ライダー:小澤OZZY正道
デッキ:ANTIHERO TEAM 7.9
トラック:ACE33
ウィール:AUTOBAHN 53mm
ベアリング:
そしてこちらはRtoバンクをすっ飛ぶスタイルを争うワンメイクコンテストで見事優勝したOZZYのセッティング。いましたよ、また。天然マニアスケートボーダー。OZZYは色々テストしながら今でも先に進んでるみたいです。自身がプロデュースするものも色々リリースされてたし、やはり使用するものに関しては自分なりの探究心をフルに活かして納得いくものを使いたいタイプです。しかし、しっくり行くセッティング選びはすなわち自分を知ること。簡単なことではありませんよ。そういうことを含めてなんて楽しいスケートボウ道。デッキはテスト中のAH。もうちょっとテールの感じを絞りたいみたいでした。トラックはACEの33ね。そして意外だったのがウィールがAUTOBAHNの53mm。もっとデッカイの使ってるようなイメージでした。個人的には56mmくらいなイメージ?OZZYは元々バートも滑ってたので勝手にそういうイメージになってました。本人的にはずっとこのサイズなんだって。ベアリングは見てないや。なんでかベアリングはいつも見るの忘れちゃう。次から気をつけます。そしてこのセッティング一番のポイントはブッシュです。OZZYはHOSOIと同じブッシュ使ってます。BONESのハードコアブッシュみたいなカップワッシャーが要らないタイプ。最近ではFURYのEVO2やDESTRUCTのD2にもこのタイプのブッシュが標準装備されてます。で、ふと見ると前後のカラーが違う。そうです。前後で硬さを変えてます。ここまでもまあ、いないことはない。実は僕も前後のブッシュの硬さを変えてました。しかしOZZYが独特なのは「前硬め、後ろ柔らか目」なんですね。僕の固定観念では後ろが硬いのがセオリーかと。甘かった。まだ勉強が足りないです。OZZYに聞いたら、「ハイスピードで着地するときに前体重になることが多くて、ヤワなブッシュだと吹っ飛ばされる」とのこと。すごいね。死ぬまでに一度言ってみたいセリフ。やっぱりスケートボードのセッティングには色々なスタイルが隠されてます。深いね。