気がついたら寒くなってきましたよ。
やっぱり今年も激動の年です。去年もそんなこと言ってましたが、今年はさらに激動。仲間が増え、レベルもあがって世界が近くなり、さらに東京五輪の大舞台への採用が決まり、シーンやマーケットに激震が走り、ごごごごごって世の中が変わる音が聞こえます。実際に変化が見えるのはまだまだ先のことかと思っていたら、どんどん状況は変わっていき、目の前の大きな流れを眺めているつもりがすっかり飲み込まれておりました。嫌いじゃないす。変わっていくことは世の中の真理であります。諸行無常。良くも悪くも変わっていくのが世の常なのであります。
ま、それはいいとして、また皆さんにご報告があります。
インスタントでも扱わせて頂いていおります「BLUCO」のフラッグシップストアがオープンすることになりました。インスタントの店頭にも並ぶ、本気の本格的ワークウェア。質実剛健であり繊細な心配りが随所に見えるオススメのアイテムばかりです。そんなBLUCOのフラッグシップストアに、僕の21年のスケートボードショップで学んだノウハウやトリックだけじゃない大好きなカルチャーを全てつぎ込んで、ストア内スケートボードスペースをディレクションすることになりました。シーンの先端を追いかけるのではなく、僕がここまでのめり込んだスケートボードの溢れる魅力を、BLUCO Storeを通じてお会いする方にお伝えしたいと考えてます。BLUCO、UNCROWDをフルラインナップするストアですのでスケートボードプロショップの敷居が高い感じはありません。僕と近い年代の方だけでなく、ヤングガンズから諸先輩まで、プラッと見に来てもらえるとうれしいです。
このBLUCO Storeでは、スケートボードだけでなく、サーフカルチャーやバイクカルチャーなど、BLUCO創設者の青木さんテイストでいろいろなカルチャーがMIXされるようです。スケートボードに関して言えば、この場所でご紹介したいものだけをご用意します。特にお伝えしたいのは、WOODENTOYをプロデュースする大場組の大場くんが参加してくれること。インスタント20周年で20本の記念デッキを創って頂いたご縁、ってことだけじゃないのよ。30年近く前に、渋谷の美竹公園でグラインドしてた頃から、もうこのご縁は始まっておりました。あのWOODENTOYのオリジナルシェイプのデッキが常時店頭にラインナップされ、乗り手の好みやスタイル、目的に合わせてキッチリとセッティングさせて頂きます。スケートボードが初めての方も、僕より先輩の皆さんも、グッとアガるセッティングで組み上げます。またBLUCO Storeの店長は、シーンが1番キラキラと輝いていた80年代後期〜90年代中期のスケートカルチャーのど真ん中で、東京らしいプロライダーが多く在籍したあのショップで及川番長と共にスケートボードを切り盛りしていた神長宏樹が務めることになりました。スケートだけでなく、サーフもバイクもトップウォーターも、ピシッと一本筋が通った漢であります。あ、大場くんもあのショップのライダーだったのは知る人ぞ知るミラクルご縁なのであります。
オープンは11月19日(土)。その前の晩には友人知人をお招きしてゆるくチルお披露目されそうです。今は僕がディレクションするスケートボードスペースがどうなるかは全く白紙でありますが、ちょっと色々考えていることがあるのです。また進行状況とか気になる方はBLUCO StoreのWEBでオープンまでの進化をお伝えするみたいなのでチェックしてみるのがいいかも。
あ、昔から神長を知ってる方。今はかなり丸くなってますよ。性格も体格も。