普通は普通ではない。
投稿日:日々変わっていきます。
色々なコラムなどでよく「諸行無常」という言葉を書きます。意味はググればわかりますが、年齢を重ねるにつれてより体感的に、より具体的に言葉の重みを感じます。どんなモノも、どんなことも必ず変化するのです。良いことも悪いことも永遠に続くものはないのです。それが思考回路にセットされているかいないかでかなり考え方も変わってくるかと思います。おっと、いきなりスケボーとは全く関係ありません。なんか最近おじいちゃんみたいなこと言ってることが多いすね。
今回は拝見スタート。こちらはちょっと気になるおじさんも多いかと思います。「下町の巨人」と呼ばれ早30年。ウソ。ちょっと大柄な門仲のセイヤくんのセッティングであります。この「元祖!デッキ拝見!」っていうのはもう完全に僕の趣味ではじめたもので、ただ日々の生活で出会った気になるセッティングをご紹介する、ってものです。僕はただ気になってご紹介しているだけですが、新しくウルーザーを組むセッティングのご参考にして頂いたり、色々なライダー達のセッティングをご覧になって時代の先端のセッティングや流行なんかに触れていただく、って感じでご覧いただいている方も多いそうで、コンテストなんかでデッキの写真を撮ってると「拝見すか!」って突っ込まれます。ありがたいことです。ま、趣味の範囲でライフワークにして行ければと。アーカイブはこちらでご紹介してますのでチェックしてみて。
せいちゃんはね、下町スケート史研究家でありまして、本当に時代背景に沿ったセッティングでスケートボードを楽しんでおります。このセッティングで普通に滑ってます。普段できることはなんでもできる。ランプでもフリップでもね。セッティングに一度もケチをつけたことはありません。ただ目の前にあるスケートボードで精一杯楽しむスタイル。これ以外とできそうでできないのよ。なんか上手く行かないとデッキやパーツのせいにしちゃう。ま、確かにコンテストとか撮影のシビアのシチュエーションでは微妙な違いが気になるケースも多々ありますが、せいちゃんスタイルは「このセッティングならアレが気持ち良いかもしれない」ってポジティブに楽しむ。なので8インチでもこの10インチでも楽しさは同じだそうよ。素敵です。POWELLのリイシューのTONYさんにindy159、BONESのSPF60mmにBONES SWISSを装着すれば、完全に80年代のセッティングが蘇ります。これパークで思い切り乗ってみたいすね。あ、instantステッカーにFLOWと書いてチーム入りするのがマイブームだそうです。さすが。
こちらはお台場に立っていたらスクールの先生前に寄ってくれたミスターNTOの吉田徹。なんでか徹に会うとアガるのよ。会うだけでグッと。やっぱり地元で27年くらい前からの知り合いってことで色々な思い出がフラッシュバックするのよね。自身がプロデュースするN.T.ORIGINALのデッキが素敵。これあの年代のカルチャー過ごした人はみんな大好きなBIGGYす。葉巻似合う大人になりたい。ま、それはいいとして、徹もデッキが8.0ってところが変化ですよね。ずっと以前のセッティングもアーカイブに出てますのでチェックしてみてください。
トラックはSILVERです。なんでか僕の周りのSILVERトラック使っている人はchazのシグニチャーを使っている人が多い。でもなんだかわかる。徹もchazでした。ウィールはstrushのshinpei51mm。いいすね。51mmなんだよね。ウィールってその時々の流行がありますが、僕らの時代はフィッシュテールの65mmからニュースクールの38mmまで激動の変革期ですから、ぶっちゃけなんでも乗ってきました。その徹が51mmっていうのがなんだかうなずける。淳之介も50mmとか使ってたし、全盛期がnewschool時代のメンツはウィールがやや小さめの傾向があります。逆に全盛期がジャンプランプ世代はちょっとウィールが大きめの人が多い。54mm、55mmあたりなんかも普通に使ってます。そういう時代背景もセッティングに出るのですよ。だからその人のセッティングとスケシューの壊れ方で大体の背景とスタイルが見えてしまうのです。
