それなりの場所の確保が必要になります。でも色々準備してでもやりたいね。好きなシェイプに好きなセッティング。これかなり究極系。もうね、デッキに目を奪われてトラックもウィールも良く見てないよ。トラックがINDY9の129ってとこまでかな。これからこういう「マイセッティング」が増えてくると思うよ。だってスケートボードの存在理由に限りなく近いから。そしてこういう型にはまらないスケートボードもまたよろし。でもさ、例えばウィールが8個ついてたら僕的にはスケートボードじゃなくなっちゃう。2個でもダメ。やっぱりデッキにトラック2つ、ウィールが4つに8個のベアリング。ここがフォーマット。これじゃないとスケートボードじゃない。このフォーマットから生み出されるクリエイティブな数々の事実。スタイルであったりアートであったり最新トリックであったり独特なバランスであったり。もうその辺は個々のスケートボーダーの感性次第です。そういう底知れない奥深さと広がりが好きでスケートボードがやめられません。