紅葉間に合った。
お気に入りのデッキってありますか?デッキって僕の中では一番大事なのは「アガるかどうか」ってことですが、やはりスペックも気になるところです。ここ最近のベンさんはTOYMACHINEのMONSTER一本やりであります。一度8インチオーバーも乗り潰しましたが、この7.75×31.75のWATOSONプレスがど真ん中らしくって、もう何枚乗った?かなりブッ倒してます。デッキのスペックの好みも組み合わせるパーツのセッティングでかなり変わってくるし、本当にたかがスケートボード1本取ってみても乗る人の「思い入れ」や「こだわり」が擦り込まれていることに気が付きます。しかしはじめての1本はナーバスになる必要はない。もうサイズとかコンケーブとか細かいところは気にしない。もうグラフィックで行っちゃいましょう。が、しかし、専門店のいいところは、例えばTOYOTAの車にNISSANのステッカーを貼るようなセッティングにはキチンと注意してくれること。あと例えばDGKみたいにBっぽいライダーばかりのメーカーもあればHESHなメーカーもあって、それぞれのスタイルと合わないとちょっと違和感ある場合もあるでしょう。でも最初の1本はそんなのいいじゃん。最初から全部知ってる人なんて居ないから。だから気にせずお好きな1本を選んでみてください。また少しでもイメージに合うようなコンプリートを組ませてもらいたいので、ご質問やご相談は遠慮なくどうぞ。おっと、ベンさんの話しから宣伝になりました。でもそういう思いでコンプリートを組んでいるのはお伝えしたい。
ショップには近所が現場だったモットンがプラリと。そうそう。モットンesだよ。もう書いちゃってもいいよね?esのjapanチームの面子も間違いない感じで、TPOの看板ライダーでもあるしね。なんだかいいぞ。NEWモットンに期待しよう。
で、ベンさんとスーさんとモットンと慶太で、BERRICS版の水曜塾の新しいの見た。コストンとバチンスキーのメセナね。最近のUSスケートマグにも色々出てくる国際的スポットよ。DOGWAYにも出てたしね。
そして日曜日。行ってきましたよ。快晴の中山梨へ。紅葉見たくてね。ウソ。ほうとう食べたくてね。もう天気が最高。抜けるような青空ってそれだけでちょっと気分いいからね。1000円高速で混雑してるかと思いきや。NO渋滞でスムーズに。
そして待ち合わせの談合坂。そう。この日はSITAMATIクルーと合流ね。タマちゃんとヨイさんとマサちゃんとスミと珍念。うん。いい面子だ。パーキングからみる紅葉がまた素敵。慶太の紅葉には及ばないにしても、かなり秋深しな雰囲気を味わえました。
合流してビュビューンっと甲府まで。道がすいてると速いね。家から2時間かからない。そして高速を出た出口のそばのコンビニで迎え撃つ山梨ローカル、っていうかもうみんな普通に仲間な感じだな。安心面子でのプチツアー開幕であります。
先日のエントリーの最後でご紹介したSAVE THE SKATEPARKの場所はここ。僕は初めて行きましたがかなり充実の手作りパークです。路面もアキバな感じでかなり滑る気マンマンにさせてくれる感じです。
こういうのはかならず守りたいね。色々なところでパークが閉鎖になったり、スポットから締め出されたりする話しを聞きます。大きな流れから見れば諸行無常なので変化はやむなしの部分もあるでしょうが、その場所を大事に守っている人がいることは忘れちゃいけないね。僕は中学校の時の先生が超恐くて、あるときにパンの袋を落としてそのままにしたのを見つかって「おまえは自分の家でそこらじゅうにゴミ捨てるのか?」と相当しぼられました。確かに自分の家はゴミ屋敷ではなかったし「己の欲せざるところ人に施すことなかれ」ってことなんでしょうね。その先生は古文の先生だったしね。「近い奴ほど遅刻する」とか「3時の新幹線に乗るのに3時に駅に着く奴はいない」とか、今でも思い出す名文句いっぱい。おっと、パークとは関係ないね。なにが言いたいのかよくわからなくなりましたが、僕は出来る限り長く楽しくスケートしたい。同じように思っている人には協力したい。って感じかな?やっぱりよくわからん。