デッキテープにも、履くシューズにも、着る服にも、すべてにおいて自分がある。それがスケートボードなのであります。吉田徹が考えながらこうやってグリップテープを貼っているのはなぜか?そこにスケートボードが集約されている気がします。ただ、やっぱり今のシーンは深く掘り下げていく傾向はやや薄れ、広く浅くスタイルがスタンダートになっていくのです。それもまた時代であります。いいとか悪いとかではなく、そういう流れなのです。それもまた諸行無常です。変わっていくのです。でも吉田徹は吉田徹なのです。それがスケートボード。その辺をお伝えしたくてブログ書いているようなものなんです。
千葉ストアにはマサオが来ました。何年ぶりだろうか。やっぱり僕らの世代に千葉のローカルで先端を走っていたスケートボーダーなのです。今と違って僕らが超滑っていた時代にはスマホも携帯もありませんでした。毎月リリースされる雑誌の情報だけでは満足行かず、やっぱり動き回って色々なスポットのローカル達とネットワークを作っていくのです。そこで伝わる最新情報。ある時はセッティングやパーツのことだったり、イベント情報だったり、ライダー移籍の情報だったり。違うローカルに行けば違う価値観や情報があります。そうやって日本中のスケートボーダーがある一線を越えると一気に繋がっていく時代でありました。マサオもそのひとりです。普通に新しいセッティングで組んでました。滑ってるのね。さすが。
お台場ストアのオープンのお祝いに、カリフォルニア工務店の中島さんがデッキチェアを持ってきてくれました。リボン付き。うれしい。お台場ストアのシューズフィッティングの際にお使い頂いておりますので、ぜひご来店時には座り心地を試してみてください。この椅子はデッキを5枚使って作るのです。アイデア溢れる工法でオリジナルでオーセンティックな仕上がりであります。浦安ストアにも吉祥寺ストアにもございますのでチェックしてみてください!
ひさびさに浦安ストアに行ったらバックヤードにこんなコンプリートセットがありました。これdoomsayersのコンプリートセット。ま、色々ググってみてください。カッケーから。トラックはindy付いてるし、かなりテダレなセッティングが出てます。浦安ストアで販売してますので気になる方はご連絡ください。
スケシューはまだまだ使います。ボロいとかボロくないとかじゃなくてもうシューズは相棒。学生の頃は僕もシューグーでボロボロのシューズを延命させ続け、最終的には元のシューズがなにかわからないくらいまでシューグーしてました。それでもやっぱり最終的には朽ち果てる。自分の定規でリミットまでキッチリ使い切ればなんだか不思議な満足感。何度もなんども味わいました。それもまた諸行無常なのです。形あるものいつかは壊れる、のであります。盛者必衰なのであります。アメリカで生まれたスケートボードが日本に入ってきてそういう侘び寂び感と混ざっていく過程をずっとみていたのもあって、やっぱり僕は日本のスケートシーンのスタイルが好きなんです。今では逆にそういうスタイルが世界に広がっている。やっぱり常に変わり続けているのです。
ストレッチデニムっていい。もうオーリーできないけど足が上がるかどうかはスケートボーダーとしての重要課題。このVOLCOMのデニムはね、おじさん達はハッとすると思うよ。リジットの501もモチロン素敵ですが、色々と経験していく中で自分に新しい定規ができるのは僕は好き。お台場ストアのあるdivercityのvolcomストアも試着するとバンダナくれるのよ。バンダナうれしいよね。
やっとバレリー先輩のことを。先日はバレリーさん、bigfootさん来店で吉祥寺ストアに沢山の方が集まってくれました。すごく急なご案内にも関わらず、気心知れたメンツで楽しい時間を過ごすことができました。こちらは日本のスイッチスタンスのパイオニア・ゆっくんこと新野豊であります。バッグにがっつりbigfootが書いてくれました。これいいなあ。
そしてこちらがバレリー先輩のセッティングであります。デッキはもちろんSTREETPLANT。これかなりガッツリしとる。80年代の香りが。サイズは9インチ。なんだか小さく見えますね。バレリー先輩は何度か会ったことありますが、もう20年以上前のことで、どちらかというとヒョロヒョロでセンシティブな青年のイメージ。雑誌やビデオでみるみる内にpowellを辞め、旅に出たりプロレスラーに転向したり、コンテストでガンガン攻めてたり、ブランド作ったり、ともうガンガン前進を続ける姿を見ていて、再会する前のイメージとしては門仲のせいやくんより20cmくらい大きいイメージでありました。でも会ってみたらあの時に千葉の街をプッシュして回ったバレリーそのままでありました。
