Memory Screen

Memory ScreenというYouTubeチャンネルをご存知ですか?

インスタグラムにもアカウントあるので見たことある人も多いと思いますが、30過ぎてるスケーターにはめちゃくちゃツボなライダーばかりをフューチャーして、過去のさまざまなビデオパートを組み替え編集し直して公開しているチャンネルです。

このチャンネルの良いところは、誰が管理しているのか知りませんが、かなりスケートカルチャーに精通していることです。ライダーチョイスとつける音楽のセンス、時代背景も熟知してるのが観ていて伺えます。音楽をつけなおしてもスケートボードの音がするのもいいですね。

めちゃくちゃ有名どころのパートが多いですが、たまに絶妙な人選をしてくれるのが良しです。Tim O’ConnorやRaymond Molinar、Luy-Pa Sinなど当時の良スケを紹介してくれるし、使っている映像が色々なところから持って来てるやつなので、初めてみるクリップとかもあったりして嬉しいです。

時代と共にスケートボードは変化しますし、流行のトリック、ファッションなどにより古臭いものがダサく見えたりしてしまうこともあるのかもしれませんが、それも理解した上で作っているのが伺えます。

自分が思う良いスケートビデオとはトリックの難易度やスポットでの最高新記録を残すものではなく(もちろんそれがあるから進化したとも言えるので一概に否定はしませんが)、作った人の気持ちが見える作品が時代の変化に左右されず、長くさまざまなスケーターに愛され、影響を与え続けるスケートビデオだと思っています。

技術は常に進化し続けそればかりを追い求めているスケートビデオは2〜3年も経つと古臭くなり、見慣れ見飽きた普通のスケートビデオになってしまいます。

名作と呼ばれるものは技術的にすごいものもたくさんありますが、どちらかというと撮影した人や編集した人の気持ちがしっかり込められているものが自分にとって多いように感じます。

FTCのPENALCODE100AでBobby Puleoがフラットでフェイキーのハーフキャブからラインをスタートするカットがありますが、今の時代でやる人は絶対にいないトリックチョイスです。当時もいなそうだけど、、、w     でもそこが面白く、美しいです。

STEREOのA Visual SoundやTincan Folkloreもトリックの難易度に関係なくいつの時代も美しいスケートビデオだと思います。時代背景や当時のスケーターの感覚みたいなものがそこかしこに垣間見れます。

それらのことを感じている人がメモリースクリーンを作っていると勝手に思っていますw

それゆえにオススメです。

そして、スケートビデオを観るときはスケートボードを見るだけじゃなく、映像構成や編集方法、細かくいうとアングルやカットチェンジのタイミング、スローのスピードや長さ、魚眼やズームの加減など、できる限り細かく気にすることで、作り手側の気持ちが伝わってきます。一つ一つに必ず理由があるってことを常に意識することが大切です。理由がないという理由もありますが作った人ですら意識していない理由もあると思います。そういう見方をしていくと作り手がスケートボードを通してどんなことを伝えたいのかが少しは感じられる気がします。

そして、それが当たっているのか外れているのかはもはやどうでもいいとも言えます。できるだけ沢山の視点から作品を観て、自分なりの自分だけの解釈をすることがスケートビデオを楽しむコツだと思います。 まぁ映画でもアニメでもその視点で観るとまた違った楽しみ方ができますねw

うん 暇人。