カレンダー見て驚きました。もう2月じゃないすか。
驚いちゃうね。すぐ寿命使い切っちゃいそうな勢いです。もう今は真冬ってことで、北国の皆さんは地下道シーズンすね。以前、コンテストのMCなどで全国のスケートパークにお邪魔させて頂きましたが、やっぱりその土地土地でローカルシーンがあって、同じスケートボードでも取り組み方や練習方法、あとは「ノリ」がだいぶ違うのです。でもね、スケートボードはスケートボード。みなさんの目の前のスケートボードはたまに足元からどこかに行っちゃってコケることもありますが、基本あなたを裏切りませんから。楽しい限りは信じて続けてもいいと思います。
さて、今回はいきなり「元祖 デッキ拝見2016」。最近は2016を付けるのがマイブームです。今日のランチはwahoosでタコス2016、って感じで。どうでもいいですね。失礼いたしました。今回拝見させてもらったのは特濃セットばかり。個人的には気になったデッキのみ拝見させてもらってます。僕はスケート始めて30年、ショップ始めて20年のヘタレではありますが、まだまだ人のデッキを見せてもらって学ぶことが山盛りあります。セッティングは人それぞれ十人十色で本当に「ハッ」とすることもいっぱいあります。このクルーズデッキは、ストリートスケートカルチャーブームで先頭を切り開きながらシーンを作った伝説のショップのひとつストーミーの当時のスケートボード担当。またの名を原宿番長。またの名をシャッターに注意。またの名をトップセールスマン。の神長のセッティングであります。このデッキ、素敵ね。手前味噌じゃなく、本当に素敵だと思う。僕らのインスタントの20周年にwoodentoyの大場くんが削ってくれた記念デッキ。店頭に数本残すのみとなった僕にとっては一生の記念作。ま、それはいいとして、神長は完璧に乗る前提で買いに来てくれました。woodentoy大場くん、神長、そしてスケートボード、とつながってくるあたりはやっぱりスケートボードってすごいな、って思ってます。みんなありがとう。
作るときにいくつかサンプルを削ってもらってサイズの確認をしましたが、最終的なオーダーは「indy129にOjのhotjuiceを装着してハマる感じ」ってオーダーでした。woodentoyらしいfホールにグイグイしごけるウェルも入れて、かなりアーティスティックでありながら実戦配備にも十分なスペックのクルーザーになりました。神長も色々とセッティングを考えておりましたが、「この前、本間くんが持ってたヘンテコなトラックって持ってる」って聞かれ、ガサゴソと探して見つけたkraperトラック。これもう廃盤のデットストックです。ま、僕の中古ですが。スカル入りのベースプレートはやっぱり男子はグッと来ちゃうと思います。たぶん工場はGKと同じなんで機能的には全く問題ない感じ。僕はブッシュを色々調整しましたが、神長はそれに当時のstormyに転がっていた秘蔵のpowellのウィールを装着。これ、最初二人ともT−boneだと思ってたんだけど、大きさ違うし幅もちょっと違う気がして「サンプルとかじゃん」って思ってたら、福生カチャンのケンが「ローラスケート用じゃん?」って教えてくれた。当時のスケート仲間はなぜだか今も線が繋がっていて個人的にはすっごく気持ちがいいのね。吉祥寺ストアにはMAXMOTIONのマーちゃんが来てくれたり、元K代理店の青木さんまで来たことあるからね。カチャンといえば中村くん元気かなあ。ま、それはいいとして、ベアリングはなんだっけ?hardluckか。これは神長が欲しがってくれたのもあって、インスタントの標準装備ベアリングとなりました。ご覧の通り、クルーザーは自分の気持ちで組むものです。気に入ったデッキに好きなパーツを組み込んで、へんてこりんな乗り心地でもいいじゃんね。あ、これはすっごく気持ちいい乗り心地でありました。暖かくなったらまた神長と蓮沼2016でも行ってみます。