トラックはindyでした。サイズ的には159かな。セッティングとか聞ける感じじゃなくてただただ見てました。ウィールは見た目55mmくらいのノープリントでした。形的にはlandsharkのサイドカットに似てましたので工場は同じかね。とにかく長い間見てました。そしてそのデッキを持ってバレリーが「ちょっと滑ろう」って外に出て、SSPのナカジとフラミンゴ対決してました。ナカジ惨敗。バレリーのフラミンゴがまたパーフェクトで、あんなに綺麗なフラミンゴは見たことないくらい。キッチリとtriple8のヘルメットを装着してストリートを駆け抜けるバレリー素敵。ヨーヨーからのホーホープラントで心は号泣です。
やっぱりブログにも貼っておく。千葉もそうだけどアキバもアツい。
バレリーが来るってことで吉祥寺ストア店長のさとるは手紙を書きました。英語が上手じゃないので少しでも気持ちを伝えたくて書きました、って。完全に気持ちが伝わってたよ。バレリー超喜んでた。さとるもバレリーも僕らの周りのスケートボーダーはみんな、それぞれのスケボー定規を持っています。言葉ではない何かを伝えるには滑るのが一番なのですが、こういうのもまたスケボー定規かな。
こちらはBIGFOOT先輩のセッティング。完全にコメントできない感じです。スタイルの塊。写真でお楽しみください。
こちらにもまたシューグー職人。EMERICAをシューグーしながら6ヶ月間、バリスケモードで使いました。すごいね。僕は20年スケボー屋に立っていて、やってくるスケートボーダーによく聞くことがあります。「どこで滑ってるの?」、「デッキは何乗っているの?」、そして「デッキやシューズはどれくらい使える?」ってこと。ヤングガンズは大体デッキもシューズも1ヶ月。デッキの場合は月に2本ペースのヤツも多い。滑ってるね。そうなるとやっぱり燃費が悪くなってくるので、デッキもシューズもそれぞれの延命方法を追求します。僕の場合は足のサイズが同じのグーフィーのヤツを真剣に探しました。そうやってみんな上手くなります。そうやってみんな積み重ねます。どんなスタイルであれどスケートボードには間違いない。
また先日はAJSAのミーティングで事務所へ。今年最後のミーティングは参加人数も多く、とても濃い話で勉強させてもらいました。ドーピングのことを勉強したり、これからのシーンを真剣に話し合って、僕らのやるべきことを見据えて動いていこうということになりました。月に2枚デッキを使うのはヤングガンズの役目であり、シーンの行く末を考えてより良くして行く動きをするのはおじさん達の役目です。ただ、このクルーザーの持ち主の西川スラ先輩はまだまだ現役選手であり、ジャッジであり、協会役員であり、ひとりのスケートボーダーであります。リョウもユウトも日本の宝ではありますが、僕はスラ先輩のようなレジェンズもまた日本の宝だと思ってます。昔は12月のシーズン前の丸沼高原スキー場でキッカー作ってたら後ろからすっごいスピードで飛んで行く怖い先輩でありましたが、僕が大人になってからはすっごい優しい頼れる先輩であります。
デッキ見て。これハンパないすよね。これすべてスラ先輩のハンドシェイプであります。indy109にthree wheel 78A、BONES CERAMICってもう完全に隙なしじゃないすか。スラローム全日本チャンプの経歴もある先輩ですから、もう僕の拝見なんてなんの参考にもなりません。逆に僕はここから色々なことを学ばせてもらうのです。カントの感じなんかはクイっと切れ込むセッティングだし、ブッシュなんて僕の想像を超えるトライ&エラーが繰り返されて落ち着いたセッティングなのでしょう。路面や気温なんかでも微妙にセッティング変わるそうですから、もう選手レベルのセッティングにはこだわりとかマニアという以上のなにかがある。感覚というかノリというか気分というか、なんだかなんでも良さそうですがなんでも良くない何かがあるのです。そういうことを僕は先輩からいっぱい教えてもらいました。
