ライダー:西川スラ先輩
デッキ:オリジナルシェイプ
トラック:INDEPENDENT 109
ウィール:Three 78A 60mm
ベアリング:BONES SWISS CERAMIC
先日はAJSAのミーティングで事務所へ。今年最後のミーティングは参加人数も多く、とても濃い話で勉強させてもらいました。ドーピングのことを勉強したり、これからのシーンを真剣に話し合って、僕らのやるべきことを見据えて動いていこうということになりました。月に2枚デッキを使うのはヤングガンズの役目であり、シーンの行く末を考えてより良くして行く動きをするのはおじさん達の役目です。ただ、このクルーザーの持ち主の西川スラ先輩はまだまだ現役選手であり、ジャッジであり、協会役員であり、ひとりのスケートボーダーであります。リョウもユウトも日本の宝ではありますが、僕はスラ先輩のようなレジェンズもまた日本の宝だと思ってます。昔は12月のシーズン前の丸沼高原スキー場でキッカー作ってたら後ろからすっごいスピードで飛んで行く怖い先輩でありましたが、僕が大人になってからはすっごい優しい頼れる先輩であります。デッキ見て。これハンパないすよね。これすべてスラ先輩のハンドシェイプであります。indy109にthree wheel 78A、BONES CERAMICってもう完全に隙なしじゃないすか。スラローム全日本チャンプの経歴もある先輩ですから、もう僕の拝見なんてなんの参考にもなりません。逆に僕はここから色々なことを学ばせてもらうのです。カントの感じなんかはクイっと切れ込むセッティングだし、ブッシュなんて僕の想像を超えるトライ&エラーが繰り返されて落ち着いたセッティングなのでしょう。路面や気温なんかでも微妙にセッティング変わるそうですから、もう選手レベルのセッティングにはこだわりとかマニアという以上のなにかがある。感覚というかノリというか気分というか、なんだかなんでも良さそうですがなんでも良くない何かがあるのです。そういうことを僕は先輩からいっぱい教えてもらいました。