元気があれば何でもできる!

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ライダー:砂川元気
デッキ:Bloodwizard 8.5インチ
トラック:ACE44
ウィール:SPITFIRE
ベアリング:

BPのブースで西林さんの長野ライフの話を興味深く聞いていた時に、プラッとやってきて久々に話したMMM元気くんのデッキを見て驚いた。だってな んだかトラックがプラプラしているのです。プラトラはもうTBPRのコウイチローくんなど個人的にも初めてではなかったのですが、この元気くんのデッキは ね、後ろのトラックが前よりもプラプラなんですよ。もう間髪入れずに「これ後ろの方がプラプラになっちゃってるよ」って言いました。僕的には展示会でデッ キを換えてトラック前後間違えて装着しちゃった、とか、意識的じゃないなにかを感じたから。でもさらに驚いたのが「そういう風にしてるんすよー」って。も う頭の中が?????に。僕の経験ではプラプラのトラックはあるものの、それは前トラックを自在にコントロールできるためにするセッティングであって、後 ろのトラックがプラプラなのは単に安定感を失うだけ、というステレオタイプなところから抜け出せない。それが引き起こす違和感でありました。
スケートボードは自由なのです。後ろのトラックがプラプラでもあれだけ上手いしカッコいいので、全く問題がないどころか、その後ろトラックのプラプラにあ の天性のライディングの秘密があるのか!?と一気にアドレナリンが出てきました。もう得意の「なんでなんで攻撃」が始まります。なんで前より後ろの方がプ ラプラなの?なんでここまでプラプラにする必要があるの?なんでブッシュはそんなに柔らかくないのをつけてるの?なんでこのセッティングであんなに安定感 あるライディングができるの?と。もっと色々聞きましたが元気の一言で我に返りました。「なんかスイッチとかやりやすいんすよねー」って。そうでした。衝 動に理由は必要ないのです。どんなセッティングでも最終的には「だってそうしてみかった」っていうのが一番説得力がある理由なのです。久々に頭をガツンを やられた気がしました。やっぱりスケートボードって素晴らしい。