スケートボード

鵠沼スケート祭り

SF行きたい。ブリトー食べに。

スケートボードショップって普通の洋服屋さんとかスポーツ用品店とちょっと違うかも。インスタントの場合は、バックヤードに来るライダーや友達が多いです。そして顔見知りは世間話やスケート話、知らない同士は紹介しあってまたそこでまた輪が広がる。そういうコミュニケーションが取れる場所でありたいと思ってます。バックヤードでなくても店頭でもいつもいろんな方とお話ししてるので沢山学べてうれしいわ。いつもみなさんありがとう。この日はカッツンとモロさんが。二人ともチャリスケ仲間ですので色んな話しが出てきます。またなんかやりたいな。気がつけばもう10月も後半戦で、これからのスケジュール見ると今年はとっくに終わってて、来年のスケジュールを詰めて進めてる感じです。でも僕は明日生きている自信がないタイプ、っていうか世界がいつ終わってもおかしくないと思っているタイプでね。ま、しっかり考えつつ明日も生きていたいと願ってます。

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で、見慣れないVENTUREが並んでいると良く見たら、もうPUDWILLのシグニチャー出てるのね。しかもV5。もうすっかりトラックもシグニチャーの波が押し寄せてます。デッキ、シューズはもちろんのこと、最近はトラックやウィールにもシグニチャーが増えました。ライダーにとっては収入源が多岐に渡るということなのでいいことですね。種類も増えるからユーザーも選ぶ楽しみが増える。シグニチャーって当然ライダーにロイヤリティーが支払われる訳で、シグニチャーじゃないアイテムと同じ価格であってもシグニチャーはライダーになにかが還元されているのです。そう考えると、例えば好きなデッキを買ったとして、それが大好きなジョン・カーディエルやジェレミー・ロジャースのモデルであれば、買ったあなたはそのライダー達を直接サポートしていることになる。なんだかいいじゃん。お客さまの中にはブランクデッキが好きな方も居ます。価格的にリーズナブルで質的に変わりがなければそれでいいじゃん、って。ただ単に木目の美しさが好きでブランクを選ぶ人も居ます。それがいいならそれでいいと思います。数年前にアメリカで「ブランクデッキに乗るのをやめよう運動」みたいのありましたがあれはそういうことを考える良いキッカケになったと思います。お客さんでPROD好きな方が居て、もうデッキもシューズも財布とかまで全部PROD。なんだかPRODうらやましい。そうやって誰かに愛されて応援されてるのってすごいよね。個人的な考えではやっぱり人は1人では生きられないと思います。誰かが育てた米食べて、誰かが作った電車に乗って、誰かが敷いた道路を歩いて、誰かが作ってる電気をつけて。インフラって誰もが自然にそこにあると思っている部分がありますが、やっぱり誰かが資金を出して誰かがそれを整えてます。自分だけよければいいってのはちょっと寂しいよね。BLACKFLAGが好きな学生の頃はスケートボードに乗りながら「俺は誰の世話にもならないぜ」なんて思っていたのが恥ずかしい。今タイムマシーンがあったら自分を殴りに行きます。BLACKFLAGは今もカッコイイけどね。おっと、また完全に脱線してますが、トイレに掛かっていた相田みつおカレンダー曰く、「奪い合えば足りぬ、分け合えば余る」。キリスト教でも「頬をぶたれたら反対の頬を出しなさい」とか、仏教でもそういう教えがありますね。利己主義や経済効率にはそぐわないかも知れません。それを貫き通せるのは相当な強さが必要だと思います。

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またショップページでもご紹介してますが、おすすめセールデッキがどどーんと揃ってます。今回はまた色々なメーカー、サイズが揃いましたのでぜひ全部チェックして頂きたい。セールデッキは基本同じモデルが何枚ずつかストックされておりますが、人気のモデルはやっぱり早くなくなりますので気になるモデルはお早めに。

