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だいぶ夏の感じ。

晴れてれば夏なんすけどね。

最近はいろんなことが起こります。公私関係なく本当にいろんなことが。先日は次男とリス園に行ってきました。ここはオープン直後がかなりヤバイのですよ。朝食前でお腹を空かせたリスたちがもう手乗り肩乗りで餌をもらいにやってきます。僕は7匹乗せました。なぜだかかなり怖いです。耳たぶかじられそうでね。昼過ぎにはひとしきり餌をもらって落ち着くので平静を取り戻しますが、朝のエサ取り競争はハンパないっす。「チャーリーとチョコレート工場」のセレブパパの気分がちょっと味わえます。

ガッツリ晴れた平日に、錦糸町の名店「おおむら」の若旦那のオザと、元STORMYの最強スタッフだった神長と九十九里にドライブに行ってきました。天気予報に反してものすっごくいい天気になっちゃって、男三人で夏を先取りしてきました。路面の八百屋は店先に山盛りのスイカ。千葉の富里はスイカの名産地ですっげーデッカイのが1500円、スーパーに並んでいる一番デカイくらいの大きさで1000円。おじさんとちょっと話したら1500円の大玉を1000円で売ってくれました。見切れてるところに積んであった新たまねぎがネット700円ですっげー入っていた。そっちも買えばよかった。って買い物に行った訳ではありません。

まず最初の訪問地はこちらのレジェンドスポットであります。そう。蓮沼海浜公園ね。ここは25年以上前からかなりの回数通っておりまして、当時は月に3回行ってたこともありました。ヒカリやスズタカや劇団くんのVGクルーやダイコンやワタルや熊本くん、目黒のムラジュンにマサにローカルのマラオらと、本当にもう数えきれないくらい行きました。貴重な同級生のタクちゃんに初めて会ったのもここだったし、カービングでトラックが初めてかかったのもここでした。タケシがカービングでデッキが飛び出してスネでグラインドをかけて生骨を初めてみたのもここでした。次号のSbでもちょっと書かせてもらったのでチェックしてみてください。

やっぱり蓮沼と言えばこれ。そう。路面の赤がウィールに着いちゃうのね。これは以前とまったく変わらない。もう足腰ガタガタなんでちょっと流しただけですがやっぱり赤くなりました。現在の蓮沼は津波で負ったダメージをローカルの皆さんが修復してしばらく経ち、補修箇所もクラック入って経年劣化の路面はもうかなりおろし金に近い感じ。コケたら転がるべし。ザーッとこけるとかなりリスキーです。でもやっぱりかなりミラクルな場所ですよ。ダイコンがADでトップにかけてた壁なんてマジはんぱないっすから。浦安のスーパーミニランプ好きの方は確実に攻められます。ぜひ。

先日のフロントサイドグラインドはオザでしたが、一緒に行った神長のセッティングがこちらです。神長は原宿STORMYの名物スタッフで当時はかなりお世話になりました。あまりにアグレッシブ過ぎて、ベロベロで登ったビルのシャッターから落下して腰の骨とかボキボキにしちゃってだいぶ入院してましたから。今もちょくちょく遊びに来てくれて今度は釣りでもご一緒したい。トップウォーターマニアであります。ま、それはいいとして、デッキはREAL。これあったなー。スゲー太いのよ。8.75~9インチくらいあるかな。ハレー乗りとしても有名な神長のことですから、サイズもあるけどグラフィックで行ったな。ものすげーピッタリ来てるわ。革ジャン来てサングラスなデッキだね。

良く見てね。合わせてあるINDYの156ですがちょっと違うのわかりますか?そう。これたぶんSTAGE6か7かと。だから159じゃなくて156。このハンガーの形で広い4穴って6だったか?INDEPENDENT本で誰かチェックしてみて。この時代のINDYってもう重いトラックの代名詞みたいな感じで、動きと重厚感、そしてブランドイメージでかなり乗り手を選んでおりました。神長がこのデッキだったらこのトラック以外のチョイスは考えられないね。そしてウィール。良く見たらこれALVAのSTREET SKINS。63mm?硬度はたぶん95A。これもまた気がつくことありますか?そう。こんなにでっかいのに「SKINS」ってネーミング。当時はウィールはかなり大きめのものばかりでこれがリリースされたころはPOWELLのT-BONESが67mm、HOSOI ROCKETが63mm、と大きなウィールが多かった。ALVAのは確か60mmと63mmがあったと思うけど60mmっていうのが周りに比べてちょっとシュッとしてるからSKINSって名前なんすかね?ベアリングはもちろんBONES SWISSであります。ま、機械好きはこれ以外のベアリング使ってないかと思います。ラビリンスじゃなくセラミックじゃなくSWISSなんすね。これも話長いので今回は省略。全体的に見て僕は神長とデッキを見比べてニヤッとしてしまいました。神長も足腰ガタガタなんですが、当時からのビリビリしたスケート魂は少しも変わっておりませんでした。ま、スケボー見て勝手に決めんな、って話しですが。