そしてこちらはお台場に寄ってくれた門仲の兄貴・せいちゃんのセッティングであります。せいちゃんのセッティングって結構貴重なのよ。なんでかっていうとすぐにデッキを交換しちゃうから、そのセッティングのデッキはすぐに見れなくなっちゃうの。なんどもピックアップさせてもらってるせいちゃんのセッティングですが、リイシューの10インチとかばっかり乗ってる訳じゃあありません。今回のようにど渋い感じのトランジッション的な奴にも普通に乗って、UNIONのボウルあたりでガーガーやってます。僕ら80年代組みにとってはやっぱりpowellとかcabとかHAWKとかってなんだか特別な存在で、若い頃に好きだったアイドル歌手的な目がキラキラしちゃう憧れがありました。今のスケートシーンではあんまり考えられないかもしれませんが、当時のプロスケーターってもっともっと高い雲の上にいて、来日デモなんて本当に北海道から沖縄まで全国からスケートヘッズが集合する祭りになってましたから。そういうキラキラした時代のスケートボードってなんでそうだったのかは今でもわかりませんが、とてもエネルギッシュでthrasherでカッティングエッジな感じがしました。ちょっとした僭越感ありましたからね。自己満足的な。
デッキはやっぱり大きいのよ。8インチでも10インチでも普通に乗れちゃうせいちゃんですから、まさに「弘法も・・」。あれ、意味違うか。ま、それはいいとして、スケートボーダーってすっごくいろんな人がいて、せいちゃんと同じベクトルの人ってあんまりいない少数派です。ちなみに池之上慶太も「内緒ですけどウィールって僕なんでもいいと思ってるんですよねー」って言ってました。あ、内緒だったけど。慶太は大きさも硬さも幅もぶっちゃけなんでもいけちゃうのよ。「たいして変わらない」って。でもせいちゃんも慶太もそうですが、やっぱりどこか卓越している部分でそう思っているのかと感じました。僕なんかデッキ換えると調子悪くなっちゃって全部デッキのせいにしちゃうし、シューズも「新品はなれないなー」とか、「ウィール大きすぎたなあ」とかさ。全部言い訳。上手い人はなんでも乗れちゃうんだよ。だからこそそういう人たちが気にする0.5mmには大きな意味があるんだと思います。あ、せいちゃんのセッティングはこれにindyの149、bonesのSPF60mm。bones ceramic、ってセッティングね。たぶんもう乗ってないけど。
こちらは吉祥寺でよくシンクロするダイゾーくんのセッティングであります。お台場仲間。吉祥寺ストアで会う度に、ずっと「lesqueの8.25きましたかー?」って待ってましたが、デッキがボロボロになってつなぎに選んだAHであります。ダイゾーくんもまたスタイル番長でありまして、ハウツースケートボー道のインサイドヒール観てください。一発でカッコよさが伝わります。このデッキ拝見はボトムの画像ばかりではありますが、デッキテープはかなりグッとくるSHAKEJUNZIグリップが貼ってあります。ジュンジくんの作るグリップテープも素敵なのよ。今度写真撮っておく。なんだか最近はこんなサイズも全く珍しい感じがしなくなりました。
ダイゾーくんは知る限りずっとthunderすね。今はlightの147hi。thunderってなんだかhiもloも高さ低いよね。他のトラックでlo使ってる人もhiで十分いけちゃうくらい。先日、INSTANT✖︎THUNDERトラックって祭りがありましたが、やっぱりブランドのイメージとしてはいかつい感じで素敵です。AHのGTにぴったり。あら、なんだかDAIGOみたいなんで解説すると「ANTIHEROのGrant Talor」であります。ウィールはF4の51mm。この51mmっていうのが筋通してる感じがしますよね。わかる?bones swissベアリングは性能もいいし、なにより気持ちがグッとあがるのがいいね。なんだか納得のセッティングでありました。もうLesque乗ってると思うけど!
