木曜固定塾’09春祭り | スケボー通販ならインスタント浦安店ブログ

気が付けば春。

地元の公園はまだ咲いてなかったっす。花見は次の週末から、って感じかね。春になってショップにご来店頂く方が増えました。そうです。スケートシーズンがはじまります。なんだか春っぽいウキウキとした気持ちの行き場は、ぜひスケートボードにしてください。おもちゃ屋さんのトイボードでスケートボードを始めた方は、キチントしたパーツで自分だけの1台を組んでみるのをおすすめします。前にも書きましたが、instantで揃えられるパーツで組めるコンプリートセットの組み合わせは実に数十億種類。デッキ×トラック×ウイール×ベアリング×ボルト×デッキテープだけでね。スペースパットやナット類やブッシュまで考えたらもう天文学的組み合わせです。好きなパーツを色々考えて組んでいくスケートボードは本当にみなさんの相棒になります。クルーズセットもオールドスクールも、僕らはプロショップとして皆さんのコダワリにお応えしたい。詳しくはこちらで。ショップにもぜひお越しください。ショップでは実物を見ながらさらに細かいご説明ができますよ。例えばトラックの重量を測ったりね。

日本のストリートスケートシーンを切り開き、支え続けた二人がやってきました。徹とは地元が近くてワタルとプラプラ滑るところを探していたときに出会いました。世田谷区ってスポットがそんなになくて少ないスケートボーダーが集まる場所も決まっていたのでURA3に赤地や晋や真之介、淳之介らの世田谷ローカルはかなり初期のタイミングで出会うのです。徹と一緒にトミーも遊びに来てくれた。かなりアガリます。

で、ここでひさびさの「デッキ拝見」。今回はNTOの看板二人のセッティング。しかも今年のGWあたりにリリースが予定されているNTOのデッキです。NTOのデッキ、6年ぶり？7年ぶり？とにかくなにかが動き出した気がします。毎回好評のデニムなどは近々にご紹介できると思います。

まずはこちらの赤い方はトミーのコンプリートデッキ。デッキサイズは7.75。トラックはIDEPENDENT。ベースプレートを削り出したFORGEDの129 LO。7.75までだったら129で行けますね。それ以上は139。そしてウィールは小さめね。52mmだったかな。ベアリングはBONESです。SWISSね。

なんだか意識せずに最新のセッティングになってるのがさすがです。たっぷりですがクイックなセッティング。ベースプレートの見事な削れっぷりが素敵です。トミー、かなり滑ってるよ。一緒に滑るとプッシュの速さに驚きます。攻めっぷりが男前。そうそう、BONESは最高値のセラミック・ラビリンスがなくなって、セラミックは1種類になりましたよ。それでもかなりのセレブ価格。80年代から滑っている人はBONES SWISSは時計で言うROLEX、車で言うロールスロイスなイメージがあって、当時の金欠キッズスケーターの憧れでありました。この面子で会うとやはり当時の思い出がフツフツと。

ライディングはこちらのリリースが楽しみです。

そしてこちらはミスターNTOの徹のセッティング。こちらは7.5インチ幅。ジャパンベーシック。このサイズはなんだか安心なサイズです。徹はずっとこのサイズ。このデッキからあのフリップが炸裂するんですね。シュパッと切り裂くようなフリップ。最近はライダーの世代交代も進行中ではありますが、あのフリップはもう永久欠番。徹と博貴のフリップは完成された美を感じます。ストリートスケートを追いかける人は必ずNEWTYPEのビデオシリーズはチェックするべきです。

トラックはFURYのEVO2を使ってます。このカラーにほれてるみたい。動きは比較的柔らか目。そしてウィールはSTRUSH。塁くんのシグニチャーも出てましたね。徹のシグニチャーは彼の愛車のホイールをそのままウィールデザインに落とし込んだもの。知ってた？ベアリングはDOSTECHのオイル使ってますね。良く見ると人と人の繋がりを感じます。そうそう、プロライダーの使っているパーツをジックリ見ていくと面白いですよ。プロダクトと通して人の繋がりが見えてくる。それが読めるようになるにはちょっと業界的なことも知らないと難しいですが。

さてさて、いきなりの春陽気に誘われて、SSP木曜固定塾が開催されました。今回はすっごいよ。後から後から集まってくる。SSP塾生は全員出席の上、厚木の谷くんやトミさんも。この二人がかなりのテクニシャンでありまして、はじめてみるトリックのオンパレードでありました。ペイさんやRAD龍とコツを教えてもらいながら見入っておりました。

そしてコニのパンク祭りが始まりました。まずは自分のタイヤが穴開いてパンっといい音のパンクです。SSPはチューブラーが多いので今回は誰もチューブ持ってな、と思いきや、watchoがゴソゴソと引っ張り出してきます。さすがパンクで痛い目にあっている奴は違う。しかしコニ車はタイヤも行っちゃってるのでチューブあっても治らない。さてどうしようということで、コニのタイヤを応急処置することに。ステッカーやガムテープでグルグル巻いてなんとか帰り道だけ乗れればいいか、という感じ。

けっこう上手くいったのよ。強度も良さげで、チューブ入れて行きますか、というところ。無情にもテープが裂けて二度目のパンクが。一同「あ～」と落胆の声。もうタイヤもチューブもありません。そこで優しい地元の先輩・RAD龍が自宅に戻ってタイヤとチューブを取ってきます。チューブラーなのに家にあるのが素敵です。一同ホッとして「よかったね～」な和やかな雰囲気の中、タイヤを替えてチューブを入れて出来上がり。みんなの好意にお返しをってことでコニがコンビニに走ります。そのチャリで。「いやいや、なんとかなったね～」なんてみんなで話していたとこと、遠くから６PACKを持ったコニが帰ってきました。自転車を押して。そうです。コンビニ前の歩道段差で三度目のパンク。ここで「1日3回パンクをする男」の伝説達成であります。みんなでタイヤ外してリムやテープをチェックして、車載で帰るチャリからタイヤを外して事なきを得ましたが、また楽しい思いでができました。