やっぱり来てしまいました。梅雨入りでございます。
個人的には嫌いじゃないのですがやっぱりスケート目線で行きますと梅雨は滑れなくて悶々とするシーズンであります。やっぱり滑りたい時に滑れるのがスケートボードの魅力のひとつでありますから、雨で滑れないと元々忙しくて滑れないだけなのに雨のせいにしちゃいます。それでも最近は室内パークがチラチラ出来てますので車でビューんっと滑りに行っちゃう大人スケーツも多いようですね。梅雨の時にはスケビ見まくって脳内スケートでイメージを固めるのがいいすね。初心者の方にもかなり効果的だと思います。スケートボードのトリックはある程度上手くなるとミラクルが発動してくるのですが、基本的は頭の中でメイクのイメージが出来ていないと実際にメイクすることが難しいかと思います。オーリーにしても「どれくらいのスピードでスタンス合わせてからしゃがんでテールを蹴って前足を・・・」って段取りを頭の中で正確に自分の身体がどう動くかを合わせてイメージ出来ないとダメなのです。ま、実際にはイメージ出来ていても現場でやってみるとイメージ通りに行かない事の方が多いのですが、まずはメイクのイメージが大事なのは確かかと。中には身体に覚えさせる感じのがむしゃら系の方もいらっしゃいますが、できるだけ効率的に行くのならイメージ先行がよろしいようです。雨の時にはそういうイメトレがオススメよ。フィンガーボードも元々はそういう風に使ってました。フィンガーボードってずっと昔からあるものじゃなくて、プラスティックのノベルティーのキーホルダーのチェーンを取ってデッキテープ貼ったりして自分でカスタムして実際のスケートボードのイメージを指で体現したのね。みんなでよくVGでやってたのよ。それが面白くってスケートボーダーに広まって来てTECHDECKみたいなメーカーが出来て爆発的にポピュラーになっていくの。もうあのプラスティックのないかね?VISONのサイコスティックのがステッカー封印箱に入っている気がする。ちょっと探してみよう。
店頭には天気に関係なく続々と新商品が入荷してます。人気のBRIXTONはキャップやハット、Tシャツなどハイサマーアイテムが揃いました。キャップいいね。はやくカラッと晴れないかね。NIKE SBの新作やセールデッキなども続々到着しておりますのでお見逃しなく。
で、スケートDVDの最新タイトルがこちら。最近はね、またスケートDVDをご購入される方がグッと増えました。みなさんご存知のように現代は映像データを簡単にインターネットで世界に向けて公開することが可能になってます。その特性を最大限に使ったBERRICSやTHRASHERをはじめとする各メディアのVIDEOコンテンツなど、全世界同時に配信することが可能です。ちょっと前にあるプロライダーが言ってましたが、アメリカに居ても、中国ツアーに行っても、ブラジルデモに行っても、世界中どこに居ても会話の始まりは「この前のBERRICS観た?」って会話だそうです。確かにfacebook見てもtwitter見てもSNSはそういう映像コンテンツの拡散がすごく多いし、僕もよくその輪の中に入ります。正直なところ、そういうフォーマットが出始めてからスケートDVDは相当販売数が落ちてきた気がします。力のあるメーカーは充実した内容のフルレングスDVDをデッキやシューズにFREEで同封したり、煙草買うくらいの金額で販売したりもしました。webで見れる映像は今やどこで何を観ていいのか分からない位、長さやテイストもバラバラのものがあふれてます。ビックコンテストなんかはリアルタイムで生中継だしすぐに映像コンテンツにまとめられます。少し前では想像も出来ない便利な世の中になってきました。でもなんで最近またスケートDVDが人気出てきたのでしょうか?僕は僕の中でその答え見たいなものがあります。実際に自分でDVDを購入したりもします。購入する人それぞれにそれぞれの理由があるかと思いますが、スケートDVDにはストリーム映像にない魅力があるのかと思います。まだ答えが出てない気がしますし今後もどんどん進化していく過程なのでしょうね。
ここ最近はキッズコンプリートセットが人気です。毎週末に売り切れてしまう位、スケートボードをはじめるキッズが増えているのかと思います。少し前にピークを迎えたキッズボーダーブームですが、実はピークなんてなくてずっとそこをキープしているのかもしれませんね。セットだけじゃなく、デッキからパーツを選んで組んでいく方も多いのです。僕はいままであんまり経験したことないくらい。プロショップって敷居がちょっと高いと思われているけど最近はそんなの全然関係ないね。いい環境になってきました。パークも滑れるスポットも増えてきてシーンというかカルチャーというか次世代を背負う層が充実してきたのかもしれません。