ふー、いきなり3本拝見はちょっと疲れるね。書く方も読む方も。webの方もそろそろまとめて更新しておくので楽しみにしてください。実はblogでご紹介仕切れないセッティングも色々あるので、webの更新の時にご紹介できるように準備しておきます。まだ未掲載のセッティングが100本くらいあるのよ。うそ。18本。で、お台場ストアは絶賛冬のクリアランスセール中であります。ちょっと細かくはご紹介仕切れませんが、「おっ」とくる納得プライスの気になっていたアイテムが見つかるかと思います。ガンダムに会いに来た際にはぜひ5階のスケボー屋にも寄ってみてください。
こちらはね、僕的にはものすっごく衝撃的だった千葉ローカルのケンがやってきた拘束バンド仕様。これ100円ショップで100本100円くらいで売ってるヤツでしょ?これを2本使ってビジュアルよくシューレースの代わりにしてました。これすごいアイデアじゃん。ノーベル賞。無理か。でもヤングガンズは毎日のようにシューレースをぶちぶち切っているかと思うので、やっぱりこういう対抗手段は必要よね。ま、ショップではシューレースも売ってますが、個人的にはこういうケンのアイデアには賞賛の拍手を送りたいのであります。またこのほとばしるゲトー感がまた素敵。このアイデアはこれからたぶん流行るけど、発信は千葉のケン、ってことでお願いします。
真冬になるとこのジャケットに救われます。SUBDUEDのジャケットは本当に機能的で実に様々なアイデアががっつり織り込まれているのです。僕はこの真冬の相棒AMBUSHジャケットを愛用中ですが、過去の真冬ジャケットで一番好き。試してみてもらいたいわ。2016仕様のMHAKのウッドランドカモも欲しいです。買っちゃうね。
毎年元旦に行く墓参りですが、今年はイレギュラーでちょっとしてからゆっくり行きました。「私はそこにいません」っていうのも充分わかっておりますし、宗教宗派もあんまり関係ないですが、僕はなんだか墓参りに行くとホッとするのです。高校3年の時に父が死んで、大学を出て就職して退職して開業して結婚して子育てして、って今まで来ましたが、ここまで何度も何度も父に聞きたかったことがありました。苦しい時には特に父のアドバイスを切望したこともありました。先輩でもなく、親戚でもなく、父のアドバイスがあったらどれだけ勇気を持って生きてこれたか、とも思いますが、それも僕の人生。願っても得られないものは世の中いっぱいあるのです。それぞれの人生を全うするしかないのです。ちょっと重たくなっちゃいますね。やめましょう。ただ今のヤングガンズ達には「親孝行、したい時には親はなし」という名言をプレゼントします。
スケビって観ますか?最近はネット動画全盛なので家でじっくりDVD観る人もかなり減ったかと思いますが、スケビってものすっごくカルチャーなんだと思います。当時のスタイル、スキル、ファッション、すべてが映像に凝縮している。これかなり重要で、僕みたいなスケート好きにはすべてが記録、すべてが事実なのであります。なんだかよくわかりませんか?最新作をずっと見続けて300本くらい観るとなんだか分かってくるかもしれません。いろんなローカルシーンにある「流れ」が観える。それが琴線に触れるかどうか、を確認する作業が「スケビを観る」という行為なのです。ま、そんなに考えることもないすね。気になった作品をみて「つまんね」っていうのも大事な流れのひとつです。
浦安ストアのバックヤードで出荷待ちをしていたこちらのデッキ。グッときてよく見たらやっぱりJJでありました。DAIGOすね。正しくはJason Jessee。往年のプロライダーで僕ら世代のヒーローであります。今でも貫き通すそのスタイルはやっぱり見ていてグッと来ます。すぐにググってくださいね。スペル間違っていたらスイマセン。
