INFORMATION

UNTY POWER4

連休は天気悪かった。この時期はすっきりしないこと多いね。

この時期はHOLIDAYラインの入荷の時期です。寒くなる直前にまた新たしいアイテムが続々と入荷してきます。昨日はBRIXTONのHOLIDAYラインがどっかりと近日webストアも更新する予定ですのでお楽しみに。またPOLERの新作も続々到着しております。そしてそして、そろそろNIKE SB×POLERのアパレルラインが全モデル入荷予定です。僕も個人的に楽しみです。ひとつ欲しいのあるんです。アパレルやシューズだけじゃなくデッキも新作が続々です。店頭で最新モデルをチェックしてみてください。ズラッと並べるとそれぞれのモデルが本当に個性的でアーティスティックでグラフィックに込められた主張や思いや作戦やテイストが診ていてすごく楽しいです。意味のないグラフィックのデッキは一本もないのであります。

こちらはinstantのNEWコインポーチ。石巻のCREAM UNITEDの松川さんとやらせて頂きました。これがまた手に持ったしっくり感がいいのです。製品としてすごくアイデアとセンスに溢れているのですが、実はこのコインポーチは震災で津波の被害を受けた石巻で作られているJAPANメイド。松川さんと色々話していて東京に住む僕には想像も出来ない現実があることを知りました。時間は経っても応援する気持ちは忘れないでいたいと思います。このコインポーチはショップにお越しの方は大体こうやって全部並べて選んでいかれます。表も裏もチャックもプリントもすべてアソートの特別企画。基本的にワンオフカラーなのでwebショップではなく店頭のみで販売しております。本当は年末くらいまで並べていたかったのですがすでに3/4くらいは売れてしまって残りも少なくなってきました。気になる方はお早めに。

そしてこちらは吉祥寺ストア店長のinstantsサトルのセッティングであります。サトルとの出会いは家の近所の公園スポットで。もうどれくらい経ったのか。最初に撮影に行ったスポットでスラムして、顔面流血からのクリーンメイクはまだ鮮明に覚えております。サトルのスタイルはとにかく自然体。あるべきスピードであるべき角度からあるべきタイミングでテール蹴る。流れるようにアプローチからメイクまで。リズムがあって美しい。おっとほめすぎた。でもそういうスタイルって練習して出来るものじゃなくて自分自身の個性に近いものだから、サトルに接した人はそういうスケートスタイルも納得いけるかと思います。スケートはそういうところがまた魅力的ね。だからある程度滑っている人たちはライディングでだいたいどういう人か伝わる何かがあるのです。たまにすっごいギャップある人もいるけどね。デッキは最近ちょっと太めになりました。8.0インチくらいを乗ってます。デッキはPOLITIC。8×31.75インチ。そういえばサトルはBRIAN BROWNっぽい感じもするね。どんなに練習しても生み出せない動きもっている。

トラックはもうずっとLO好きなんですね。最近はACE03かTHUNDER147LOを乗ってます。今回はTHUNDERか。サトルもかなりカーブゴリゴリ派ですのでトラックもご覧の通りお見事なしごきっぷり。LOだとキングピンが・・、とかウィールバイトが・・・とか全然気にしてないっす。プッシュして突っ込んでゴリゴリっす。ってスタイル。いいなあ。とても素敵だ。ウィールはSPITFIREのF4。52mmかな?サトルといえば53mmだったのですが、最近は新品52mmくらい?その辺ちょっと確認。ベアリングは聞くの忘れたけど大体予想できるぞ。サトルのセッティングは完全に街仕様な感じです。ちょいウィール大きくてLOトラックでややワイドなデッキ。先頭グループな感じしますね。さすがだ。そうそう。サトルはinstant吉祥寺ストアに居りますのでスケートボードのセッティングやトリックに関してどんどん聞いてみてください。サトル定規のアドバイスかなりいけてます。

ショウタのエントリーにもありますが、先日、武蔵野市のスケートパークのイベントのMCをさせていただきました。台風連発からのミラクル晴天。かなりグッと来ました。午前中はスクールで豪華先生陣による的確なスクールが開催されて、こちらは4回のスクールが毎回定員となっておりました。コンテストには武蔵野市長にもお越しいただき、なんと表彰式にもプレゼンテーターで。さすがだ。これからよりスケートボードへの理解が深まり、シーンの底上げに市政が加わること、とてもうれしく心強く思います。

