こんにちは、てんちょです。
皆様スケビ鑑賞してますか?
SNSが発達した現代ではどんどんスケートボードの映像の価値が変化している気がします。
日々世界のどこかでニュートリックが更新され続けそれがサクッと発信される時代です。10年前からは考えられないスピードでスケートボードが進化し続けています。常に新しいことに挑戦し続け進化することはとても良いことですが、それに伴い映像の賞味期限の短さと使い捨て感が増してきているように感じています。若い世代のスケーターはフルレングスのスケートビデオをあまり観なくなる傾向にあります。SNSでの短いクリップが毎日大量に更新されることにより長尺の映像を見る機会が減り、スケートボードに対する視点そのものが変わっているのでフルレングスの価値自体が薄まっているのかと考えております。これはどちらも良い部分と悪い部分があるので絶対フルレングスが良いとは思いませんが、どっちの楽しみ方も知っていた方がより楽しいので今回はフルレングスのスケートビデオの良いところいついて発信していこうかと思います。
まずは発信者(ブランドなり個人なり)の意思を強く感じることができます。
あ、そうか。え、めっちゃ説明むずw えーと…
わかった。あれっす。
CMと映画みたいなもんです(ほんとかなw)。SNSがCMでフルが映画です。
最も大切な部分はその映像を編集した人の物語が見えやすいところですかね。
どんなところで、どんな仲間と、何をしようとしたのかがわかりやすいのです。
ビデオパートはスケーターにとっての名刺と同じ、と言うように仲間たちのパートが集合してそれをまとめて編集することにより、より強い世界観を感じることができるという楽しみ方ができるのです。そしてその世界観はスキルを凌駕することができるのです。
単純にスケートボードの進化のスピードが上がると言うことは、過去の映像は将来のスケーターにとってつまらない映像、その時代では誰でも簡単にできるような映像の集合体となってしまいます。それならテンポの早いSNSの方が観ていて楽しいと感じやすい、と言うことでSNSの方が普及しがちなんだと思いますが、フルレングスは心の込め方が違うと言うんですかねぇ。その時代の風景、使われる音楽、ファッション、何より製作者の精神性が感じられるので楽しいんですよ。人間を観る楽しさがより深くあるというかんじすかね。
今まで大量のスケートビデオを観てきましたが、名作と呼ばれ世界中で愛され続けているスケートビデオはどれも作り手の心のあり方がよく観えるものだと思っています。
逆に技術とリスクに特化した映像は発表したその瞬間にはバズるかもしれませんが、それだけだと進化のスピードに置いてけぼりになりすぐ廃れてしまうのです。しかし作り手の心が観える映像はスケートの技術がたとえ古かったとしても、綺麗じゃなくても、どの時代のスケーターにも共感され、愛され続けるのだと思います。スケートボードを楽しいと思う気持ちはどの時代でも同じだからです。
ってことで前置きだったのかそっちが本編だったのかわからないですが、TIME SCAN2のご紹介をしようと思います😂
なんやかんや言ったけどもちろんスキルも最高😁、みんな一生懸命に自分らしさを表現していて、とても好きな映像です。沖縄のスケーターもたくさん出演しております。インスタントにもアパレルやDVD売っていますが、まずはどんなスケーターたちが関わっているのかを知ることが大切だと思っていますのでまだ観ていない人は是非。もう観た人は全て記憶するまで観ましょうw 観れば観るほど気づくことがあります。そして本当の名作は何度観ても楽しめるものです。 これからもたくさんの素晴らしいスケート映像が誕生することを楽しみにしています。 ありがとうございました。