お台場に立っていたら「本間さん」って声かけられました。こんな怖い兄ちゃん知らないし、どこかでやらかしてつけられたかな、って思ったら、「僕ですよ。タケトです」って。もう「えーーー」って感じでしたが彼女も一緒だったので平静を装いました。タケトはね、ショップ開店当時にまだ完成してない浦安の運動公園でローカルたちと滑っていて、マサ、チンネン、ニシムラってメンツに混じって始めたばかりの中学生でやたら上手いヤツがいる。ちょっとしたら縦パイロンをフリップで飛んでました。もう天才だと思ったね。ローカルスポットがなくなるのと同時に散り散りに滑るようになり、タケトともしばらく会っていませんでしたが、なんと18年ぶりくらいにまたスケート復活するそうで、また舞浜が色濃くなりそうです。そうそう。舞浜もちょっと報告したいこといろいろあるんですが、それはまた今度。お楽しみに。
お台場出勤のときにはほぼwahoosでランチします。リバンウンドしたのも全部wahoosのせいにしておきます。でも旨いんだよ。本当に旨いんだ。オススメはやっぱりフィッシュタコなんですが、個人的にはビーフブリトー。タバスコも4種類はオンテしてますので、好きなの選んでがっつり行くのが気持ちがいい。そう。気持ちがいいのですよ。また今日も行ったけどね。
昨年リリースされました「Chronicles3」がまだ超面白くてよく観てます。最近のスケシューはハイテク化の流れが顕著でして、シンプルながらも機能が詰め込まれたシューズが人気です。ここ数年のインソールブームもやっぱり薄底ペラシューズでは「足が痛い」ってシンプルな理由からかと。数年来の「バルカナイズドソールブーム」はスケシュー創世記の「ハイカットブーム」のように全盛を極めましたが、ここに来て少し流れが変わってきた感があります。個人的には世相を反映して、デザイン、機能、価格のバランスが取れた「コスパ」がスケシューにも求められるファクターなのかと感じてます。
スケートボードは紙媒体にマッチするカルチャーだと思ってます。一瞬の美学というか、スタイルを切り取って写真家ごとの表現がここまで出来るのもスケートボードならでは、な感じ。たまにメジャースポーツでカメラマンのスタイルを出した写真を見ることがありますが、なんだかやっぱり普通の記録映像的な写真の方がリアルでカッコイイ場合が多い。スケートボードの写真って、さっき書いたスケビと同じく時代を切り取っておりますから、いつまで経っても色褪せることなく魅力的です。と僕は思います。
やっぱり今年に入ってからも打ち合わせは続いておりまして、先日のUNION PARKでのイベントでは沢山のアイデアと想いが注入されました。最初の打ち合わせではゼロのものが、だんだんイメージできてきて形になっていくのはちょっとワクワクしますよね。だから打ち合わせって好き。
長男、長女がしばらくぶりにスノーボードをすることになりまして、昔使っていたのを引っ張り出したらやっぱり全部サイズが小さくて使えない。今年はまた揃えないといけないかー、って流れになってきました。父ちゃんピンチ。僕はお小遣い制なんでまずは最近のスノー関連の相場感を知りたくて、迷わず神田のJUICEに駆け込みました。プロスケーターの佐久間って頑固店主がおりますが、この日本で一番のスノーボード街である神田にあって、キラキラと輝く魅力的なプロショップはここだけだと僕は思ってます。なんでも聞いちゃうとなんでも教えてくれます。ちょっと隙を見せるとバンバンいじられます。でもみんな優しいです。世界の経済情勢や株式相場やバイオ技術の話をして盛り上がってたら「本間さん、お祝い渡すの遅れてスイマセン」ってボード持たせくれました。かなりグッとくるシェイプで子供だけじゃなく、僕もスノーボードまたやろうかな、って気になった。ありがたし。でも「100kgのやつでもガンガン浮くボードなんで本間さんも大丈夫っすよ!」ってピシッと刺されました。やっぱり佐久間はさすがです。
こちらはGREAT TEACHERのBLAZER GTであります。このカラー素敵。残りわずかです。
