コンプリートを組むときの考え方

こんにちは、てんちょです。

今回は初心者の方へのブログなのかもしれませんが、初心者の方はこのブログを読んでいない可能性が高いので書こうか迷いますがとりあえず書いてみます。

まず、スケートショップに行ってコンプリート(すぐに乗れる状態になっている完成したスケートボード)を買おうと思って頂けたのなら、どういう感じにパーツを選んでいくのか、

とりあえず最初はデッキ(板)ですね。そしてどういう基準で選んでいくのかと言われると、初心者であればあるほど見た目が好きなやつでいいと思っています。サイズや形も色々あって、身長がこのくらいだからこのくらいのサイズ、みたいな考え方ももちろんありますが、自分はどうせ違いがわからないなら何に乗っても同じで、とにかく最初に乗った板がその人にとっての普通で、それがその人にとっての基準になると思っています。なので見た目が好きが一番わかりやすいし、乗ってて気分が良いのでおすすめです。

大きければ安定感があって、小さければ軽い。って感じなのでざっくりどんな滑りをしたいのかイメージして自分に合っているのはこんなかなぁというので選んでもらっても問題ないです。

そしてデッキが決まったら次はトラックです。トラックはデッキの幅に近しい幅のものを選ぶのでデッキが決まらないことにはトラックも決められないのです。

トラックもブランドによってかなり違いがあるので迷う人は結構迷います。特に初めて使うトラックは選ぶのに勇気がいります。自分は初めて使ったトラックの動きが気に入らなくて1時間使って捨てたことがあります。個人的にはスケートボードのパーツで一番重要なのがトラックです。トラックさえ自分の使い慣れたものなら他人の板につけても結構すぐ馴染みます。

幅のほかに高さやターンするときの曲がり加減とか重さとかが違ったりします。これも自分がどんなところでどんな風に滑りたいのかを相談してくれたらある程度はブランドが絞れてきます。大まかにぐにゃぐにゃ曲がるやつか、あんまり曲がらないやつです。曲がるやつは不安定ではありますが行きたいところにすぐ行けます。曲がらないやつは安定感があるのでトリックがやりやすいです。あとはブッシュゴムを替えたり、ネジの締め加減である程度は調整できます。重いか軽いかについても完全に好みで、軽い方が楽に動かせはしますが、重い方が安定感があるし、うまく跳べた時に足にくっついている感触が気持ちいいとかはあります。そして軽ければ軽いほど値段は重くなります。

トラックが決まったら、次はウィールかな?硬さ、形、大きさなど色々な種類がありますが、基本的には大きくて重いと一回のプッシュでの移動距離が長いです。小さいと軽いけど一回のプッシュで進む距離が短いです。その代わり初速は若干速かったりします。

そしてスケボーのパーツ全てに言えることですが、消耗品なので、ウィールは大きいほど長持ちします。学生スケーターにとってはここがだいぶ大きい要素な気がします。

硬さについては大体97A〜103Aが普通にトリックをするハードウィールで、78A〜85Aくらいがソフトウィールと呼ばれ、クルージング、つまり移動に特化したウィールになります。そしてその間の86A〜96Aはなんなの?と言われるとなんなんでしょうね?となります。セミハードやらセミソフトとか、両方のウィールの良いとこどりともいえますが、結局どちらもやりにくいと感じることもあります。最近は94Aでもトリックがやりやすいウィールとかもあったりしますので、この辺はかなり好みが分かれると思いますが、最終的にはトリック用とクルーズ用の2台持ちに落ち着くことが多いです。お店的にもありがたいです😏

とまあこんな感じで考えてもらうと何をどう選んだら良いのかわかるかなぁと思います。

スケボーしてる友達がいる場合、とりあえず乗せてもらって乗り心地を試すのが一番コスパがいい気がします。調子良さそうなブランドを覚えておくと選びやすいです。

スケートボードはかなり自由度の高い遊びなので、ギア選びも自由度が高く結局人それぞれです。

もしそれでもどう選んだらいいかわからない場合、好きな音楽のジャンルとかファッションとか自分の好きなものを教えていただけたらそこからも考えることができるのでお気軽にご相談ください。

最終的に自分が納得できる考え方で選んで頂けたらそれが正解だと思います。

赤熊さんはとても親切に教えてくれるので詳しく知りたい方は是非ご覧くださいませ。

あ、ベアリング忘れてた。ベアリングは値段が高ければ高いほど上等です。