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刻々

今年はいきなり時間が経つスピードが速いです。

僕はよくSUBWAYを利用します。シーズン物以外はもう全部食べましたが、最近は毎回同じものばっかり食べてます。いつも頼むのはBLT。ベーコン、レタス、トマトではありますが、SUBWAYの場合は個人的好みオーダーができるのが一番のポイントで、毎回僕は「野菜多め、特にオリーブ多め、パルメザン抜き、味付け別」というオーダーです。結構混んでいる時なんかは前の人のオーダーを聞いているのですが「オニオン抜き、ドレッシング変更、トッピングハム」とか、みんな色々な好みがあるんですね。ちょっとスケートボードみたいだな、と。「8.25にLOトラックに51mm、BONES SWISSで」みたいな。ま、どうでもいいです。

先日は吉祥寺に居た時にクリがやってきまして「チャリでお出かけしようと思ってます」とよく見たらトリック用のFIXシングル。ルートを聞いたら吉祥寺→原宿→平井の旅。約55km。すげえ。しかも初FIX。しかもギヤはトリック用で軽い。こりゃ死ぬな、と。スケートボーダーなので脚力的には心配ないけど、初FIXでトリック用なんで確実にケツは死亡だな、と。でもウキウキしながら「スマホとか装着してなんか撮りながら行こうかと思ってるんですよー」と。ちょっと心配だったので、近所の「Del Mar」の中田くんにチェックしてもらうように言いました。ことの顛末は少し前のクリのエントリーでチェックしてみてください。

寒い日がまだありますが、RAD龍はヌプシです。オシャレ。この人はスケートボードの鉄人ではありますが普段からオシャレなのよ。ステンカラーコートとか普通に着てくるからね。古着の。オレンジのジャケットってカッケーな、って初めて思ったのもRAD龍でした。ま、それはいいとして、スケートボードは寒いとなかなか家を出れなくなりますが、アップで頭から湯気が出始めたらしめたもの。って言っても止まるとすぐに凍りますが。

で、オシャレなRAD龍はこの日はINDEPENDENTをゲットしにご来店頂きましたが、RADのインスタ用にトラック撮るのに、背景にUAで買ったメキシカン柄のマフラーを。さすがだ。勉強になるわ。僕もちょっと考えて写真撮ることにするよ。

今年はまだあんまり雪降らないっすね。吉祥寺は去年の2月の大雪でスコップ常備しておりますのでガンガン降っても大丈夫。でもね、やっぱり雪はしばらく残るからスケーター的にはあんまり降ってほしくない。前回の大雪の日には、デッキ交換で乗り終わったデッキがバックヤードにあったので、みんなで雪山作ってドロップ合戦してました。そういうの上手いヤツいるよね。もうこれからはそんなに降らないかな。春のポカポカ陽気もすぐにやってきます。

定期メンテナンスもちょっとサボってましたが、やっぱり行かないと調子悪い。早くコンビニで新品の足首や高性能の肝臓とか良く見える眼球とか売るようになってほしい。

節分はやりましたか?僕は近所の名所で節分用の豆を仕込んでますので、もうかなり本気でやるつもりでしたが。気合い入れて家に帰ったら「もうみんなでやっちゃったよー」と。マジか。俺が鬼役だと思ってたのに。しかも使ったと思われるお面が置いてありましたが、鬼ではなくてピーポーくんのお面でした。なんでだ?ま、いいか。

冬でも夏でもインスタントには日々新しいアイテムが到着します。今回はこのDOOM SAYERS。好きな人多いみたいね。OMARはデッキどこになるのかね?AWS復活する?した?みたいだから詳細知りたいわ。日々の入荷はwebストアでチェックしてみてください。またお探し物があるときにはお気軽に電話でもメールでもご連絡くださいね。日本中のメーカーや代理店の倉庫の奥まで調べます。たまに驚くような掘り出し物があるのです。