こんなデッキも入荷しました。ZのARRON MURREYモデルです。これ80年代スケーターはピンとくるDOGTOWNのARRONシグニチャーのシェイプをサンプリングしております。リイシューじゃないのよ。サンプリングしたNEWモデルなんす。個人的になんだかかなりハイブリッドされててすごくカッケーと思いました。ノーズ長くなってウィールバイトもしないし、これかなり乗れちゃうんじゃないかと思います。工場も信頼のwatsonだしクォリティーも保証付き。40代の昔滑ってた人はこのデッキで復活してもらいたい。スケートカルチャーの伝承に一役かってもらいたい。個人的な感覚なんですが、スケートカルチャー伝承には一部のインフルエンサーとは別に、ローカルレベルのスケートオヤジが絶対に必要だと思ってます。今滑っている人はキープし続けられる環境を守り、昔滑っていた人はまた気軽に復活してください。スケートボードはやっぱり楽しいから。
店頭でデッキを組みに来た少しアダルトなお客さまがじっくりとデッキを選んでおりました。もういろんなデッキをじっくり見て最終的にはこちらのデッキにお決めになりました。用途はクルーザーでかなり個性的なビジュアルを望んでおられましたので、まさにびったしなデッキであります。デッキとTシャツとステッカーはスケートボーダーにとって自分をより表現できるツールだと思います。やっぱりDEATHWISH乗っている人とPREMITIVE乗っている人はビジュアルからして違うし、TシャツもAltamontの薄手のVネック来てる人とT19着てる人ではテイストがちょっと違う気がします。同じデッキに乗っていてもステッカーの貼り方でだいぶ個性が出るし、貼ってあるステッカーの内容でいろんな情報が伝わるものです。そんな話をしながら選んだデッキですのでもう乗り手のビジュアルにマッチするセッティングを念頭に入れて組ませて頂きました。
基本的にはお客さまにお選び頂きましたいくつかのパーツをそれぞれご説明させて頂き、サイズバランスや用途に合わせたおススメなどをお伝えして最終的にはご自身でパーツもお選び頂きます。組み上がったデッキがあまりに素敵でしたので組みながら拝見させて頂くことが決まっておりました。デッキは10インチよりちょっとありました。10インチのグリップテープだとちょっと幅が足りないの。普段使っている9インチのだと2枚必要。でも中央に線が入っちゃう。インスタントでは12インチってグリップテープもありますし、色々お選び頂けます。ま、それはいいとしてトラックはINDYのSALBAですよ。149。このサイズかなり悩んだ。159も行けるかなって思ったけど。ウィールをSPITFIREのCARDIEL58mmにしたあたりでもうSALBAしかないな、と。ワイドなデッキでもクイックに動けるクルーザーが出来たかと思います。ホイールベースはそれほど長くないので、ランプやパークも楽しいかと思います。これでスケートボードを始めていつの日かまた二本目も選びに来て頂きたいと思います。
富山のパークのコンテストに出場していた銀平が帰ってきました。パークはとても考えられたすっごい楽しいセッティングだったようです。またコンテストもすっごく楽しかったそうで「いままで食わず嫌いだったすねー」って言ってました。コンテストってその場の雰囲気や会場のセッティングもありますが、僕の意見からすると結果がすべてではないのです。遠くから電車やバスで現地に向かって知らない人がいっぱいの中でちょっと緊張して滑ったりして普段のスケートライフとは全く違うベクトルがあります。予想しなかった出会いがあり、予想しなかった緊張があり、予想しなかった楽しさがある。行かずしてそれは経験できません。一度行って面白くなくても次は面白いかもしれません。ま、無理に出る必要はなくモチベーションと流れを自分なりに検討して、ぜひコンテストにも出場してみてもらいたい。コンテストのMCをしているから、って訳じゃないっす。いろんなスケートライフを味わってもらいたいってこと。いろんな味を知ってる方がスケートライフはより深まるのは確実です。いつか銀平の出場するコンテストでMCする日が来るかも知れません。楽しみだ。
この梅雨前の灼熱っぷりはハンパなかったすね。30度とか久々だとそれだけでかなり体力持って行かれます。チャリもテリテリで日焼けがかなり実感できるシーズンです。もう梅雨入りしてしまいましたが、雨もまた必要です。適量降ってなるべく早く梅雨が終わって滑りたい。ま、もうすぐですね。真夏は通勤チャリがかなりヘビーになってきます。