先日、UNION PARKで開催された「SKATE&CUSTOM」はかなり楽しかったです。もう僕ががっつり楽しんじゃいました。まずはお集まり頂きましたみんさん、本当にありがとうございました。石井ちゃんともドキドキしながらエントリーの推移をみておりましたが、やっぱりみんなスケートボーダー。現場を楽しむ器量ある奴らに囲まれて本当にうれしかったです。会場にはいくつかブースも出ておりまして、この乗り終わったスケートボードを使って作れられた作品が並べられたFUSTのブースは素敵でした。欲しいのいっぱいあったのに気がついたらイベント終わって撤収された後でした。残念。今度直接遊びに行きます。
コンテストでは、U15クラス、オープンクラスの優勝者に、写真のゴールドカードが副賞として用意されました。これすごいんだぜ。なんとUNION PARKが3年間無料で滑れるVIPパスなのであります。いいなあ。僕も欲しいなあ。なんて思っていたら、池田大亮、瀬尻稜と世界レベルがもぎ取っていきました。
「CUSTOM」の方からは沢山のカスタムカーが展示されまして、個人的にビビッときたのはこのギャングセブン。僕らの世代はチキチキマシーンですからね。岩石オープンのカスタムカーも乗ってみたいです。
こちらはUNIONの山下社長のブロンコであります。40年以上前の車ではありますが、もう細部に渡り手が入れられてすっごくピカピカのレースカーでありました。ロールバーも入ってるぜ。乗ってみたいわ。
会場には沢山の顔見知りが集まりましたが、やっぱりよあそび工務店のイトウ社長には完敗でした。かなり真剣に写ルンですで激写しておりました。コブ山のジュンがいい形のトレやってましたので、多分いい写真撮れてますよ。
U15は激戦でした。千葉スケートボード協会主催の「UP JAM」では「クソガキJAM」でやりましたが、予選が決勝、一発勝負、的なレギュレーションでしたが、今回はレベルも高く、人数も多いので、ちゃんと準決勝、決勝と考えてライディングできる流れを作りました。マジでうまいね、後はいくつか知るべきこと、越えるべきハードルをクリアできればもう世界です。数年後にはまだ誰も見たことないスケートシーンができていることでしょう。
はい、そしてこちらがウィッキーズです。毎回イベント事に全力で協力してくれるMC上田豪。今回もありがとう!またこの業界、本当に数少ない同級生の杉山琢哉a.k.a.たくちゃんも来てくれました。グッと来た。もう30年近く前にスケートボードで知り合って毎日のように一緒に滑るようになりました。高井戸のスポットをマラオと発見して、たくちゃんやダイコンや亘とミニランプの骨組みを厚木に4トン車借りて取り入って設置しました。りょうちゃんもみんなでコツコツとベニヤ貼ったりして今でも忘れない青春の1ページを作りました。当時は携帯電話はなかったので、たくちゃんが僕の部屋に遊びに来た時に「電話番号教えて」って言ったら、マジックで押入れの壁に直書きした〇〇〇〇-94-5910って番号が「クシゴクドー」でありまして、苦死極道になる訳です。ま、それはいいですが、なんだかまた一周した感じがうれしいす。ガッツリ滑れているのがマジうらやましい。あえてダクラス近藤には触れません。いいヤツなんです。
そんなたくちゃんのセッティングがこちらです。思ったよりも「今っぽい」セッティングであります。さすが敏感です。80年代から「キレ」たライディングで名を馳せてましたので、これでまだまだグイグイ行って頂きたい。今はおじさんたちも普通ですが、当時はかなりやらかしておりまして、ある時には通っていた鴨川で、帰るの面倒になって知り合いのレストランに食事に行き、相当飲んでテンションあがり、ビールの早飲みから一気にどれくらい飲めるかみたいなマッチになり、最終的にはビールのピッチャーを頼んでそのまま頭からかぶる、って言うところまで。若かった。皆さんはいくら知り合いの店でもやっちゃダメ。床上浸水みたいになってましたから。おっと脱線。デッキはCREATUREの8.1インチ。サイズ的には僕らは10インチから7.5インチまで乗ってたので、いま乗っているサイズがやっぱりマイサイズなのでしょう。片側レールあたりは完全に80年代のノリであります。「インディーだけでいいか」とか、お金が無くて友人と2本買って分ける、とか、色々な理由がありましたが一本レールはかなりスタンダードになってます。