人気のDEATHLENSも色々揃ってきました。iphone6用も両サイズちゃんとスタンバッております。このiphone6用ですが、USでもリリース直前までデザインやスケールが発表されず、こういう純正以外のケースやパーツがかなり遅れてリリースされたみたいです。iphoneなんかは利用者多いんだから、もっとスムーズにやればいいのにね。ま、こういうアイテムで気軽にフッテージを撮りためて、世界に向けて現場から発信できる時代になりました。もう世界のどこに行ってもberricsの最新の更新は同時に話題になるし、言葉が通じない国のスケートボーダーにも、自分がドロップした映像やyoutubeのフッテージを見せればすぐに打ち解けるし理解度もグンと上がるのです。そういうチャンスを利用しない手はないのです。スケートボードってもちろん一人でも楽しいしいつでもどこでもできますが、やっぱり一人でも多くの仲間がいた方が楽しいし、より上手くなる方が楽しいし、より色々な環境で滑れる方が楽しいのよ。そういうの、今は昔に比べてかなりハードルが下がってきたと思います。自然にハードルを乗り越えてどんどん世界に飛び出しましょう。

先日リリースされたこのNYCのDUNK SBにグッと来ました。これかなりDUNKっぽい。ご存知の方も多いのですが、DUNKってFORCE1やAIRMAXやJORDANに並ぶNIKEのアイコン的シューズであります。でもね、最近このNIKE SB以外にはDUNKのリリースがすごく少なくなっているのです。もうDUNK好きはSBなのですよ。フライニットも素敵ですが、オーセンティックなモデルはずっとリリースされて欲しいすね。

そしてこちらはTWSJの最新号。今回はDVD付きであります。内容もすっごく面白く、今の日本のシーンをよくとらえている感じがします。メディアは得てして人気ライダーのみをフューチャーする傾向がありますが、個人的にはレジェンズやアップカマーもどんどんプッシュしていかないとシーン全体が育たないよね。なんか最近言い続けてるカルチャー伝承なんですが、スケートシーンの一部分だけを切り取ってクローズアップするだけじゃダメなのね。やっぱり積み重ねがあって今がある。そしてこれからにつながるの。メディアはやっぱり人気商売なので、読んでくれる、買ってくれる、というコンテンツの生産だけに注力する傾向があるのは当たり前ですが、そのコンテンツが光るかどうかはやっぱりその裏付けや礎がどうなっているかが大事なのだと思います。

さて、こちらはインスタントのスタッフ「クリ」のNEWセッティングであります。クリは浦安にも吉祥寺にも登場するミスター万能男でありまして、見た目に反して細やかでそつがない。おっと誉め過ぎた。ずっと前からのSHAKEJUNT男でありまして、もうグリップテープはずっとSHAKEJUNT。TシャツもスエットもSHAKEJUNT。足元はSUPRA。頭の中もSHAKEJUNTなのであります。深夜のパンダのローカルなのでお近くの方は一度見に行ってあげてください。で、デッキはもちろんDEATHWISHでありますよ。このモデルは日本に入る前からカタログでチェックしてて入荷後すぐにゲットしておりました。まあそれだけ好きなブランドがある、っていうのが幸せね。そしてそれが現実に入手できるのもこの時代ならでは。僕らの黄金期はTHRASHERがまず2~3か月遅れで入荷して、そこに出ているカタログの商品なんかは平気で半年遅れで入荷してくる。しかも当時のデッキは今みたいに同じ形でグラフィック違いなのではなく、もうシェイプや大きさがガッツリ違うのです。なのでフルモデルチェンジは2年に一回とかザラで、シーズンが変わるとグラフィックのカラーが変わるだけ、みたいなマイチェンも横行しておりました。

