ライダー:Woodentoy 大場くん
デッキ:Woodentoy
トラック:ACE 44
ウィール:OJ
ベアリング:BONES SWISS
「元祖 デッキ拝見!」。WEBの方も近く更新しますね。こちらのデッキがそのWoodentoy大場くんのデッキです。もうこのレベルになるとセッティングなのかアートなのか微妙な境界線上にありますので、セッティングのご参考といいますか、「ほほー」って感じでチェックしてます。デッキはこのトラックとのバランスから見ると8.75インチくらいかな?ハンドシェイプで削りだしてますので正確な数字はあると思いますが僕は把握できません。このデッキもじっくり見せてもらいましたが、カナダの最大工場がアメリカの老舗工場のプライウッドだと思います。ガッチリしたシンプルなウッドです。大場くんとはグルーの話になりまして、エポキシの乗り心地に関して色々話しました。個人的にはエポキシよりも普通のグルーが好きなんです。適度な「しなり」は必要だと思っているのでエポキシだとカッチリ感と強度は上がりますが、しなりは犠牲になります。色々なブランドで色々なグルーがあるので全部を試せた訳ではありませんが、やっぱり大場くんもしなり派でありました。アンカットデッキを切り出して、骨の形を切り抜きしてステイン塗ってシルクプリントするのよ。これはデッキですが工芸品でもありますね。トラックはACE乗ってました。前のはFURY。今度はINDYにしようかな、って言ってましたが、このACEがきれいなのでしばらくはACEなのかと。OJやBONESのテダレブランドがしっかり組み込まれ。さすがなセッティングでありました。ちょっと乗せてもらって驚いた。トラックが超柔らかいの。もうギリギリでカタカタ言わないくらい。あれであんなに攻めちゃうのね。大場くんは物静かな職人ではありますが、スケートボーダーとしてはアグレッシブなのであります。