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長月

８月も終わり。

今年はなんだか夏っぽいことあんまりできませんでした。それよりも8月があまりにすぐに終わってしまったことに驚いてます。時間は世界のすべての人に平等ではありますが、その感じ方には大きな違いがあるのかもしれません。学生の頃は夏休み長かった気がします。８月が終われば長月の始まり。もう秋になりますね。９月と言えばスケート業界はインタースタイルです。大きな合同展示会です。今回はスケートボードパーク前のブースをお手伝いすることになりまして、先日のエントリーにもあったアートデッキショップや各地のフィルマーの映像が観れるスペース。そしてスケートボードをピックアップする様々なフリーマガジンを製作する皆さんにご協力頂き、色んなフリーマガジンがペラペラと観ることができ、マガジンによってはご来場した方に配布させていただくスペースも作ろうかと思ってます。これがまた濃いのばかりで配布分が間に合えば色々揃えて取っておきたいものばかり。中にはバックナンバーまでご用意頂きすでに配布が終了してもうどこに行っても入手できないものや、印刷から上がってきたばかりの最新号も。アーティストや映像プロダクションもそうですが、スケートボードをピックアップするフリーマガジンがこれだけ揃うのはこの場ならではだと思います。画像はCOMPOSIT MAGAZINE。編集長が持って来てくれました。他にも大推薦のタイトルばかりであります！

まだまだやたらコーヒーづいておりまして、ほぼ毎日Lサイズ買っちゃいます。飽きっぽいほうですがコーヒーマイブームまだまだ続きそう。吉祥寺に気になる喫茶店あるのですが、行けるタイミングはいつも閉店してて今度は休みの日に狙いたい。カフェではなくて喫茶店が気になるこの頃であります。

夏休みもついに終わってしまいます。学生の皆さん、また始まるね。終わりははじまり。始まればおわります。そうやって時間が過ぎて経験値を積んで自分らしい人生を送ってほしい。おっと、話が大きくなりそうだ。吉祥寺ストアの成長株、テンマは夏休み前にデッキを新調し、やっぱり夏休みいっぱいは持たずにまたデッキを交換しております。夏休みで3本消化してました。さすがだ。それだけ新しいトリックを身に着けて、新しい楽しさを見つけていることでしょう。そうそう。今日は吉祥寺ストア初のBBQ開催日。天気予報も雨70％から今日のこの天気までドキドキの毎日でありました。おっと俺聞いてないぜ、って方はショウタかサトルまで。次回開催には僕もいきたい。

テンマのデッキもそうですが、シュンペイのシューズもまた寿命が短い。この前ご紹介したプロボストくんがもうこんなに。普通の人は穴の開いたシューズは履きません。でもね、スケートボーダーにとってはこういうシューズは日々のスケートライフがぎっちり詰まった大事な相棒ですからね。まだまだ滑れます。シューグーを嫌がるシュンペイいいね。

浦安ストアでは、偶然来店のタイミングが合ったRAD龍とSSPヤングガンズのアンドリューがスケートボードについて色々話しておりました。たぶん、トリプルスコアです。15歳と45歳。スケートボードもそういう蓄積がされてきたのですね。同じ土俵で年も立場も違う2人が話せるスケートボード。普通に生活していたらトリプルスコアの友達ってそうそうできるもんじゃありません。中学生、高校生の頃はやっぱり同じクラスの友達や同じ学年、ちょっと離れても部活の先輩後輩とかだと思いますが、スケートボードはこんな感じで15歳と45歳も一緒に遊べるし同じ土俵で話ができる。若い者はそこから新しい事を知り、礼儀やマナーを学び、年長者は経験を分け与え新たな挑戦へのパワーをもらう。ま、さすがにトリプルはそうそうない事ではありますが、スケートボードのそういうところが僕は好き。

アンドリューと同級生のユウトと松本も来ました。なんと松本は夏休みの宿題は作文を残すのみ。奇跡だ。ユウトは「宿題の話しはするな」というオーラ出てました。ユウトはテンマやシュンペイと同じようにすさまじいスピードでデッキもシューズもぶっ壊れてしまう。だから丈夫なシューズを良く知ってるのよ。デッキをHIBRIDのチームモデルに新調してパークが閉まる時間を気にして急いで出発してました。

