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Chris Athans “Thunder” Part

台風も低気圧に変わって一段と秋めいてきそうですが皆様いかがお過ごしですか?食欲の秋に負けそうになりながらも理性を働かせて何とかたもっている店長です。

一昨日、夜中に自宅でYOUTUBEをディグしていたら気になるパートがアップされていたのでご紹介。ぱっと見、Brian Delatorreかと思ったのですがChris Athansのパートでした。笑

坂あり壁ありのオールマイティっぷり全開で、しかもTHUNDER TRUCKのパートときたら見ないわけにはいきません。わたくしもかれこれ18年くらいTHUNDER愛用させていただいております。

少し前にローカルのスケーターとトラック談議になり、『サンフランシスコのダウンヒルって、やっぱりINDYよりTHUNDERなんすかね?』について考えました。たしかにINDYのトラックレスポンスはクイック過ぎて、下ってる途中によくなる恐怖の『プルプル制御不能現象』になりやすいのか?THUNDERくらい少しメロウなレスポンスの方が対応しやすいのか?とか、VENTUREで割とがちがちのセッティングにするのが正解?(たしかに坂下る人のVENTURE率高い気が)でもINDYのレスポンスの速さがあれば想定外のクラック(道が壊れてるとこ)やハイスピード中のトランジションに対応できる??などなど、結局結論は出ませんでした。笑

サンフランシスコの下り坂っていわゆる『究極のストリート』だと思っていて、いろいろな判断を瞬時にしなければならないしスピードにも気をつけなきゃいけないし、ライン取り間違えたらもう終わりだしで、かなりすべてのストリート要素がぎっしり詰まりすぎて大渋滞を起こしてるわけですよ。(実際の道は渋滞してませんが)そこで少しでもメンタル的な部分でアドバンテージを得るためのギア選びが重要で、適材適所なアイテムが必要になってくるわけです。

前述したトラックはハードギア選びの根幹なので、まずはデッキとのバランスを合わせることは必須、そして好みでワイド目にセッティングしたり、取り回し重視のコンパクト重視なセッティングにしたり様々。ここはスタッフのアドバイスも重要なのでぜひ聞いてみてくださいね。

もうなんだかセッティングの話になってきちゃいましたが、トラックの適材適所より重要なウィール選び。さっきはなしていたダウンヒルみたいなハードなストリートには54mm~の大きさが人気ですしオススメです。日本はコンパクトなスポットが多いのでわりと小さめウィールで取り回し重視なケースが多いかも。54mm以下でも全然ストリート対応できるので好みな部分が大きいですが。ちなみに動画を紹介したChris Athansは『LOOPHOLE WHEEL』のライダーです。日本でもゴリゴリストリートスケーターに絶大な人気を誇るブランドなので是非試してみてください。

先日帰国したインスタントライダーのT4こと戸倉大鳳が言ってたみたいなんですが、サンフランシスコのローカルはみんな56~60mmのハードウィールをチョイスしているそうです。大鳳のセッティングも納得です。ちなみに前に見たとき大鳳のセッティングは8.75inch、INDY159、58mmでした。これでブルンブルン軽く回しますからね。やべーよT4。以前も紹介しましたが大鳳もサンフランシスコでしっかり爪痕残していますのでまだ見てない方はすぐ見てみてください。