1万日

てんちょです。今日でインスタントオープンからぴったし1万日ってことで、スケートボードの良さについて語っていこうかと思います。那覇店はオープンしてまだ5ヶ月目の赤ちゃんですが、先人の積み重ねによって少しづつ育ってきたすごいショップだなぁ、ということで僭越ながら赤ちゃん店長のスケートボード論を垣間見せます。

長年スケートボードをやっていますが、なんでやっているのでしょう。
簡単に言えば、楽しいから、気持ちいいから、面白いから。みたいな感じですが、
そこんとこ掘り下げていきましょう。
スケートボードの楽しみ方は人それぞれで何が正解とかは特にないし、あって欲しくもないです。
あくまで個人の考えなのであしからず。です。

まず第一にお手軽さですね。初期投資は数万円かかりますが、ゲットしてしまえば家から出たら遊園地です。こんなわくわくすることはありません。はじめたての頃はなんで皆やらないのか謎でした。こんな楽しいことしないやつは全員アホなのかと思っていましたが今思うと自分がアホ丸出しです。ノーフューチャーの快楽主義者が誕生してしまいました。バイト代のほぼ全てスケートボードにつぎ込んでいました。お手軽です。

第二に一人でもいいってところです。元々自分はスラムダンクに洗脳されて小学生の頃から朝4時に起きて学校が始まるまで一人でバスケ練習するくらい好きでした。そして中学生になってバスケ部に入ったらまぁまぁいい感じに上手くてキャプテンになってやったーってなっていました。が、チームプレイが苦手ということに気づきました。自分のせいで負けるのも誰かのせいで負けるのも嫌だと感じバスケ辞めました。そのあとチームスポーツじゃないもの、主に格闘技にハマりました。しかし自分が勝ったら相手が負けるし相手が勝ったら自分が負けるので辞めました。めちゃくちゃ当たり前のことだけどw
なんで小さい頃からいつもいちいち勝負してるんだろ?と疑問に思いました。
スケートボードはみんなでやってもいいし、一人でやってもいいし、勝負してもいいし、しなくてもいい。皆と一緒に独りでいられるっていう感覚がとても居心地いいです。

第三に、これを最後にしようと思いますが、、、感動を独り占めにできるところです。
新しいことに挑戦して、できなかったことができるようになった時、1秒前の自分ではない新しい自分になれた確信のような感動があります。これはチームプレイでは薄まるし、対戦相手の必要もない感動です。そしてその感動がスケボーを楽しんでやってる人には共有できるところもめちゃくちゃすごいです。それは楽しく滑っている人は皆等しく痛みと恐怖の先にある独り占めの感動を味わったことがあるからだと思っています。自分が自分のために、何の意味も無いスケボーを使った挙動で自分の変化に感動し、それをみた仲間が楽しんでくれる。すんごいね〜🤗です。
そこに上手い下手は関係ないです。ただひたすら今の自分じゃない自分を目指す遊びです。

スケートボードはそれ自体では何も産み出せない儚い遊びだと思っています。
誰かの作った何かで、それを消費して破壊するだけのしょーもない遊びです。
それと同じように自分の身体も心拍数もまばたきも死ぬまでただ消費するだけです。
どーせそうなら少しでも自分自身に感動する瞬間を味わいたいと思います。
以上、これが自分にとってのスケートボードのいいところで〜す(^^)v
みんなそれぞれの楽しみ方で思う存分消費しましょ〜💛

創業10000日おめでとうございます。