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そしてショップには2055のJUNZIくんがやってきた。取り置きしてたデッキをチェックしに。もうこのBLOGでも何度もご紹介してますが、スケートボード初めてすっごい勢いで成長してるのよね。彼と会うとやっぱり大事なのは熱意だね、ってマジで思います。スケートボードが好きっていうのは自然に思うことだから、やっぱりスケートライフが始まる人って実は選ばれた人なのかもって最近よく思います。もちろんサーフライフやスノーライフもけん玉ライフもおんなじです。選ばれた人の中で切磋琢磨して磨かれる。好きじゃなければ続かない。逆に言うと続いているっていうことはそれだけ好きってことでしょう。毎日スケートボードに囲まれて生きてきたのでそういう当たり前のことを忘れかけてました。そして取り戻しました。

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そんなJUNZIくんのNEWセット。やはりデッキはDEATHWISH。もう今後もDEATHWISHがある限り乗り続けていくと思わせてくれるくらいフリークスであります。僕の持論で、スケートボードを始めて最初のうちは色々なメーカーのデッキや色々なサイズのパーツを試してみて自分の好みを探してみるのがいい、って思っていたのですが、JUNZIくんみたいな直球勝負で回り道なし、ってのもいいかも知れませんね。同じメーカーのデッキに乗り続ければ慣れたコンケーブ、慣れたサイズでデッキが変えられる。ちょっとサイズ変えてみたりしてリスクの少ない状況で冒険もできる。うん。いいかもしれない。でもやっぱりずっと同じメーカーを乗り続けていくのは相当そのブランドやライダーが好きじゃないとできないこと。だからそうやって突き進んでいくスケートライフも1本筋が通っている感じしますよね。さすがだ。

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セッティングは前回と同じ。今回は基本デッキのみ交換しただけです。スケートボードのブランドって、本当に色々なスタイルがあって、その中のプロライダー達も実に千差万別であります。例えばJUNZIくんの好きなDEATHWISHの面々はもうDEATHWISHな感じですよ。ピキピキに尖がってます。また先日NEWブランドでご紹介したTRIBUTEなんかはややメローでゆるめの感じ漂ってます。そうやってブランドのスタイルやライダー構成がわかってくると実にデッキ一枚とっても奥が深くなってきます。ブランドは違っても工場は同じってケースも多々あるので、ブランドのイメージが違っても乗り心地は近い、とかわかってくるとかなり楽しくなってきます。ま、普通はそんな工場まで気にする事もないかもしれませんが、知ってるとデッキ選びのリスクが減ることは間違いないっす。

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そしてRAD龍もチャリで登場し、モロさんのチャリの調整にお付き合い。チャリも乗っていくとポンプや工具も使いこなせるようになってくるし、自分で色々なことが出来るようになってきます。僕はクリンチャーで1日4回パンクとかやってるので、クリンチャーのチューブ交換とかかなり得意です。ま、本物の皆さんの足元にも及びませんが。でもやっぱり自分でできる、ってのはいいですよね。D.I.Y.。失敗もまた経験。

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でね。週末張り切って行って来ました。鵠沼のAJSA関東サーキットアマ最終戦。夏が終わってるのでかなりスムーズに現地に到着。集合1時間前には到着してました。裏口からパーク内に車を止めて設営に。AJSAも基本D.I.Y.っす。自分達でテントも立てるしPAも組みます。スタッフは横山監督とジャッジにMCの僕らが全部やってます。今回は初ジャッジのも来て、カメちゃんと立本にスラちゃんにゴトウちゃんという顔ぶれ。実に豪華なジャッジ陣。このジャッジにはなかなか文句つけられないっしょ。文句といえば、昔のプロ戦はジャッジが出ると必ず物言いが出てました。「あいつのフリップと俺のウォールウォークとどっちがポイント高いねん」とか。僕はそういうの好きだった。真剣なのは今も昔も変わらないと思いますが、結果に対しても自分で納得いかないととことん追いかける。それがそのままスケートボードじゃないっすか。

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僕はいつものセッティング。この機材と一緒にもう全国のスケートパークを周りましたよ。1番北は山形か?南は沖縄まだ今の沖縄シーンが出来る前。なんだか色々思い出す。

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コンテストの模様はまた次回。ユウトがマックツイスト往復ビンタをメイクしてました。すげえ。

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