もうYOIドロップはシューティングの恒例行事になってきました。パーク奥の急バンクもヨイちゃんにかかれば格好のドロップスポット。また背筋がひんやりするスラムをいくつか見せてくれました。でも最終的にはパーフェクトにメイクするのがさすがだ。
ローカルの面々のライディングはさすがですよ。観音とか完全にパークを把握してた。あとやっぱコタツはすげえ。見てよこのフロントオーリー。普通に出てくるからね、こんなのが。
と、ここで恒例の「元祖 デッキ拝見!」。今回は長身でゆるい風情ながらかなりのテクニシャンな倉鹿野たかゆきa.k.a.観音。この日はすっかりお世話になりました。パークで見せたラインがかなりグッと来る感じで、いつかタマちゃんから出てくると思いますよ。お楽しみに。そしてこのデッキ。FOLKLOREの8.125インチ。でけえ。タカユキは僕と足の大きさがほぼ同じなのでデカイのでも行けるのはわかりますが、あのテックぶりで8.125インチはかなり素敵。そうそう。観音はかなりテックだよ。tienowaのスケートゲームでも下町プリンスの林くんを沈めてましたから。
で、トラックはCUSTOMの139。セッティングばっちり。139はこの辺のサイズが限界かな?ま、「セッティングにルールなし」が持論なのでサイズなんて最終的にはなんでもいいんだけど、デッキの幅とトラックの幅の感じではこれ以上のサイズのデッキはもうひとつ上のサイズのトラックがいいかもしれない。INDYでいう149ね。ブッシュとかは調子良さそうでノーマルを普通の締め具合で使ってました。ウィールはSATORIのエコウィール54mm。101Aの硬めの使ってた。そしてベアリングはBONES SWISS。仲間内ではかなりSWISS率高し。ちなみにタカユキは身長183cmくらい?足は10.5インチ。それでこのサイズでプルプル回してますから、170cm、9インチくらいだとタカユキ定規で考えるとデッキの幅は7.75くらいか?全く根拠なし。意味ねえ。
さんざん滑り倒してちょっと休憩がてらスポットの相談。山梨はいつ行っても新鮮な驚きを与えてくれます。
そして決まった次のスポットはここ。街からどんどん山を登って民家がなくなった頃に出現するこの廃墟パーク。もうバンクtoバンクのベニヤは腐ってました。木材系は踏むと足の形で穴開く感じね。が、しかし、コンクリセクションのタイトなことタイトなこと。もうバンクウォール、4面ヒップ、カービングRがご健在だったのですが、もうなんだかアニマルチンな気分ですよ。「すげ~」みたいな。しかも近寄ってよく見ると5BOROのステッカーが貼ってある。ウルマン来てるよ。さすがだ。しかもバンクウォールでブラントをメイクしてるらしい。さすが過ぎ。ここではもうスケートワンダーランド。詳しくは話せませんが、日頃のストリートで鍛えたポテンシャルはこういう局面で発揮されますね。
僕は所用で一人で戦線離脱。夕暮れと共に岐路につきました。が、しかし、待っていたのは渋滞地獄。行きはよいよい帰りは恐い。なんと大月から八王子までずっと渋滞だよ。4時間コース。途中トイレに寄ったパーキングで本気で寝ちゃいたくなった。コーヒーとM&Mと硬揚げポテチの力を借りてなんとか八王子まで乗り切ったよ。本気で眠いときってヤバイね。運転してる夢見てるとか、前見てるつもりで眼球がくるっと回っちゃうとか。ひさびさにいい戦いしたよ。5時現地発9時半自宅着。もちろん所用には間に合わず、帰宅後倒れこんだのは言うまでもないっす。でもなぜか清々しい充実した気分でした。
気がつけば山梨では1回も「ほうとう」という言葉を口にしませんでした。シューティングはいつもの流れでコンビニ食。栄養バランス悪そうだけど嫌いじゃない。うそ。むしろ好き。でもしっかりほうとう買ってきたよ。いつ食べれるかはわかりませんが。
天気が変わりやすい。どんどん寒くなるね。