先日、友人がクルーザーを組むということで、「本間くんが使っていたあの謎のトラック売ってますか?」と。それがこのkraperってトラックなんですが、もう完全に生産終了でデットストックもないでしょう。ちょうど僕もクルーザーのセッティングを変えたところで使ってなかったのもあって、ここはもう変態トラック王位継承、ということで、元stormyのスケート担当神長に使ってもらうことにしました。二年前の「大人ばかりの下町食い倒れツアー、今年はどうなるの?」で寄った帝釈天の「ウン」が付くステッカーもそのままに。またクルーザー出来上がったら見せてもらおう。
神長がデッキテープ貼ってる。この光景25年ぶりくらいかね?なんだか昔を思い出しました。毎日のようにスケボー屋に行って街をプラプラしてました。その頃の友人がやっぱり今も一番クロスする感じです。
やっぱりこのfホールまでキッチリとメイクしておりました。グリップ考えると貼っちゃった方がいいよね。オシャレ貼りもこのデッキに限りアリです。
ウチは読売新聞なんですが、ある日どどーんとスケートボード。時代が変わります。まだ見ぬステージに進めるのかどうか。これからみんなわかります。
おかげさまでお台場ストアも徐々にスケボー屋になって行ってます。ぶっちゃけ箱があってもスケートボーダーがいなければスケボー屋じゃありません。お台場、浦安、千葉、吉祥寺と、各店それぞれの持ち味や個性がありますが、やっぱり中心にあるのはどこもスケートボードなのであります。
千葉ストアにはセールデッキが山盛り揃っております。オッと驚くモデルがいっぱい。これから冬になります。北国の方はもう今日くらいから始まりましたよね。またしばらく冬モードです。でもね、スケートボードは結構いろんなところでできますよ。雪の積もらないところ、ちょっと路面がいいところ、いろんなところが見つかります。かなり前の話しですが、ジャカルタ島にしばらく居たことがあって、不良たちがスケートボードをするのに集まる場所がありました。大理石の集会所みたいなところなんですが、その辺は他は道路が全部土。舗装路があんまりないのでその辺で滑るのも厳しい環境でありました。南だって北だって結構世界中にスケートボーダーがいるのです。冬に乗っていた人は確実に上手くなります。それは春に実感できるでしょう。
千葉ストアの工具箱の中です。なんでかすっごい安心するのよ。スケートボードのパーツはすべてインチサイズになるので日本のミリ単位の工具は微妙に使えない。千葉はインチでかなり色々な工具が揃っているのでどんなスケートボードが来たって絶対に修理できるぜ。あ、平沼工房のキングピン抜き差しくんがないか。あれあるとかなり楽なんだよね。
また近々ご報告したいことがあります。日々変化。日々進化であります。
ナイキのパンツが届きました。「あれ、シューレースおまけなの?」って思ったらなんだかちょっと長いのね。よく見たらベルトホールに謎の穴。これはシューレースをベルト代わりに使っている人がよりスマートに着こなせるように、ベルトループが装備されたスケートパンツなのであります。こういうギミックはスケボーならでは。素敵です。
先日ご紹介したthunderトラックがかなりカッケーんすよ。僕も買っちゃいました。こういうのって絶対になくなったらすっごく欲しくなっちゃうパターンですからね。お早めにどうぞ!
こちらもかなりひっくり返りそうにビビッときた映像作品であります。FREEDLなんでDVDにして浦安店頭でヘビロテ中です。お台場にもありますが、映倫規定により一部上映できない部分もありますのでぜひ浦安でチェックされるのがいいかも思います。
これこれ。もうこういう季節なんすね。耳当てキャップは一冬使うとかなり毎シーズン欲しくなっちゃうかと思います。
こちらはhardluckベアリングであります。ここ最近、bonesのswissあたりのベアリングを使っていた方にすこぶる評判がいい。神長も速攻で行ってた。個人的にはこのhardluckは大注目で、早速僕も使ってみたい。僕はオレンジのやつ!
先のthunderはこんな感じです。hollowでめっちゃ軽いヤツっす。
POLeR??NIKE SBはスッゴくカッケー感じです。価格帯もかなりお得な感じが漂います。お早めにどうぞ。
トラックは最近また使ったことないモデルなんか使いたくなってきた。数年に一度やってくる感じです。ここ数年のnewモデルラッシュでちょっと気になるのあるんです。でもデッキやウィールやベアリングなどに比べて、トラックって本当に新規参入が少ないジャンルですね。すごくわかる気がしますがなんでかね?