こちらは久々にやってきたケントのセッティング。最近はお台場のパークも混んでるみたいで、スクールなんかはすぐに定員いっぱいになっちゃうそうです。さすがだ。スクール受付のキャプションがちょっと見たことある感じでしたが、そうやってスケートボードの輪が広がっていくのは素敵です。ケントはそこでパークの管理人というかスタッフとして常勤しております。イベントやデモやツアーが無ければ週に5日位は居るそうで、行けばかならず高橋賢人。ちょっと教えてってお願いすればチョロッとレクチャーしてくれるって。デッキはやっと届いたLesqueのNEWモデル。ずっと乗ってる8.25インチであります。そういえば最初に8.25インチを普通に乗っている人を見たのがケントでした。もう何年前になるのかね？太さを感じさせず普通に乗っているのをみてネクストジェネレーションを感じたものでした。個人的にはかなり衝撃的でした。いまでは8.25インチは全然太く見えないもんね。普通に乗っている人いっぱい居るし。そうやって時代は常に変わっていく。

ケントはね、ウィールは小さいのよ。いつも51mm。50mmでもぜんぜんOKって言ってました。ウィールのサイズもデッキと同じく好みは色々でありますが、大き目はスピードに乗りやすくラフな路面の走破性が高く、小さめは重量が軽くテールと地面の距離が短い、って特徴があります。ワールドトレンド的には「ワイドデッキ、スモールウィール」がかなり定着してきて、このケントのようなセッティングがまさに最前線なセッティングと言えるでしょう。関係ないけど、スモールウィール好きの仲間には、50mm愛好家のchoiceコヤさんと49mm愛好家のsonikヤケナっちがおります。49mmなんて探すのが大変だろうに。でもまたそういう波が来そうです。よかったね。またトラックはこの8.25インチ幅のデッキにTHUNDERの147や149を試してみましたが、最終的には147に落ちついた模様です。149も男らしくてカッコ良かったけど、ハンマーなケントが本気になるとすぐにトラック折れちゃうのよ。ピポットのところとか。147だと大丈夫みたい。ベアリングはThe BEARINGのX10。大好評のドメスティックベアリングであります。これ愛用者多いね。僕はまだ使ったことないですが、いつかトライしてみます。

シリーズ全モデル入荷したこちらのGIRL「SELECT SHOPシリーズ」これはGIRL20周年を記念してセレクトされたショップのみでリリースされる限定モデルであります。浦安ストアも吉祥寺ストアもかなり足が速い感じです。こういう記念ものは個人的にもグッと来ます。

そしてこちらはVENTUREトラックの最新モデル達。なんかDLXにディストリビューションが変わってからトラックの動きが変わってきた、っていうVENTURE好きの方が増えました。ちょっとなにか変わったんですかね？ライダー陣も超豪華でテックスタイルのヒーロー達がほとんどVENTUREにいる感じしちゃいます。インスタントではおすすめセットに使用しているVENTUREですが、色んな理由があるのです。全部は長い話になりますが、トラックだけじゃなくオススメのものにはすべてその理由がある。ショップで聞いていただければすぐにご説明させていただきます。長いけど。

こちらはMATIXのクージーです。今日は真夏でありますが、まだまだこれからもクージーの出番は沢山あります。今日のBBQでも大活躍していることかと思います。みんなと同じだと自分のわからなくなっちゃうからちょっと違うのほしくなるよね。

こちらは水曜塾前にプラリと登場したヤマさん改めコヤさん。いや、ヤマさんはかなり少数派だった。ま、それはいいとして、コヤさんは全盛期のAKIBAをローカル目線で見続けた東京ストリートスケーター博士であります。コヤさんの旗振りでAKIBAローカルを中心に結成されたchoice clothingにはHIBRIDのダイちゃんも竜人ももちろん晋も慶太もクマも所属していたのであります。現在もデッキをリリースしていて今後の動きが気になるところ。またなにかキャッチしたらすぐにご報告させていただきますね。そんなコヤさんのクルーザーはこちらのcreature。たぶん栓抜きだな。コヤさんっぽいのはそのステッカーであります。よく見ると全部ショップのステッカー。そう、choiceを扱うスケートショップのステッカーが全部貼ってあるのです。さすがだ。１本スジが通ってる。僕はちょっと眺めてみて色んなロゴって素敵だなって。色んなショップも色んな思いがあって名前を決めてロゴデザイン決めてステッカーとか作っちゃう訳で、この辺はどうでもいい人はたぶん居ない。なのでステッカー１枚にしてもそういう思いが詰まっているのでこうやって一箇所に集めるとなんだか楽しい感じする。さすがだね。

トラックはINDEPENDENTの129std FORGED。BONES BUSHに変えてます。なんだかわかる。ここまでかなりNHSなセッティング。デッキのサイズを考えるとベストなサイズといえるでしょう。クルーザーは前にも書きましたが乗り手の好みにかなり広い範囲で応用できるのでデッキやウィールのサイズに特に合わせることなく好きに組む事も可能です。ま、ウィールバイトなど動きに問題がなければね。ベアリングはBONES SUPER REDSであります。このベアリング使っている人マジ多い。安心信頼のブランドです。こうやってみるとかなり男らしい無骨なセッティングに見えますが乗り手のコヤさんはかなり物腰柔らかです。インタースタイルの期間はCONNECTブースにて映像ブースの監督やってくれることになりました。さすがだ。また祭りだな。