トラックはINDY139。やっぱりTITAN使ってました。僕らの世代は「モノ」にコダワる傾向がありまして、それぞれいろいろな理由がありますが、とにかくこだわりたいのです。「なんでそれなのか」って理由がないものは要らないの。身の回りのものすべてにそういう理由があるものだけある感じです。そしてウィールはBONESのSPF。八王子ボウルロコなんでグリップとサイズはこれがベストマッチすね。60mm。80年代は63mmのTEAMRIDERとか67mmのT-BONEとか乗ってたので60mmも大きく感じることはありません。そしてベアリングはBONES SWISS CERAMIC。おじさん憧れのベアリングであります。店頭では「高価なベアリングは高回転で酷使される環境にあるバートの選手などにはいいですが、通常のストリートスケートの場合はそれほど大きな違いを感じる事が無いかもしれません」って言ってます。だって学生諸君にこのコンプリート買えちゃうようなベアリングをおススメするのもね、って感じで。でもね、おじさん組やモノから入る人たちはやっぱりこのベアリングに辿り着く。高価であろうと「スイスセラミック乗ってるで」って高揚感がスケボーを持って出かけるモチベーションにつながるケースもありますので。デッキやシューズやウィールを短いスパンで交換するのもそういうおじさんのモチベーションになっていくのかもしれません。ローカルのヤングガンズはおじさんのお古をもらってガンガン練習すればいい。ボロボロになったデッキはリメイクされてキーホルダーやアクセサリーや家具やアート作品になっていく。この完璧なリーインカーネーション。スケートボードって素敵です。
UNIONで開催されたオープンクラスの結果はこちら。結果だけ見ればすごい面子が並んでおりますが、instantsアキラやコジローや吉岡ケントなんかもこのメンツに交じってるし、舞浜ローカルやヒロッチやヒルちゃんのようなローカル達も出場している。個人的にはミラクルマッチですよ。コンテストって勝つかどうかだけが問題ではないのです。もちろん目標としてギンギンに集中して臨むのは大前提ではありますが、それを楽しむ自分の器、余裕を生み出すスキルとスタイル、相手選手の組み合わせやタイミングの妙、もういろんなファクターが全部同時進行するのがコンテストなのでありますよ。僕はAJSAのMCも19年やってまして実に様々なコンテストシーンを見てきました。予選突破へのわずかな可能性を信じて九州から東北までヒッチハイクで来る選手がいたり、僅差で予選突破を逃して泣いているヤツも何人もみました。応援の友達の方が選手たちより多いローカルや、家族ぐるみで会場にやっている選手も増えました。最近の「あいつがでるなら勝てないから出ない」ってのもわかるのよ。世の中の効率化の流れを考えると当たり前。でもね、スケートボードってそこじゃない。だってさ、転べば痛いしケガするじゃん。効率考えたらスケボーなんてやらない方がいいかもよ。そういう小さいハードルを乗り越えて初めて得られる達成感、高揚感、満足感、そういう感覚がすなわちスケートボードなんですがな。せやからコンテストもそこになぜ行くのか、って理由をそれぞれが感じられればもっともっと楽しく、意味のあるものになるっちゅーもんでっせ。おっと興奮して謎の方言になりました。ま、楽しくスケートボードを続けましょう。また祭りやりますので最高の緊張感と達成感を味わいに来てください。
会場ではカスタムカーの展示も行われ、これまた同級生のThe NASHさんの車がこちら!福岡まで一人で運転して行っちゃうんだぜ。カッケー。
