セッティングの妙

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ライダー:キョウヘイくん
デッキ:AWS OMAR
トラック:INDEPENDENT 139 stg10
ウィール:SPITFIRE F4 RED 52mm
ベアリング:NINJA RAIJIN

キョウヘイが組み上げたコンプリートセットがこちら。デッキはAWSです。良く見てね。デッキのグラフィックはブラック×ホワイト×レッドです。ステッカーもその3色で構成されております。キョウヘイの好みの組み合わせらしく、このデッキのグラフィックを観て速攻で取り置きしてここで組み上げられたのであります。セッティングもお見事です。偏りがなく今のセッティングの黄金比が出ているかと思います。このセッティングであればどこでどのように滑っていてもハマる感じがします。カラーだけでなくセッティングにもそうとうハイレベルのバランスを感じるのであります。このAWSのOMARは8.0インチ。トラックはINDEPENDENTの139。ピタッとしてます。そしてウィールはSPITFIREのF4の52mm。ベアリングがNINJAの雷神を装着しております。このセッティングからはなにも調整することはありません。現在の黄金比がこれでしょう。スケートボードのサイズセッティングはその時々のトリックやライダー達の流行や、スポットやスタイルの流行などにも影響されて、そのときのスケートシーンの状況を色濃く反映させるのです。現在は言葉でいうと「ワイドデッキ、ロートラック、スモールウィール」がシーンの先端のセッティングになっているかと思われます。セッティングでいうと8.25~8.38インチデッキ×LOWトラック×51~52mmってところかな。でもね、世界のシーンと日本のシーンはちょっと事情が違います。体格や足の大きさなども平均値で全然違うと思うし、滑る環境もスキルもスタイルもやっぱり土台からしてちょっと違う。なので、世界の先端のセッティングがそうであっても日本の先端でいうとやっぱりこのキョウヘイのサイズセッティングが黄金比な感じがするのです。これはスケートボードを始める人にもおススメできます。もうちょっとワイズが小さくてもいいかもしれませんが、このサイズセッティングを中心に体格や足の大きさ、滑る場所や目指すスタイルを加味して微調整をするのがよろしいかと思います。