だから入荷が半年遅れても全然平気。だってカラーが変わるだけ。そんな感じでCABもHAWKもGONZもDOGTOWNもOBRIENもDRESSENもRIPSAWも色んなカラーに乗りましたよ。ま、それはいいとしてクリのセッティングは今っぽいながらウィールにちょっと主張あり。コニカルでややワイド目の最近のトランジッタースタイルでありますが、そこはやはりタイル路面のパンダローカルですから「こまいウィールじゃ乗ってられねえ」的な下町テイストを感じる訳です。デッキ幅に合わせたTHUNDER147も見事にSHAKEJUNTカラーのグリーンを採用。個人的には船橋のCAMEL PIZZAのステッカーに乾杯。これでベアリングもSHAKEJUNTじゃなかったら裏切りですな。

そしてこちらはinstantsの出世魚。高橋ケントのセッティングでありますよ。デッキ交換直前の乗り込んだ感じが素敵であります。デッキは今週18日に横浜でプレミアが開催される「Lesque」の8.25インチであります。ショウタとケントはずっとこのサイズに乗ってます。そうそう。LesqueのNEWタイトルにはケントはフルパートで参戦しております。ちょっと個人的にも観てみたい。いや観たい。日頃良く見ているケントであってもTPOでどんなライディングを見せるのかとっても気になるところです。なにやらインタースタイルのブースで整理券を配るみたいなので、どうしてもプレミア観たい方は明日からのインタースタイルがかなりマストですね。お見逃しなく。

トラックはずっとTHUNDER。もうずっとずっとTHUNDER。僕らの時代はTHUNDERは重たくで動かないウィールの代表格だったのですがここ最近のTHUNDERはそんなイメージを完全に払拭して、クリックな動きで深く切れ込む男前なトラックに変貌しております。ライダー陣もクリス・コールやMJなどの重鎮だけでなく、若手のトップクラスもぞろぞろと所属。実は僕は一回も使ったことないのでどれだけ素晴らしいかがお伝えできませんが、THUNDERのどこがいいかはケントに聞いてみてください。そしてウィールは安定の51mmBIGHEADですかね?CLASSICかも。ま、中身は同じウィールではありますが、ケントはこの99Aで51mmというサイズをこよなく愛しているのです。「ワイドデッキ、LOトラック、スモールウィール」が最先端なセッティングでありますが、ケントは自然にそういう流れに沿っている。それこそが最先端の証し。おっとまたほめ過ぎた。

そんなケントは新しいTWSJのハウツーでコンプライを披露しております。なんでもサラッとやるのが素敵よ。

そして浦安にはBOLDLINE総帥の堀内さんが登場しました。気になるBLAZERのフィッティングにご来店頂きましたが、パチッと合うサイズが一発で出たみたいで僕もなんだかうれしかった。身に付けるモノは何でもいいって訳じゃない世代には、そうやってモノをチョイスしていくことが楽しいのですよ。最近はパークで会ったキッズに聞いたらN.T.ORIGINALもT19も岡田晋も知らなかった。そしてまさかのTHRASHERさえも知らない。ちょっと困っちゃうよね。僕らの世代はNIKE履いてDCのTシャツ着てたらもうそばに寄りたくない。THUNDER乗っててINDYのステッカーを貼ってたらたぶん仲良くなれないかも知れない、って世代ですから、今のなんでもいい風潮には断固として反対です。なんでも良くないからスケートボードなんです。その辺のことに共感頂ける方とは一晩くらい飲み明かせる自信あります。そういうカルチャーはどうやったら伝承できるのか。それが最近の僕のテーマなのです。