で、たいして滑ってないのにチャッチャッと撤収した我らが向かった先はこちらのBlucoのオフィスであります。青木さんと初めてお会いしましたがすっげー素敵な方でした。少し先輩でブランドを始めるいきさつから当時の事まで色々話すことができ、かなりBIGUPでありました。もう今日から「先輩」って呼びたい。実はどうしても欲しかったコーチジャケットの試着に行ったのですが、Blucoの色々なアイテムのコダワリを教えてもらって相当好きになっちゃったよ。コーチジャケットをいくつかゲットしたのですが、またすぐに行って今度はパンツを・・・・。と膨らんでしまう場所でありました。Blucoのアイテムはどれも素敵でした。あと10kg痩せればなんでも着れそうだ。

神長おすすめの定食屋で遅めのランチを食べて近くの聖地を見学に。今は閉鎖されていて滑れないそうですがこのパークは建造物としてかなりグッと来てしまう設計であります。もういろんなイメージしましたが最後にハイサイドしてぶっ飛んで血だらけってオチばっかり。これ相当スピード出るよ。マジで。いつかまた滑れるといいのにね。

蓮沼のオザのフロントグラインドの寄りの映像はこれで撮影しました。GoProにGOWORXのハンドル。このハンドルはGoPro専用のハンドルで、やっぱりスケートの撮影はこのタイプが一番しっくり来ます。バーも使ってますが、スケートはこちらがおススメです。そして、実はこのoriginalhandle by GOWORXってハンドルですが、インスタントが日本では初めての正規ディーラーとして近日ご紹介できる運びとなりました。あと1~2週間くらいしたら到着予定。詳細は決まったらまたwebショップなどでご紹介します。お楽しみに。そうそう。GoProってかなりいろんなことできるよ。BerricsでもSLSでもかなり活用されているし、サブ機としてじゃなく十分メインで使えるかと思います。

ショップのビーサンが気付いたらだいぶ在庫が減ってました。気になる方はお早目にどうぞ。ちょっとサイズ欠けてきましたけどこちらでご紹介してますのでぜひ。そうそう。吉祥寺ストアではwebストアにはないサイズも在庫してます。1,300円でかなり爽快であります。

こちらはT19×BOREDのベアリングオイルであります。僕もチャリに乗るのでBOREDの名前は良く耳にしておりました。いつか伺ってみたい場所であります。脱脂してこれを指すともう別物になっちゃうみたいすよ。たぶん神長は気になるはず。もちろん僕も気になっております。吉祥寺にはパーツクリーナーがあるので脱脂して注油もその場で出来ます。

NIKE SBからはモリモリとNEWアイテムが入荷しております。夏っぽいカラーですっげー素敵。この画像の後にもINDEPENDENCE DAYシリーズのTIEDYE3種がご予約受付中でもうどれ行っちゃうか迷う方も多いかと。僕はDUNK HI気になるなー。TIEDYEの。シューズ欲しくなった時の呪文は「足は二本、足は二本」ですが、また今回も呪文の効果はなさそうです。

そしてこちらはEvisenのNEWシリーズです。激アツす。このグラフィックで相当やられてしまいました。HAMハンパねえ。サイズも色々揃っておりますのでみんなで胸張ってドメスティックブランド乗りましょうよ。デッキってさ、やっぱりなんでそれを選んだのかって理由がないとね。インスタントには「デッキはドメスティックのブランドから選んでシーンを応援したい」って人いっぱい居るのよ。デッキを買うってことはそのブランドを応援するってこと。もちろん自分の好みのサイズやスペックでブランド関係なく選ぶ人もいます。それはそれでいい。でも長くスケートボードやってるとやっぱりなんで滑るのかっ、ていう理由を自分の中に探すことがあるのです。そしてそういう思いを胸に秘めた同じ日本のシーンで育った奴らが居る。デッキでもアパレルでもシューズでもパーツでも、ただそこにあるのではなく、それぞれがそれぞれに沢山のスケートボーダーの理由と経験を元に生み出されている訳なのです。だからデッキを選ぶにしてもスケートボーダーとしてのプライドを大事にする人が多い。「細かいサイズやスペックよりも、このブランドを応援したいからこのデッキ」ってなんだかすっごい漢気を感じてしまうのですよ。僕は。

スケートマガジンからもそういう漢気が漂ってきます。スタイルが違うマガジンでも根底にはやっぱり「スケートボードってすごいんだぜ」って意思を感じる。ま、読んでみてよ。じっくり写真を観てその写真が撮られるまでのストーリーを想像してみてよ。たぶんわかるはず。

珍念来たよ。お休みはオミちゃんと一緒だぜ。あんなに小さかったのにもうお嬢ちゃんになっちゃったよ。時間は確実に過ぎていくね、っていつも教えてもらってます。たまには一緒にスケート行きたいなあ。