やっとはじめてキャメルピザにいけました!神田JUICEの佐久間が誘い出してくれたのですが、実はずっと行きたくて食べたいものもいっぱいあって、すごく楽しみにしてました。乾杯してプロシュートつまんで話し始めたら佐久間の話しが面白すぎて夢中になって、さらにローカルのinstants正智や重鎮ウッチーもやってきて、あれよあれというまに深夜になってしまいました。ガッツリ話してモノ凄い充実した時間が過ごせました。帰り道に気がつきましたが、僕が食べたかったものひとつも食べてなかったよ。クリに聞いたサラダや食べたかったピザもなにも食べておらず。今度またリベンジ行くぞ。タカヨシくん、よろしくね。
色々進行中でありまして最近は本当に打ち合わせが多いす。打ち合わせも店だったりどこかのオフィスだったり居酒屋だったりしますが、僕はファミレスの打ち合わせが好き。もうメニューとかじっくりみちゃうもんね。この日は新宿チャーリーとデニーズだったのですが、フェアーのアジア食をオーダーして最後にデザートまで頼んじゃう。かなり贅沢な時間な気がするわ。ま、旧友との打ち合わせなので気分的にだいぶホームな感じだからですが。
こちらはinstant吉祥寺ストア店長 サトルのセッティングであります。まずはじっくり観察してみてください。漂うテダレの雰囲気わかりますか?もう顔も姿もライディングも見ずに「この人上手いな」ってオーラがデッキから出てる。デッキのスライド痕、トラックの削れっぷり、ウィールの減り方、ステッカーの意味合いや貼り方まで、すべてにおいてスキがない。僕がサトルって知らないでこのデッキを見たとしてもたぶんすぐに「これサトルのでしょ?」ってわかる自信あります。だって今までずっとサトルにデッキを見続けてるからさ。あとセッティングのサイズバランスから考察すると、かなりプッシュが好きなタイプってこともわかります。ウィールの大きさと減り方ね。
ウィールってトリックの練習ばっかりやって磨り減るのと、プッシュもガンガンしなら色々なトリックをして磨り減るのと、ちょっと減り方に違いが出るのよ。細かくは教えないけど、僕わかる。これはすっごいプッシュする人の減り方ね。トラックなんかはもうこれは完全に育ててる感じします。ハンガーの削れ方もこんなに綺麗に減ることって滅多になくて、どうしても得意なトリックや好きなスポットに偏りが出るのでトラックやデッキやウィールの減り方にも偏りが出て行くのです。でもね、サトルの減り方にはまったく偏りがない。トリック的にもスポット的にも。こういうデッキに乗っている人は、どこでもプッシュでガンガン突っ込んで見つけたスポットで鬼攻めして、またプッシュして次のスポット見つけていく、ってスケートを日々やっている人なのよ。わかるかな。デッキはPASSPORTの8.0。かなりガッシリした男らしいデッキです。トラックはTHUNDER147loサトルはACE03かこのTHUNDER147loが多い。そしてウィールはOJ3。これかなり調子良いらしいっす。ベアリングはBONES。PIGSTYのステッカーいいね。僕も貼る。
浦安ストアには最近instantsコニや銀平もシュートしてるフォトグラファーTANEちゃんがやってきました。石井ちゃんやマサのZINも預かってますよ。色々な話しが出来てタネちゃんの本気を感じました。楽しみなこといっぱいです。そしてすかさずプレゼントキャンペーンの抽選にも参加してもらいました。やっと抽選もエンディングが見えました。もうすぐ発表できるかと思います!って今年も6月になってしまってる。半年周期ってペースだとすぐに一年経っちゃうね。
こちらがタネちゃんのZINであります。白黒バージョンを店頭で配布しております。気になる方はぜひご来店の上お持ちください。また1.000円にてカラーバージョンもご購入頂けます。僕もカラーの見せてもらいましたが、やっぱり迫力とかぜんぜん違うし、同じ画像でもこんなに違うのか、って感じしました。もちろんモノクロが好きな方もいらっしゃるし、作品は観る人が定義していけばいいと思いますが、僕はカラーにかなりグッときました。
雨ですね。先日近所の深大寺にプラリ。なんか行っちゃうのよ。本当は薔薇を観に行きたかったんだけど、神代植物園が5時までだったので4時半くらいに到着したら「入園は4時まで」ってことでチン。ヤケクソでカキ氷食べてソフトクリーム食べてお参りして帰りました。薔薇展はその日が最終日でした。
吉祥寺ストアは今日は定休日。浦安は雨ざんざん。水曜塾はどこに?