最近の打ち合わせっぷりがすごくて2週間毎日打ち合わしてました。なにを打ち合わせしててもやっぱり根幹にあるのはスケートボードなのですよ。だからちっとも嫌じゃない。しかも僕は打ち合わせはファミレスに限る、もしくは打ち合わせは現場に限る、って流儀ですので、もうとにかくファミレス率が高いのですよ。最近のスマッシュヒットはこのBIGBOY。もう僕はBIGおじさんではありますが、ここのサラダバーで連日の疲れを癒すのであります。最近はヤングコーンがカリフラワーとの合わせ技になってしまって少し残念ではありますが、最初にきゅうりとコーンにサウザンドレッシングからはじまって、レタストマトベーコンチップのBLT。剥きえだまめとブロッコリーのグリーン攻撃からのオニオンスライスにオニオンドレッシングの血圧対策、ともうステーキとかどうでもいい位の楽しみ方。打ち合わせよりもサラダバーの方が比重高くなることもありますが、このBIGBOYの中途半端なグレード感が好きなのです。ガストやサイゼよりも若干上ながらDenny’sやロイホとは完全に違う路線でRED ROBSTERやSIZZLERには雰囲気負けしてしまう庶民感。僕は成田のBIGBOYが初BOYだったのですが、実は地元には2人のBIGBOYが居て、たまにサラダバー祭りをしに行ってしまうのです。

雨や雪の日にはスケビですよ。もう完全にスケビ。そしてそういう日にはいつもの違った見方をしてみる。もう徹底的にシューズしか見ない、とか。ライディングよりも風景を見る、とかさ。スケビって何度見てもなぜだか発見があるのです。不思議ね。

先日はHUFの展示会に行ってきましたよ。横須賀のホンちゃんにも会った。ケントとTDNMダイちゃんと間に合わせして会場へ。まずSKUの多さに驚いた。ま、詳しくは商品のリリースを待ちたいところですが、おススメしたいアイテムが色々山盛りでありました。

そして会場を後にして目の前のHESHDAWGSに。チビドラとちょっと話してフト見たら、なんとこのFLYAWAY。これアツい。もう僕ら世代の皆さんはクリスチャンだけでなく、一味違ったオリジネーター達が愛用していたことを知っている。サイズ違って残念でしたが、いつかはマイメットはFLYAWAYに到達したいと思ってます。

またイガポンに呼ばれたような気がしてノーアポでお邪魔するPOLeRの展示会。そこで見つけたこのchocolateコラボのバックパックの秀逸なこと。これはかなりアメリカ流の感じです。僕はSAGとTALONってスケートボードバッグをリリースしてますが、「デッキを運ぶ」というコンセプトで全く違うアプローチ。でもどっちもカッコいいと思うよ。良いも悪いもスケートボードはないのです。それぞれの価値観とそれぞれの楽しさ。そしてそれぞれのスタイルで全く問題ないのです。

またこいつらが食べるんですわ。「ランチはライス大盛り無料です」って聞いたら「じゃあ大盛りにしときます」的な、あんまりどうでもいいけど大盛りにしちゃうよスタイル。ダイちゃんのタコライスの大盛りはかなりな勝負出てました。僕はケントを同じチキンにしましたが、ライスは普通にしましたよ。でも家の近所にFRYDAY’Sがあったらたぶん毎日行く。

AJSAのミーティングでは今期の予定と様々な議題を先輩たちと話し合ってきました。この会議に来るとなんだかいつもホッとする。僕以上にスケートボードに人生を捧げた先輩たちがこれからのスケートボードシーンをどう良くしていけるか、と真剣に自分の意見を出し合う場なのですよ。もうみんな30年以上もスケートシーンを見続けた先輩ばかりですから、僕なんかもうメタボな赤ん坊のようなもの。いつも勉強になります。このお菓子のチョイスを見るだけでなんだか間違いない感じがするでしょ?強すぎない自己主張と安定安心の選択。お見事です。

冬のチャリは好きよ。雪国の人はもうすぐやってくる春に備えてまずはスケビチェックからのイメトレをスタートさせてください。

実はご報告したいことがいっぱいあります。近くまた整理して順番に。今年のインスタント20周年は、僕が予想していたよりはるかに大きな変化がありそうです。それに合わせて僕らも進化できるように、今日もまたファミレスに向かうのであります。だから太るのです。