秋晴れ。なんだかソワソワします。
今日は展示会が各所で開催されてます。毎年２回春先とこの時期に展示会が重なります。毎回新商品を見るのが楽しみで、新しいアイデアや新しい技術が並べられます。あとは展示会シーズンは全国からみんなが集まってくるので、久々に会えるのも楽しみなのであります。でも今日はショップに。明日展示会を回ろうかと思ってます。さて、そんな新技術が盛り込まれたデッキが入荷しました。elementのPUSHシリーズ。ファイバーをふんだんに使った強度の高いデッキです。21.000円。使用感がどうなのか気になります。使ってみて真横と縦に切ってみたい。持った感じは重量やバランス的に良さそうです。
また今週の火曜塾はテリテリ祝日塾となりました。慶太のエントリーにもありますが、僕らの動きはまずは新宿で待ち合わせ。山梨から大好きなスケートマシーンa.k.a.コタツが上京するので、新宿のバス停で迎え撃つサトルちゃんとモットンと待ち構えます。
来ました来ました。山梨からデッキをそのまま抱え込んで長距離バスに乗り込んだんでしょう。もうコタツに会うと何をやってくれるのか楽しみでウキウキしてきます。
そして４人はタマちゃん達と高速出口で待ち合わせして現地に向かいます。空の高い秋晴れは気持ちがいい。
またここでも色々なドラマがありました。スケートボードは本当に気まぐれです。そういう不確かなところをみんなで目指せるのはスゴイよね。なに言ってるのかわかりませんね。
各自ウォーミングアップのスケートゲーム。スミッコがクリッと危ないのメイクしてました。
さて今回の「デッキ拝見」はボクの大好きなスケートマシーンa.k.a.コタツ。ちなみにコタツは芸名です。すっごく寡黙なスケートボーダーに見えますが実はお笑い出身です。しかも突っ込みです。そんなことはいいとして、スケートスタイル的には果てしなく攻めるスタイル。何度もお手合わせしておりますが、「え～、そんなとこでそんなこと・・・」という事をサラッとしちゃう。もう初めて会ったのがいつだったかも忘れるくらい前ですが、当時からなんだか憧れる漢であります。
デッキはちょっと太めになりました。大人な感じ。前は7.5インチ以下の小さいデッキに乗ってましたので、今回のCITYのデッキがかなりたっぷり見えます。トラックは設立当初からずっとCUSTOMトラック。最近139がリリースされましたが、コタツはずっと129ですね。ウィールはATUOBAHNの52くらい？前は54mmくらいのタップリしたのも使ってましたね。やはり日々進化・挑戦なのでしょう。トラックのセッティングも結構柔らかいんです。あれであんなところからあんなことしちゃうなんて・・・。いつかお見せしたいです。
で、つづいて向かうスポットは有名なこのスポット。祝日塾で参加者が多く、船頭タマちゃんのナイス采配です。慶太のエントリーにもありますが、ざっと参加者を見渡すと、ジュリアン、クリス、ネイソン、ケリー、ニールに、タマちゃん、YOI-C、スミッコ、ジャバD、コタツ、サトル、モットン、ペイさん、奥さま、ヒロキ、RAD龍、83、ヤスシ、タネズ・・・もうすごい人。通りかかりのおじさんに「今日はスケボーのお祭り？」って聞かれて、「そうです。お祭りです。」と答えました。確かにお祭りね。あそこは一箇所にスポットが点在するので、各自好きなところで好きなことを果てしなく。
奥のレッジでは、モットンvsペイさんvsヒロキのエキシビションマッチが開催。こういうのいいね。真剣に楽しんでるね。この日はSITAMATIでビデオカメラ3台、スチルもボクとタネズで2台。そしてネイソンや慶太やデジカメラズが何台も。生きてる証がいっぱいです。
慶太がイカシたラインをメイクしました。これはどのタイトルに入るかなあ。dostechのプレミアも近いし、SITAMATIもEDIT始まってるし、すっごく慶太らしいラインなのよ、これが。お楽しみに。
色々撮れてみんなでチェック。これがかなり楽しいのね。「うぉー」とか声出ちゃったりして。ちなみにSITAMATIは撮影一回で10本～20本DVテープ持っていくのよ。3台あるしね。しかも撮ったのを全部洗って抜くんですよね。もう果てしない作業。さすがです。これからのSITAMATI作品にマジで期待。
このスポットで車椅子のおじさんに声をかけられました。「お兄ちゃん、撮ってる写真はどうするの？」って。「好きで撮らせてもらっているから誰かに見せれるとうれしいですね～」なんて答えてからちょっと話して、おじさんがバイク関連の会社で25誌に年契のADを入れててそのADを一人でチェックしていた話しを聞きました。だから写真の行き先が気になったみたい。「バイクの宣材が家に山済みだから取りに来れば全部あげるよ」って言ってくれてなんだかいいおじさんでした。おじさんが車椅子なのは、車の事故による脊髄損傷で下半身不随になってしまったらしく、腰から下が不随なので排便もままならないと身体に装着されている機器も見せてくれました。僕は「ご不便でしょう・・・」としか言えませんでしたが、「突然だったからね～。最初は本当に困ったよ～」と笑って話すおじさんの強さに助けられました。ストロボ置き換えたり、撮るスポットが変わったりで、おじさんとはゆっくりと話すことができませんでしたが、「いいな～、みんな楽しそうで」って言うおじさんの言葉に、改めて普通に歩けること、スケートボードで笑って集まれること、そういうことがとっても貴重で大切なものに感じました。ちゃんとさよならも言えず、お名前も伺うことができませんでしたがそういう出会いに感謝です。
やっぱスケート楽しいわ。まだ辞めれないっす。
あっ、今晩、木曜塾開講であります。