吹奏楽をやってる長女が本当に休みがなくて今年は夏休み3日だけ。宿題できないじゃん。ま、それはいいとしてせっかく休みになったのでちょっとプラリとしてきました。宿に入ると急に猛烈なゲリラ豪雨が。NEWSでは良く見ますが今年僕が当たったゲリラ豪雨ではこれが一番でありました。もう滝のように雨が降ってきて画像の川も1時間後には積み石4個分くらい増水しておりました。ま、晴れもあれば雨もある。その場に合わせた楽しみ方もあるのであります。

別の日には4歳の次男坊と本屋で二時間遊びました。立ったまま絵本を15冊くらい読まされたのでまだちょっと腰にダメージが残ってます。そのとき、一番気に入ったのがこのおしりの絵本。「どのおしりが好き？」ってお互い聞き合ってゲラゲラ笑いながら何度も読みました。ちゃんと好きな理由があるのがウケました。

お盆は帰省や旅行で遠方に行かれるかも多かったと思います。沢山のお土産や差し入れ本当にありがとうございました。この「萩の月」BOXはかなりの迫力でありました。いつもホントにありがとう。

吉祥寺ストアはNEWデッキがいっぱい入荷してきてます。ドメスティックブランドもEUROブランドも最近は色々なデッキがリリースされてますね。僕はデッキのグラフィックがすっごく好きなのでこうやってズラッと並んでいるとなんだかちょっと気持ちがいい。なんでかね？ずっと見てても見飽きないっていうか、グラフィックにもいろんな流行や思いが込められているのに気がつきます。

こちらはね、IFOのiphone5用のフィッシュレンズを付けた画像です。これHIGOちゃんに渡すヤツなんですが、もうずっと会えてないので渡せない。昨日は次男とRISKまで行きましたが残念ながらイベントDJ明けでお休みチッカンデーでありました。スケートボードはデッキやパーツの進化だけじゃなく、こういう装備品もかなりの進化がありますね。これあればiphoneで気軽に写真や動画取ってその場でyoutubeアップして友達に見せる、とかさ。そんな時代が来るとは思いませんでした。僕なんかかなりアナログなもんで1ヶ月遅れのスケートマガジンの時代からまだそんなに変わってない気がします。

しばらくぶりにelementのNEWモデルが色々リリースされてます。やっぱりデッキのクォリティーが高い。今回リリースされている最新シリーズの一部には、このアップルヤードのフルパートDVDが付いてきます。このDVDはかなり濃いよ。elementの若手4人のフルレングスも丸々入ってますし、いろんなおまけ映像入ってます。アップルヤードがまたヤバイのよ。これおすすめ。

こちらは吉祥寺と浦安のダブルローカルのタクちゃんのデッキです。ひさびさの新調はこちらのBAKERであります。このシリーズがリリースされたとき、かなりグッと来たのを覚えてます。「架空の動物園シリーズ」でライダーごとにいろんな謎の生物が書いてありますがすべて白地にブルーのグラフィック。そのグラフィックがなんかアメリカっぽくなくて、どちらかというと水木しげる先生調。かといってやっぱりBAKERっぽいのがすごいな、って。なんだかよくわかりませんね。デッキは9インチ近いの乗ってましたが最近はスキルアップしてだんだんと絞られてきた模様。いいね。自分を知る旅であります。ランプ好きのタクちゃんはずっとBMXライダーで最初にご来店した際にもBMX用のスケシューを探しに来てくれたのです。だから実際に初スケートボードは40歳を過ぎてから。一緒に行ったFUGツアーからもう何ヶ月か経っておりますが、いくつものトリックを身に着けて現在も成長を続けております。さすがだ。やっぱりゴチャゴチャ言うんじゃなくて気持ちと行動あるのみであります。

