上手い人はなぜやめるのか。

こんにちは、てんちょです。

今回は上手いスケーターほどすぐスケボーしなくなる現象について語っていきたいと思います。

皆さんは感じたことないでしょうか? 一緒に滑っている仲間でめちゃくちゃ上手い奴が昔いた、、、みたいなこと。なぜか才能ありそうなスケーターはあっさりスケートボードから離れていってしまうこの現象。他のジャンルでもあるのかもしれませんが自分はこの二十数年のスケート歴の中で何度も目の当たりにしています。 自分みたいに才能も技術もない人間にしてみたらひたすらもったいないという気持ちになるのですが、スケートボードをやめる理由は色々あると思いますがよくあるなぁってやつを3つ。

第一に彼女できたきっかけで離れていきます。これは思春期の男子には仕方のないことかもしれないですが、自分なら絶対にスケートボードを優先するから彼女できてスケボーやめる奴ださ、って思っていました。

第二にそもそも簡単だからやる気なくなる。これは飽きちゃうってことと同じなのかもしれませんが、他の人より覚えが早い分優越感もだいぶ感じることができそうですけどね、、、。復活してもそこそこできる自信があるから気軽に離れられるのかなとも思います。

第三に感覚早すぎて次の世界に行ってしまう。音楽だったり絵画だったり、スケーターは芸術的なものに傾倒して行く節があるので、スケートボードで培った感覚を他のジャンルで発揮するのが楽しくなってやめてしまうパターン。これは一つの理想でもあると思いますね。 スケートボードはある程度身体が動く歳までは技術的に成長できますが、老人になってからは正直しんどそうなので、早めにこの感覚を育てておくと応用効きそうです。

本当の理想は同時進行です。「静」と「動」の二つを交互に進めて行くのが調子いいと思っています。もちろんスケートボードは「動」。「静」は雨の日や怪我して滑れない時にやる好きなこと。読書やゲームやものづくりや音楽や絵画など。スケートボードで感じたことを別ジャンルでアウトプットできるようになった時こそ本当の意味でスケートボードに出会って良かったと思えたりします。そしてその逆もあるので、静から動へのアウトプットもできるようになってきたらだいぶ人生楽しそうです。

スケートボードは誰がいつやろうが辞めようがなんでもいいのですが、好きなスケーターが滑っている姿を観れなくなるのは寂しいものです。

たとえスケートボードをしなくなっても好きなことを探し続けることは辞めないようにしていきたいものですね。

こいつは全然うまくないけど全然滑ってないので戒めとして…。