スケートボード

GWの思い出。

またやりました。

いつも見てくれている方はご存知かと思いますが、先日、愛用のGR-DIGITALを投げてしまって新しく新品が買える位の修理代を払った僕ですが、今回はこちらの相棒を投げてしまいました。ま「投げた」っていうのは正確な表現ではありません。電車を降りるときに電話がかかってきて(コタツから)、話しながら電車を降りてポケットにしまおうとしたところ、乗り換えの電車が発車間際で電話を持ったまま小走りに腕を振ったところ、電話を持つ手の指がパンツのポケットに引っかかり電話だけすっぽ抜けて飛んでいきました。さらに完璧なタイミングで盲人帯に画面から平行に落下して、画像のように見事に二点同時に衝撃を受け、完璧なまでに割れてしまいました。駅で5人くらいに「ああ」って言われましたからね。軽くトラウマになりました。GW後半はこれをジップロックに入れて普通に使ってましたが、音が良く聞こえない。タッチパネルが上手く作動しない。ガラスの破片がちくちくする。と問題が多発して修理に出すことにしましたが、SOFTBANKに電話したら「こちらでは修理はノータッチですのでAPPLEさんに・・・」って即答。ちょっと「ノータッチ」にカチンと来ましたが、落とした僕に完全に非があるので冷静に電話を切り、調べて探した修理してくれるお店がなんと自宅の側でした。しかも持ち込み修理でその場で作業。30分で元どおりになりました。僕は父が死んでからはこういうことが起こるといつもなにかのサインだと思います。色々と心当たりもあるので、怒ったり悔しがったりするよりもまず反省。そこからはじめるそれまでの自分のありかた。ま、そんな深い話しじゃないのですが、全てのことを自分の中から起こるべくして起こった事として考えると納得行かないことはないっす。

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でさ、恒例の水曜下町塾は大雨ビデオ塾。この日は早くからまずクマ登場。そして玉木塾長来て最近のDVDを総ナメします。そして慶太もやってきて最終的には偶然にケントも合流。この流れの引き合いがすごいっす。クマとタマちゃんのDVDの見方が面白いのよね。トリックとかスポットとかじゃなくて、ライダーとカメラマンの距離感とか、ライダーの気持ちとかそんなことばっかり話してるからさ。さすがだ。

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そしてそして、遂にこちらのデッキがリリースとなりました!イエス!55DSL×instant「FAST OR DIE」デッキであります。これは僕も乗っちゃうし。っていうか早く組みたいし。もう今からどんなパーツ組み込もうか色々考えすぎて頭パンパン。幸せな悩みだ。

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そしてプラリと国秋と雄斗がたこ焼きもってやってきました。プチたこ焼きパーリー。平日の真昼間に来たもんだから、中学一年生にしてすでにスケートボーダーWAYを突き進んでるのかと思ったらただ学校の創立記念日で休みだったんだってさ。だよね。やりすぎちゃダメなのよね。

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今回はデッキテープは僕が貼りましたが、付け替えなどの作業は全部自分でやりました。そのうちデッキテープも自分で貼れるようにしよっと。でもやっぱりなんでもやってみないと出来ないよね。しっぱいも自分の味ですから。僕も自分のデッキを貼るときとかは油断してしっぱいすることもあります。もう何千本も貼っててもやっぱり今でも失敗することがある。もうその辺はスキルとかじゃなくて自分の問題になってきますが、まずは自分でやってみないとなにも始まらない。

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で、こちらのデッキ。最近はブランクデッキに好きにステッカーを貼って乗ってますね。サイズは7.625インチ。これでバートもストリートも家からSSPまでのプッシュも全部一台でこなします。ユウトはバートも入るので、身長や足の大きさとの対比で考えるとちょっとデッキのサイズは大き目かも知れません。でもやっぱりバートのスピードに負けない安定感を得るにはこれくらいのホイールベースがあったほうがいいのかも。