ほらこの豪華面子。mippちゃんにショウタにコニに稜にテッチャン。ハンパない。無料スクールも午前の4回はすべて定員入れ替え制でしたが、先生達はずっとぶっ続けでしたからね。すげーなー、と思いながらみてました。

こちらは最近リリースされたDVD「TENGU」であります。個人的にはこれ今年の1番。なにがいいってなんか街の匂いがいい。ギリギリなことを平気でやってのけてゲラゲラ笑ってる感じがすごくスケートボードな気がしてね。ハンマーやNEWトリックもすごく魅力的だけど、僕はこういうの好きよ。おすすめ。

で、ユウトが来た。先のAJSA初優勝のお祝いに好きなモデルのスケシューを2足プレゼントしました。ま、すぐにぶっ壊すとは思いますがそれでいい。今回はなにやらデッキを換えている。そうなんです。ユウトはコンプリートセットを2種類使い分けてます。バート用とストリート用でね。バート用は8インチのワイドデッキに56mm装着してますから相当な安定感とスピードが。どれだけ進化してるのかまた見せてもらいたい。HIBRIDの動きも良くて各地のイベントなどにも顔出してるみたいね。いいぞ。ユウトは確実に先頭を突っ走っている状況ですので、とにかく自分を信じて突っ込むこと。ケガなどもありますがユウトは全然大丈夫。今週末のmapsのAJSAバートも骨折れたまま出場するって。どんだけ。

こちらがそのユウトのバートセッティング。デッキのサイズってよく店頭で初めてコンプリートセットを組む方に聞かれることが多いのですが、「太め=安定、細め=トリッキー」という図式だけじゃなく、サイズセッティングには実に様々な定規があるのです。たとえばこのユウトのバートのセッティングですが、足の大きさが24cmのユウトにはちょっと大きく感じる人もいるでしょう。でもね、ユウトは3歳から滑り続けて培った自分のゆるぎない定規をもっている。バートのコンテストが近くなってちゃんと滑り込もうと思ったタイミングで組みに来たのでこれはもうセメントセッティングですよ。珍しくグリップテープまで指定しましたから。「バートはグリップがきつめじゃないとコワい時があるんですよねー」だって。僕もこのセリフ言ってみたい。たぶん一生ないけど。ま、それはいいとして、サイズセッティングに関してはそうやって定規がある人はそれに従いますが、初めてのセッティングの人は自分の中に定規がない。さてそこでどうしましょう。そういう時こそプロショップの出番なのですよ。吊るしの格安コンプリートで始めて滑り込んで模索していく作業も悪くないです。実際にはそういう人が90%くらいかと思います。

でもね、マイセッティングへの最短距離はやっぱりプロショップで色々聞いてみることよ。サイズもそうだけどデッキのブランドイメージとかまでしっかり考えてアドバイスさせて頂いてます。あんまりスペックに左右されずに気に入ったデッキを「これ僕に合ってるのか」とか気にしないで練習できますからね。その安心感はプライスレス。なんてね。キッズスケーターの皆さんもサイズは気になるところでしょう。キッズデッキって言っても大きく分けて3サイズありますからね。未就学、低学年、高学年、って分け方してますが、体格や足の大きさは人それぞれなのでご相談頂ければ色々と。また、最近上手いキッズ達に人気があるのがやや太めで短いデッキ。これなかなか無いのよ。長さが短いと幅も小さくなっちゃうから。今のワイドデッキの流れはすでにキッズにも浸透してきて短いけどちょっとワイズがあるデッキが人気です。メーカーやモデルは聞いてください。グラフィックのチョイスは少ないですがレアなスペックのデッキがいくつかございます。

わっちょがアリちゃんと来ました。差し入れの駄菓子チョイスがなんだかすごく懐かしくてね。何年も前にインスタントの裏方を手伝ってもらっていたときに買出し行って選んできた駄菓子のチョイスにすごくセンスを感じたものです。このチョイスは適当じゃないんですよね。駄菓子道深い。さすがだ。