トラックはINDEPENDENTのSOLO CROSS。これ149stdかな。ウィールはSPITFIREのTNT56mmであります。ガッツリとコニカルシェイプ。NINJAベアリングを装着して今日もまた自分越えを目指すのであります。僕は何度もずっと言い続けておりますが、スケートボードを始めるのに年齢や職業や性別は一切関係ない。「スケボーやりたい」って気持ちだけあれば十分なんです。よく「この歳から始めてスケートボードできますか？」って聞かれますが、僕は「絶対にできます」ってお答えしてます。実際のところ、40歳からスケートボードを始めてDVDで見るような世界レベルのプロライダーにはなれません。プロライダーとして生活できるようにレベルになることも難しいでしょう。でもね、スケートボードを始めてひとつひとつ自分を乗り越えて行く実感と、自分のイメージしたトリックをイメージ通りにメイクできた達成感、その喜びを共に共感できる連帯感、みたいなとてもプライスレスな気持ちはかならず体験することが出来るのです。さらに行っちゃえば自分だけのスタイルで世界から注目されるスケートボーダーになることだって不可能なことではないのです。すべて自分次第。なにも階段を飛び越えなくても、デッキをクルクルと回さなくても、自分を越えて新たなトリックを実につけた実感はとても言葉では言い表すことができない気持ちよさがあるのです。ここからはもう言葉じゃ説明できないの。やってみるしかない。そしてそういう期待を絶対に裏切らないのがスケートボードなのであります。これからスケートボードを始めたい人、いつでもご相談下さい。

これはVANSのiphone5のケースです。僕はアロハ好き。

お盆過ぎから非常に沢山のメールオーダーやご連絡を頂くようになりまして、返信や回答にお時間を頂くケースもありお待たせしてしまった方には本当に申し訳なく思ってます。やっと追いついてきましたので順次手配を進めさせていただきます。先日はインタースタイルの打ち合わせでSITAMATIタマちゃんとコヤちゃんと話していたらあっという間に時間が過ぎて、すっかり終電を逃してしまいました。久々にやってしまいました。同じように終電を逃してしまって一度タクシーで帰ったことがあるのですが、まさかの18000円。これかなりの大打撃。毎朝保育園の送りがあるので店に泊まる訳にも行かないし、って色々な方法を調べたのですが、最近は24時間営業のレンタカーかTimesカープラス。法人契約は年会費ないからランニングコストかからないし便利なのよ。タクシーだと18000円だけど、レンタカーだと12時間5,250円＋ガス代、Timesだとレイトナイトパック2,000円＋距離料金約1,200円＋延長料、って感じでかなりコストが削減できてます。ま、一番いいのは終電に間に合うことなんだけどね。よくサラリーマン時代には「時間内に仕事を終えるのもスキルのうち」って言われてましたが、今の僕らの仕事は決して終わりのない仕事でありまして、毎日「今日はここまでで明日はこれの続きから」って感じです。サラリーマンであろうとスケートショップであろうと花屋さんでもパン屋さんでも仕事の本質って変わりないと思います。お支払い頂く対価としての満足感。そのレベルをいかにあげて行くか、ってことがいつでも僕らのテーマです。失敗してご迷惑をおかけしちゃうこともあります。でも必ず教訓とさせていただき二度と同じ間違いをしないように、さらに次の失敗を招かないように常に勉強させて頂いてます。おっと、なんだか自己啓発セミナーっぽくなっちゃいそうなのでこの辺で。

また先日、終業後に中谷が９月にオープンする手打ち蕎麦屋「ちんねん」の改装中の店舗を見に行きました。退職から開業まで色々なステップを乗り越えて開店に向けて全力疾走中のちんねんです。店舗は場所も内装もいい感じでした。僕はいつもいける蕎麦屋があるだけでもうすっごくうれしいのよ。インスタント開業の1995年に知り合った中谷の独立開業ですからね。もうなんかハラハラドキドキですが、絶対にヤツは大丈夫。早くオープンしないかな。９月１２日のオープン予定です。もうすぐ！

次の日にはBPタケちゃんがIPATHのサンプルを見せに来てくれました。また次のシーズンも素敵なシューズがいっぱいリリースされます。今年は浦安ストアではスタッフ全員IPATHサンダルを新調しましたが、これがまた絶好調に調子いい。毎年NEWモデルに新調します。そして個人的に大好きなCATSも継続でリリースされております。マスタードっぽいカラーがすっごく良かった。

息子が体調を崩し、一日一緒に自宅軟禁でしたので、昼寝の間に荷物整理をしてみました。そしたら色々出てくるわ、未取り込みのポジとかビニールパックの新品のTシャツとか使ってないワイヤレスキーボードとか、あといっぱい出てきたのが履いてないシューズ。中でもかなりグッときたのはこちらのSAL23。OEMカラーですがかなり素敵な仕様です。これまだ履けないわ。もうちょっとしまっておきます。esのKOSTONとかDUNKの昔のモデルとか、もうかなりグッと来るもの色々と。たまに整理するといいね。探してたベルトも出てきたよ。

明日からインタースタイル搬入で初日はAJSAコンテスト、開催中はずっとCONNECTブースにいる予定っす。