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SLAAAPPPPPY

Slappy Grind With RAD Ryuno from instants on Vimeo.

スラッピー?スラピー?僕はその中間位でごまかして発音してますが、このトリックは個人的にかなり好きでカッコイイと思っているトリックであります。スケートボードのトリックって日進月歩で今も新しいトリックが生まれてます。先日のX-GAMEの540ヒールフリップINDYとか、BERRICSで見せる若手の回し技には驚きと共に今も進化するスケートボードに感動したりします。ま、それはいいとして、このスラッピーはRAD曰く「忘れられたトリック」であったのですよ。本来はオーリーしないでいいし、音的にもビジュアル的にもRADでスケートボードっぽいトリックであるのに、80年代のNEWスクールの流れあたりからなんだか日本ではまったく見かけないトリックになりました。アメリカのライダー達はローカルで育つなかで出会い磨かれるトリックであるのは明白で、DVDでは見せなくても大体みんなスラッピーできちゃう感じでしょう。日本のシーンではテックに傾倒していく流れがあって、しばらくこのスラッピーやコンプライはメインストリームに出てきません。ただコンプライに関しては、バリアル系トリックのデッキの向きを直したり、ラインのちょっとしたつなぎに使ったり、スラッピーのように猛プッシュして気合入れなくていいのでチョロチョロ見かける感じがありました。あるときふとRAD龍が「なんで日本人ってスラッピーできないんだろうね」って言うから考えてみたら、確かにプロライダーでもスラッピー上手いって人はそうそういないのでやはりこれは僕らの世代からずっと「見過ごされてきたトリック」であったのでしょう。USでJason KID Adamsが鬼スラッピーをメイクする映像が目に留まったりしてRAD龍やSPWヤナさんなど当時からスラッピーをしてた面子にスポットライトが当たるのです。おっと、話し長いって。

ちょっと久しぶりに「ハウツースケートボウ道」の最新作としてSlappy Grindをピックしてみました。講師はもちろんRAD龍であります。このハウツーでカーブマニアが増えてくれるとうれしいです。グラインドがすっげー気持ちいからずっとやってるとすぐにトラックがぶっ壊れます。ま、代償でかい分、気持ち良さもまた格別です。まったく話しは違いますが、最近40代でスケートボードを始める人が増えたがします。僕と同じ世代の皆さん。40代も中盤を過ぎると仕事は猛烈に忙しいものの、子育てもちょっとひと段落したり、時間や経済的に自由にできる部分が増えてきて、さてなんかやってみよう、って人が増えたのかもしれませんね。子供と一緒にスケートボードをご購入されたものの、お子さんは滑らなくなってもお父ちゃんはブチはまりってケースも多いです。僕はスケートボードいいと思いますよ。最近は好きに滑れるパークやスポットも増えてきて、ショップに行けば専門的な知識や用具も揃っている。かなりいい環境が揃っているのです。前置きは長くなりましたが、おじさんスケーツには無理無駄はなるべくさけてメイクの達成感と満足感、そしてちょっと見た目的にもイケてる感じを出すために、オススメのトリックが3つあります。ノーコンプライ、パワースライド、そしてこのスラッピーグラインドの3つ。あくまで僕の主観ですが、この3つのトリックのバリエーションが二つづつ位いつでも乗れるようになれば相当テダレに見えることでしょう。そしてテールを蹴らずに相当な快感を味わえることでしょう。今後もそういうトリックを「ハウツースケートボウ道」に織り込んでいきたいと思います。

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