最近は東洋医学にもすがりついております。足首の変形なんですが、手術では足を切って角度直して関節の掃除してまたつなげる方法か、完全に動かないように固定してしまう方法のどちらか、って言われたのもあって、僕は相当にチキンですので他になにか逃げ道はないかと模索しております。鍼や気功や様々な体験を通して出会うゴッドハンド達との会話から学ぶことが実に多く、最近では治療というか社会勉強的な感じになってきてます。でもやっぱりキッチリ治してプッシュしたいす。
「Chronicles3」のリリースが待ち遠しいNIKE SBからはこちらの新作がリリースしました。これなにかわかりますか?そう。シャケです。鮭って書いた方がわかるかな?自然を愛するセレクトショップとのコラボレーションカラーであります。千葉のダイちゃんが「激流に叩きつけながら数々の滝や障害物を乗り越えるサケの生態をスケートボーダーと重ね合わせ、PREMIERの地元グランドラピッズのスケートスポットとFISH LADDER(魚梯)への特別な思いを表現したモデルとなっています。」と書いてました。この説明でグッと欲しくなっちゃいました。
お台場ストアでは日々新商品が入荷しております。お好きなセッティングでコンプリートセットを組むこともモチロン可能ですので、みずきやコジローやみぎわちゃんになんでも聞いてみてください。僕も最近はお台場にいることが多いので、ぜひお立ち寄りくださいね。お待ちしております。
NIKE SBのコーナーには最新作が並んでます。最近はアフタースケートモデルも色々あって欲しいのいっぱいで困ります。
打ち合わせの日々は本当にありがたい。僕は本当に打ち合わせ好きなんです。個人的には「アイデア+ご縁=打ち合わせ」って思ってます。どんな事もまずはアイデアから始まります。僕はアイデアって不意にどこでも出てきちゃうから、まずはそれを記録して、その生のアイデアをブラッシュアップして意味合いや実現性なんかをイメージします。でもやっぱりなんでもひとりの力では限界があり、色んな人のアイデアを擦り合わせてより良く削り落としたり、実行するためには多くの人の力をお借りして進める必要も出てきます。そこで打ち合わせです。打ち合わせの時点では、ある程度決めたいことがわかっていることも多いですが、何がどう転んで行くかもわかっていないケースもあって、そこから生まれる新しいアイデアで別の動きが始まることもあるのです。今日も打ち合わせがあります。楽しみです。
クリのクルーザーのベアリングが死んでました。もうガリガリな感じ。そこでクリーナーで掃除して注油して、って自分でやってましたが、全行程終わってみてやっぱりなんだか回りが悪い。異物が入った状態でガリガリ使っていたのもあって、良く回るようにはならないのも覚悟はしてたようですが、クルーザーはやっぱりスムーズに回るベアリングが気持ちいいすね。instant各店では、デッキにinstantのステッカーが貼ってあればメンテナンスを無料でさせていただきます。セッティングのチェックや簡単な調整なんかはお気軽にお持ち頂ければすぐに対応させて頂きます。通販でご購入の方には基本的にすべてのお荷物にinstantオリジナルステッカーを同封させて頂いておりますので、お荷物が届いたらステッカーはご自分のデッキにパチッと貼っておいてくださいね。
そして珍しく夜遅くに来店した門仲のジャイアントせいやくんのセッティングがお見事でした。こちらはサンタクルーズのドレッセン。これ僕も欲しかったんだよねー。なんか滑るならこれで、ってくらい考えてました。でもせいやくんのセッティングをチェックさせてもらって、じっくりみて自分のセッティングをイメージしたいと思ってます。サイズは8.75インチなんですが、すっごくピチッとセッティングが出ているのもあってもっさりしている感じゼロ。たぶんちょっとホイールベースは短めかもしれない。シェイプといいサイズといいグラフィックといい、なんだかこれすっごく乗りたいデッキすね。せいちゃんのデッキに合わせてパーツ全部決めてコンプリートしちゃうのすっごくいいね。やっぱりセッティングって毎回毎回自分の感触に合わせてすべてのパーツがすぐに変えられるようになるべきだ。まずは自分の仲の定規を作ることから始めましょう。
トラックもドレッセンなのよ。いいねえ。159のhollowなんて今っぽいすよね。こういうパーツが色々選べる時代は本当に素敵よ。ウィールはSPITFIREのClassic58mm。理由があるね。classicの乗り心地ってちょっと他のF1やF4と違うのよね。乗ればわかりますが、なかなか乗り比べることってできないじゃないですか。なのでローカルスポットやスケートバディが大事なんすね。「ちょっと乗せて」って人のデッキ乗せてもらうのよ。デッキのサイズ感の違いや、トラックの動きの特性、ウィールの硬度の違いなんかは乗らせてもらえれば良くわかることです。僕は初対面の方でも聞いてみてokだったらガンガン乗せてもらいます。トラックのブッシュの締め具合とかもかなり違いがあるのがわかるでしょう。パワスラとかオーリーとかしてみると一発で違いがわかるのです。おっと脱線。せいやくんのこのセッティングにはHARDLUCKベアリングのSWISSが装着されてました。さすがです。ドレッセンがHARDLUCKなの知ってるのね。正直いいますと、僕もこれと全く同じセッティングで1本組みたいす。
いきなりグッと寒くなりました。両手をポケットに入れて激プッシュは相当リスキーな季節です。今日もスケボーのことばっかり考られることに感謝。