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なんだかウィールがでっかく見えるでしょ?実際ちょっと大き目ね。AUTOBAHNのCAB56mmをここ最近はずっと愛用しています。ベアリングは二番煎じ。大き目ウィールはもちろんバートでスピードを出すためですが、重量やデッキ、トラックとのサイズバランスを考えるとこの辺のサイズがユウトにとって経験から導かれたベストサイズっぽい。スペースパットは入っていません。体重もそんなに重くないだろうからパッドでウィールバイトの保険をかける必要がない。そしてトラックはCUSTOMの126。これは小川元モデル?CUSTOMはこの上に139ってサイズがあって、豪は139乗ってましたよ。デッキ7.625、トラック126、と来るとウィール的には53mmくらいが全体的なバランスはいいかも知れませんが、ユウトは「バートでスピードに乗る」って目的がありますから。たとえば「テールを蹴る感触がこれじゃないと気分悪い」ってVENTUREのLOトラックに1/8のスペースパットを入れている友人が居ますが、彼はHIのトラックではダメなのね。LOトラック+1/8スペースパットの感触が大事なの。スケートボードのセッティングである程度の王道はありますが、基本的に自分の好みやスタイルを把握している人に関してはなにをやってもいいと思います。いかに自分が気持ち良く好きに滑れるか、って言うのがセッティングを考える目的ですから。ユウトは11歳にしてすでに職人級のセッティングを見せております。

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ユウトも使ってましたが、スケートショップに行くと他ではあんまり見ない工具があります。個人的に持っている人も居ますが、ちょっと色々ご紹介しましょ。まずはこちら。ベアリングプレスであります。これはウィールにベアリングを装着する装置で、ベアリングをはめたり、外したりするのがすごく楽。これは一度使っちゃうと半年乗った硬くなったウレタンからギチギチのベアリングを手のひらを真っ赤にして外すのが嫌になります。っていうか現場ではしょうがないですが。これは最近は5000円くらいで商品化されて誰でも購入できるので持っている方も多いのではないでしょうか?ただね。ポイントは画像をよく見てね。角材にネジ止めして使うのがいいよ。ゴメスに教えてもらったんだけど、この角材がないと使っていてだんだんゆがんでくるの。そうするとベアリングを両面平行にはめられなくなってくるからね。もうベアリングプレスは買ってすぐに角材に装着すること。本来は作業テーブルにネジ止めするように出来てるんだよね。

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次はこれ。ネジ切りね。これはなにをする工具かというと、フリップの練習とか果てしなくやっているとトラックのシャフトが地面に打ち付けられてだんだんつぶれてきちゃいますよね。本当はアクセルナットをシャフトの端とフラットになるように装着して、削れてきたらアクセルナットだけ交換していけばある程度は守られるんだけど、やっぱり夢中に滑っちゃうとシャフトの潰れなんて見てないことも多いでしょ?気がつくとねじ山がつぶれてる。ウィールやベアリング交換でアクセルナットを取ろうとするとギチギチで回りにくくなってないですか?それ、かなり要注意。無理に力を入れてナットがなめちゃうと、これはもう大問題。下手するとトラック、ウィール、ベアリング、全部が使えなくなる可能性がある。だからそういうときにはアクセルがそこまでつぶれてないうちにギギッと外してこのネジ切りでつぶれたシャフトのねじ山を再生してあげる。そうして新しいアクセルナットを装着すればトラックはかなり長い間使えるパーツですよ。最近はPIGやNINJAなどでもこのネジ切りが装着されているTOOLがリリースされてます。これもってると便利よ。まさかのときに役立ちます。

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最後はこちら。これ何をする工具かわかるひとー?あんまり居ないよね。これはね、トラックのベースプレートから折れたキングピンを外したり、新しいキングピンを装着したるする装置。CUSTOMトラックの平沼パイセン考案の特許物の装置であります。なにが凄いってこの2tの油圧ジャッキのすばらしさ。これに出会うまではキングピンが折れて駆け込んで来た時には、ハンマー持って外に出て、マンホールの穴にキングピンの頭の穴が合うようにしてガンガン叩いてましたから。あれね、あんまり大きなハンマーで叩くと頭がつぶれて一生外せなくなっちゃうよ。その辺の力加減がかなり微妙な作業でありました。が、こちらは使い方さえ守れば女子もキッズもキングピンの交換とかできちゃうのよ。凄いよねー。使い方間違うと2tパワーでベースプレート折ったりしちゃうからね。だから貸し出しとかしてません。ま、他にも色々あるんだけどさ。それはまた今度。

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今週来週とすごいハードル高いっす。別名締め切り地獄。いや天国。ありがたや。ってチヒロックみたいになってきた。

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