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instants戸倉大鳳といいます。

team_taihou

先日開催されたお台場ダイバーシティーH.L.N.A.&Wahoosでの20周年イベントに沢山の方がお集まり頂きました。個人的にはすぐにでも泣いちゃいそうだったのであんまり皆さんとお話もできず大変失礼致しました。ただ、ずっとずっと「やっぱりなー、やっぱりスケートボードなんだなー」って思いながらその日を過ごさせて頂きました。

沢山の先輩がいらっしゃるこの業界で、20周年で浮かれている訳には行きません。僕らはこれからもスケートボードをどっかりと真ん中に置いて、これから訪れるまだ見ぬスケートボードシーンを楽しみにしております。スケートボードを取り巻く環境は日々刻々と変化しております。ネットからの情報共有、SNSなどのコミュニケーションツールの発達、また先日のTAMPAでのユウト、ダイスケ、ケヤキの活躍なんかは、数年前までは誰も予想できなかった出来事です。必ずまた新しい扉が開きます。スケートボードは続けていくのです。「続ける」ってなんだか大変な感じがするかもしれませんが、僕はやめなければ続けているのと同じだと思ってます。人生色々あるし滑れないときも、滑らないときもあるかと思います。でもね、絶対にあなたのスケートボードは捨てちゃダメよ。誰かにあげてもいけません。家に転がっているスケートボードは必ずまたなにかのアンテナに引っかかります。またそうやってもう何年もスケートボードに乗っていない人はぜひまた乗ってみてください。あの頃とはシーンもパーツもセッティングも色々と変わって進化しています。またあなた自身も進化しているので、あの頃と同じトリックができなくたって必ずあの時と同じ気持ちにはなれるはずです。これから始めたい人も、しばらくやってなかった人も、毎日ガリガリ滑っている人も、全てのスケートボーダーのお役に立てるよう、インスタント各店ではそれぞれの持ち味を活かして皆さんのお越しをお待ちしております。

あら、脱線した。今回はタイホーのご紹介をしたいと思ってます。

戸倉大鳳って言います。浦安の舞浜スケートパークに行った事がある人はかなりの高確率で会った事があるはずです。塩浜のパークでもガッツリ滑りこんでおります。インスタント発祥の地・浦安では、1995年の創業からローカル達の滑る場所を探し続け、署名活動からはじまった舞浜パークの建設を持って僕の役割は果たされたと思いました。でもね、それがゴールじゃなかったのよ。ローカルも時代によってメンツも変わるし、需要と供給のバランスも変わってくる。ここ数年で松崎市長や末益議員に再度話を聞いてもらい、パーク拡充に大きく前進したのは先日ご紹介したとおりです。そんな中で舞浜パークで滑るキッズを見て「なんだかあのチッコいのスケボー上手いねー」って思っていたのがこの大鳳。最近グッと身長が伸びてきましたが、まだまだ育ち盛り、跳ね返り盛りの中学生。たぶんライディングを生で見ると驚くと思います。もう完全に「スケートボーダー臭」がプンプンするのです。スラムにも負けず、人一倍負けず嫌いで、まっすぐにメイクに向かって突き進む。色々な意味で、必ず次の扉を開けて行くライダーに成長すると信じてます。僕の友達では最年少ですが、僕は沢山のことを大鳳から学んでます。

大鳳の加入でinstantsも25人となりました。実はDJ COSも入れて正確には26人。多いのか少ないのか僕はそういうことはどうでもいい。「まだまだもっとスケートボードの近くに居たい」って僕の想いを理解してくれる仲間たちだと思ってます。さらにこれからinstantsも進化していきます。今後の進化もお見逃しのないように、スケートボードを続けて頂きたいと思います。