アマちゃんも家族で。二番目がもうこんなにおっきくなってたわ。僕は長男高校生で次男5歳なのでかなりタイムラグがあってどちらの世代もわかるけど、やっぱり子育てってその瞬間瞬間を楽しむのがいいよね。特に初めての子育てはテンパったり追い込まれたり苦しいこともあるけどさ、どんなこともすぐに終わっちゃうのよ。だからその瞬間を精一杯楽しむのよ。子育てだけじゃなく毎日をそうやって過ごしていきたい。

ショップのバックヤードは静かなときにはアキラと無言でカチャカチャしてますが、撮影帰りのみんなやローカル達のタイミングがあったりするといきなり祭りになってきます。ユウトらはバックヤードにある差し入れで頂いたお菓子は全部食べちゃうのよ。旨そうに食べてるの見てるの楽しいのね。どんどん成長しとる。スケートショップってそういうスケートボーダー達の社交場でありたいな、っていつも思ってます。バックヤードは僕らの仕事場なので基本ライダーやスタッフしか入れません。また商品入荷や撮影してたりして入れないこともありますが、狭いのにほんとにみんなよく来てくれてうれしいわ。松本はX残念。また次回やるぞ。

また先日のお休みで出かけた先で友人のショップに寄らせて頂きましたよ。横浜中華街のRIXであります。ジョウフくん素敵でした。地元を愛するローカルで家族を守る父ちゃんでした。グッと欲しくなっちゃったものもいっぱいあってまた近々寄らせて頂きたい。お近くにお越しの際にはぜひ。

吉祥寺の先輩はクルーザーを組みに、おっと、クルーザーではなく本気のスラローム用を組みに来てくれました。クルーザーとスラローム用ではちょっとセッティングが違うのよ。ま、詳しくはまたいつかご紹介する日がくるかと。僕も探しているのがあるのですがなかなか見つからなくてね。なんかスラロームやりたいのよ。

こちらは吉祥寺の兄貴のタクちゃんのNEWセッティング。タクちゃんは浦安ストアが出来た当時から来てくれているローカルで、その後吉祥寺に引っ越してその後にインスタントも吉祥寺にって流れで、珍しいダブルローカルなのでありますよ。BMXのライダーで当時はチャリ用の頑丈なスケートシューズを探しに寄ってくれておりましたが、吉祥寺ストア開店もあって40を過ぎてからスケートデビュー。マジでまっさらな状態からのゼロスタートでありました。でもね、最近ではフロントサイドグラインドの話ししたり、「行く度に新しいトリックが見えるんですよ」って。そうなんですよ。いつから始めても絶対にスケートボードはあなたに合った楽しさがあるのです。始めるのに早いとか遅いとかありませんからね。いまグッと来た人はすぐに始めて見てください。インスタントではそういう方を全力で応援しますから。おっと、脱線。そのタクちゃんはBMX育ちなのもあって実に発想がユニークです。ちょっと長いKROOKEDのセミロングをクルーザーに使っていたり、デッキの幅やウィールの質、そしてグラフィックを含めたイメージをすごく大事に考えています。もうここまでに実に沢山のデッキやパーツを試してますが、最近組んだこちらのセッティングはその集大成を言ってもいいかも。

デッキはCREATUREですよ。もうナバレッティー大好き。このモデルはシリーズの中で一番タイプの女性で選んだらこのサイズに。まだ先のリリースだったのもあって、日本上陸前から予約して「入荷したらすぐに教えてください」って感じですから。さすがだ。もう頭の中ですべてが決まっているのです。INDYは軽量のFORGED HOLLOWの149。ウィールはBONES STF。SPITFIREのF4も使い倒しておりましたが、今回はBONESがしっくりきてる模様です。自分で細かくメンテしながら使っているNINJA KIKSもバリバリ現役。やっぱり機械好きっていいね。使い方っていうかモノに対する意識が違う。レールバーもCREATUREなのですが、これ探すの大変でした。でもやっぱり組み上げてみるとかなりビチビチに隙がないセッティングになりましたよ。余談ですがこのデッキはシルクスクリーンプリントでした。タクちゃんはそれを僕とふたりで見てニヤリとするスケボー変態オヤジ仲間なのであります。

また先日、あまり足を踏み込まない銀座に行ってきました。このPIONEERの新作ヘッドフォンのリリースレセプションにお邪魔してきましたよ。VHSMAGの新作映像も観れて、ビールあってFOODあって、行ったらみんな知り合いで、BOLDLINEの堀内さんやタイミング合ったコヤちゃんも合流してくれて、すごく楽しい時間を過ごすことができました。新製品って気になるね。アンケート書くと抽選で当たるっていうのを真剣に書いてきました。使ってみたいし。当たりますように。

とても色々なことがあったここ数日でした。突然、友人の弟が旅立ちました。友人の弟っていうよりもスケボー持って一緒にプラプラしてた仲間です。そして日本のスノーボードシーンをライダーとして切り開いてきた天才です。instantsクマと同じ30代半ばでまだまだこれからなのに。コヤさんと色々な話をして色んなことを考え過ぎて帰れなくなりました。結論は出ませんでしたが色々なことを教えてもらった気がします。僕らはこの瞬間を生きてます。

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