U15クラスはこちらの結果。ぶっちゃけみんな方向さえ間違わなきゃ世界のシーンに乗っかるぜ。UNION PARKでは「世界に挑戦したい」、「いまよりも良い評価を得たい」、「実力をコンテストで発揮したい」、「初めてコンテストに出てみたい」といういろいろなレベルの「選手」をそれぞれの個性、スキルを活かしたスクーリングを行う「選手育成スクール」を開催します。春からね。開催までに三回の体験会を開催しますが、先日一回目の体験会を行いました。第二回は2月10日になりますので、詳細はUNION PARKの石井担当までお問い合わせください。選手だけでなく、「スケートボードをやってみたい」、「あのトリックを教えてもらいたい」って方のレベルに合わせたスクールも開催してます。こちらでチェックしてみてね。
こちらはadidasのマッチコート。瞬殺でした。小さいサイズのみ千葉ストアにいくつかありましたので、気になる方はお早めに。
こちらが千葉ストアです。ゆっくりチェックできますので「初めての一本」も納得いくまでお選び頂けます。
浦安ストアは駅からこんなに近いっす。「松屋の3階」って覚えてきてくれれば迷いません。ちんねんもいけるよ。
インスタント各店では「おじさんスケートボーダー」を全力で応援致します。「昔ちょっとやってました」ってお客さんが最近すっごく多いのですよ。当時のセッティングを希望される方や、当時のセッティングの好みを今のパーツで組み上げる方など、いろんなスタイルがありますが、僕がうれしいのは「なんだかスケートボードやりたくなっちゃって」って突然ひらめいたおじさん。ナイスですよ。いいアンテナお持ちです。インスタントにお越し頂ければどこに出しても恥ずかしくない「キッチリした」コンプリートセットをご予算に合わせてご提案します。「こんな感じ」ってところから僕らはかなり正確にセッティングのイメージができます。「日本一敷居の低いプロショップ」を目指してますが、やっぱり最初はちょっと緊張しちゃうかもしれません。でもね、やっぱりショップに来れる環境ならば、店頭であれこれ手に取ってみるのが一番です。ショップが遠い方は電話でもメールでもなんでもお気軽にご質問ください。お子さんと一緒のに始めるもよし、「子供と遊ぶのに」って言い訳で自分がガッツリ滑るのもよし、ま、とにかく全力で応援させて頂きます。
こういうジャケットが似合うようになりたいす。実は誰にも気が付かれずに10キロ痩せて6キロリバウンドしました。またちょっと絞るか。
浦安にいたら突然スペンサーやってきた。PORTLAND WHEELなんかやってるUNHARDって会社で働く元舞浜ローカルであります。基本ポートランド生活だそうですが奥さんが浦安ローカルなんでたまにやってきます。レペゼン浦安のやっぱりなんだかスケートボードのご縁でつながっている感じがするのですよ。ちょっと居るみたいなんで舞浜であったらチルスケしてください。日本語ペラペラです。たまたまタイミングが合ったベンくんも完全に外人に見えます。
本気で選手を育てること。実はまだ日本では誰もできていない事かもしれません。でもね、もうそこまで飛び越えるべき線が近づいてきています。僕らは少数精鋭で、目の届く範囲で、愛情と経験を全てつぎ込んで、ご参加いただく選手の皆さんにコーチングをさせて頂きます。選手のみんなに聞きたいです。「上手くなった後」、「勝った後」、どうすればいいかのビジョンはありますか?どこを目指して練習してますか?自分のスタイル、魅力、スキルを把握してますか?トリックやスタイルやルーティンだけじゃないのです。選手としてそれぞれのスケートライフをより充実させるためにできること、まだまだ沢山あるのです。
第一回目の体験会はみんな初めてだったので緊張感ありましたねー。ピシピシしてます。個人的にはなんだかこれからのシーンの変化が楽しみです。まだ誰も見た事ない日本のスケートシーンへの変化がすでに始まっているんですよ。
たまたま滑ってたタクちゃんのライディングを超久々に見ました。40過ぎてスケートボードを始めて、ゼロから積み上げたトリックの数々。素敵ですよ。つぎ込んだ時間は決して無駄になりません。僕も滑りたくなって帰ってすぐに新しいデッキを買いました。ご縁ありがたし2016。
また長くなってしまいました。お伝えしたいことはまだまだいっぱいあるのです。