こんにちは、てんちょーです。
最初になんですけど、自分はココに書いたこと以外の考え方を否定するつもりは全くないです。それもスタイルの一つだと考えております。「全然違うわ!」って感じさせてしまったのなら、みんな違って楽しいね🤗 と言うくらいの気持ちで受け取って頂けたら幸いです。
スケートボードをしているとスタイルという言葉をよく耳にします。
果たしてスタイルとはなんなのでしょうか…。昔々に「スタイルこそ全て」
というお言葉がスケートボードのカルチャーから誕生しましたが、そう言われても、もはや色々なスタイルがありすぎて正解なんてなく、見る人の視点や感覚で大きく意見が変わってしまします。それがスケボの良いところだと自分は思っているのですが、もっとわかりやすいスタイルの定義みたいなものはないのかな?と考えていた自分は、10年以上前にある人のインタビュー記事を読んで感銘を受けたので紹介したいと思います。それはかの有名なMark Gonzales様のお言葉でした。「失敗こそスタイルである」とのことです。細かい言葉は忘れましたが、自分にとってはすごく納得できるし面白い考え方だなぁと思いました。ここで言うスタイルとはカッコイイという事を言っているのではなく自分らしいということだと思います。そしてスケートボードをしていく上で失敗しないことはまずあり得ないです。どんな上手なプロスケーターも必ず失敗します。初めて板に乗った人も必ず失敗します。そしてその失敗の仕方こそがその人らしさを感じる上で最もわかりやすいのではないかというのが自分なりの解釈です。
がむしゃらに突っ込んでおもきし転ぶ人、地道にゆっくりやろうとして小石につまづいて転ぶ人、後頭部打つ人、腰の上怪我する人、膝擦り剥く人、肘ぐちゃぐちゃな人、脛ばっか打つ人、手首病の人、ぐりっちょな人、怪我をする箇所でもどんなことが好きで何に挑戦しているのかが見えてきたりします。上手に転べる人や危なっかしい転び方する人、何度も同じ失敗をする人もいます。全員に訪れる失敗の仕方をちゃんと観ると、想像以上にその人らしさが観えてきます。
はい、自分、人が失敗するところ見るの大好きなタイプの人間です。
普通に見ていて気持ちいいのは今日が人生の最後の日。って感じで突っ込んでいくタイプは単純に感動します。特にメイク率悪いハンマー野郎はだいぶトキメキます。愛と情熱を感じます。全然運動神経なさそうな転び方なのに成功したらめっちゃカッコいいとかもギャップ萌で好きです。女の子の鬼ゴケも大好物ですね。何も隠せない素の状態が拝見できます。P Rodとかは転ぶ時も後頭部押さえる余裕ありますが…。
リンク貼ってある動画は個人的に好きな失敗の仕方をする人たちの動画です。好きな転び師はたくさんいすぎて紹介しきれないのですが、動画見つけられなかった人で、インスタントライダーのヤン君(自分はやっくんて呼んでるけど…)の転び方も好きです。なんか途中で諦めて力入れてない感じ好きです。
最後に、「失敗こそスタイルである」という言葉に感銘を受けたのはスケートボード以外にも応用できる考え方だからです。どんなことをしていても失敗はつきもので、一生の中で考えたらおそらく成功より失敗の方が圧倒的に多いでしょう。(少なくとも自分はそうです。)だから失敗を笑って楽しめるスケートボードが好きだし、その気持ちを他のことにも応用できたら、なんぼかマシな人生を生きていけるのではないかと思っています。
さぁみんなで失敗しよ💛