堀米雄斗

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ライダー:堀米雄斗
デッキ:instant LOGO 7.63
トラック:CUSTOM TRUCK
ウィール:AUTOBAHN WHEEL CAB 58mm
ベアリング:二番煎じ

ゴメスがデッキ換えに来た。ユウトは友達と遊びに行っちゃってしょうがなくて1人で来たらショップで携帯が鳴って「なんで置いていくの~」と。あるあるそういうの。ま、過ぎたことはしょうがないので、ユウトは留守番させてゴメスとNEWデッキで組んじゃいます。こちらのセッティングはユウトのバーティカルのセッティング。今回はinstant NEWロゴデッキの7.63インチ。なんだか僕がドキドキするよ。ライダー達が喜んでくれるセッティングを考えていつも作るのですが、今乗りやすいのとこれから乗りやすくなるのはちょっと違うからね。ま、それはいいとして、デッキのサイズはバート滑るのならばこれくらいでも問題ないっしょ。ユウトは同学年でも小さいほうだけど、あのスピードにはこれくらいのサイズが丁度良いかと。デッキのコンケーブってそれぞれに好みがあると思うけど、ウィールの大きさと同じでいつの時代もその時の「流行」があるんです。80年代はよりキツクしていく流れで「ミサイルコンケーブ」とか「Vテール」とか色々コンケーブのキツさを強調するネーミングがありました。70’sはコンケーブが無い時代ですので、コンケーブという魔力は留まることを知らずに暴走するのです。でも常に新しいことを模索するスケートボーダー達はすぐに行き過ぎたことに気がつきます。次に訪れるNEWSCHOOL期にはその反動でかなりペタペタなデッキが流行するのです。80’sにスピードを求めて67mmのT-BONEまで巨大化したウィールもNEWSCHOOL期には一気にGISMOのような40mmを切るサイズまで小さくなります。フラットコンケーブ+小さく軽いウィールは実に様々なNEWトリック、NEWスタイルを生み出しました。おっとまた脱線してる。このペースで現代まで来るのはちょっとトゥーマッチなので、いつかどこかの誌面で書かせてってお願いしてみます。ユウトのトラックはCUSTOMトラック。師匠の小川元と同じです。「調子いいよー」っていうユウトが頼もしい。ウィールはAUTOBAHNのCABを使ってます。そう。ユウトはウィールだけはすっごく気にするんですよ。バートってウィールの影響がモロにスピードに出るし、スピードにマイナスに影響するとトリックが絞られてルーティンが乱れる。これ大問題。だからユウトはウィールにはこだわるのよ。ベアリングは二番煎じ。これであの数々のトリックを生み出してます。夏頃にはバートの全日本選手権ありそうだから楽しみね。バートはもう万歳だけどミニランプの動きもヤバイのよ。instantsのハウツーでいくつかピックしていきます。