RAD龍も来たよ。お散歩チャリの完成度やばい。RAD龍のすごいところは頑固なのに柔軟。矛盾してるようだけどRAD龍に関しては本当にそう思う。変われる人。ずっと続けていける人。頑固なだけじゃ前に進めない。いつも背中で色々教えてくれます。そう言えば最近チャリツアーしてないね。ちょっと前にタイマンTAZツアー行っただけ。季節的には「オヤジだらけの下町食い倒れクルーズツアー」なのですが、実はちょっとチャリツアーもしたいのよ。だってやっとブリジストンのセッティングが出て踏みやすくなったから。RAD龍のスパルタツアーはキツイ瞬間もあるけどそれをはるかに凌駕する楽しさがある。チャリ面子で「オヤジは四捨五入で40になってから。チャリでも汗ダクでゲラゲラ笑いながらなんか旨いものでも食べに行こうツアー」を企画したい。チャリだと移動範囲も広いからかなり食い倒れできそうだし。

そして先週末は超楽しみにしておりましたFILMJAM。スケート映像の祭典。沢山の作品がみんなで観れて語れて楽しめる素敵なイベント。今回はヒデちゃんやあっちゃんに各地のフィルマーも加わってやっぱりギューッと楽しい宴になっておりました。僕は一人で行って場所わからなくてウロウロしてたらすぐにFESSノムさん発見。そしてすぐにチャーリーやナオキの新宿エンジョイ仲間もやってきて、会場に入ったらエントランスはchoiceコヤちゃんが。素敵だ。それぞれのスケートネットワークが絡み合う宴。僕は超楽しみにしていた映像があったのです。

それがこちら。そう。RAD龍のパートがSITAMATIのUNITY POWER4に収録されているのです。RAD龍はGONZと同級生のスケート暦30年。40も半ばを過ぎてさらに加速するスケート欲。毎週ローカルスポットSSPで自分に課したハードルに取り組む姿は僕にはピカピカ光って見える。今回はピンのパートですからそれはそれはシューティングもセメントマッチの連続でした。撮影中に股関節やかかとを痛めたり、狙っているトリックがどうしてもメイクできなかったり、僕はこのパートができるまでの過程をちょっと知っていることもあって、どういうパートに仕上がるのかが気になってしょうがなかった。この作品には関根くんや安田のてっちゃんにもっとんにタツマックスなど、かなり先頭集団のセメントパートが収録されており、そこにRAD龍もラインナップされてます。このキャスティングにまず感動。そして拝見したパートを見ながらちょっと泣いてしまったよ。となりで観ていたコニやモットンにバレないようにしてましたが、やっぱりスケートボードってすごいなーってひとり感動しておりました。45歳って年齢だけピックされるかも知れませんがこのパートはそういうことじゃない。自分で自分にハードルを立ててそれに真摯に立ち向かい乗り越える。仕事もある。家庭もある。日々の生活の中でそのハードルを乗り越えて、さらにまた新たなハードルを立てる。「ただ楽しいから」って言ってましたがそれだけじゃ30年は続かないよ。思い通りに行かない時もやめたい時もいろんな時があると思う。けどあきらめない。そこに芯を置く。おっと、長くなっちゃった続きはどこかでまた書きます。

紆余曲折しておりました通勤快速2号のセッティングが定まってきました。またチャリが気持ちよくなって来た。僕にとってはチャリもまたRAD龍マター。初めて乗ったのは7STARSで堀内さんの借りてでしたが、実際に自分のチャリを手に入れるにはRAD龍のフォローなしにはこのご縁もありませんでした。ひとりでは何もできません。チャリツアーいいなあ。

浦安のショップから家までの終電が遅くなって乗り過ごすことも減ってきました。でも終電って楽しいよね。ヒューマンスクランブル。この前なんてずっと泣いてる人が居た。つらいことあったんだなーって僕もなぜか泣きそうでした。別の時には網棚で寝てる人やバックの中身を全部ばら撒いたまま寝てる人も。みんなやってるね。

instants宴を考えてます。詳しくはまた。