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浦安市 舞浜スケートボードパークがリニューアルします。

冬は天気がいい日が多くて気持ちがいいす。

正月、成人式、節分と駆け足で過ごしてます。インスタントは12月決算なので2月末までのロードマップが毎年かなりヘビー目です。コツコツやっていればいいのはわかっておりますが、毎年やっぱり日々の出来事に右往左往してして踏むべきところが踏めていない。ダイエットと同じだなあ。やるやる詐欺。

ま、それはいいとして、今回は皆さんにご報告がございます。ローカル達の憩いの場でありました浦安市運動公園のスケートボードパークがこの春リニューアルいたします。15年以上前にもはやモニュメントとなっているファッキ●ランプができローカルを幻滅させ、新しく当選された松崎市長のご理解を頂き13年前に現在の舞浜パークへと改修されました。当時は活動の推移をBLOGやコラムでご報告しておりましたので、全国のスケートボードパーク設立のご参考にされた方もいらっしゃったかと思います。現在までの間には震災で浦安は被災地となりライフラインが止まり、パークは液状化で泥に沈みました。電気ガス水道のライフラインの復旧を見ながらローカル達は舞浜パークが整備されることを心待ちにしておりましたが、震災から2年以上、パークの門が開くことはありませんでした。ローカル達の熱心な要望から再オープンを向かえ、そのオープンな雰囲気と自由に使える気軽さからか、再オープンからは震災でクローズする前よりもずっと多くの愛好者が集まるようになりました。約20m×40mの敷地周辺にはローカル達が作ったベンチや灰皿、夏場は上着をかけるハンガーまでも用意され、他府県から来場した愛好者とも自然に打ち解け、ローカル達は落ちているゴミは拾って帰り、全国でもまれに見る自治管理が徹底されたパークでありました。

どんなに人が増えてもローカル達の配慮で混乱することはありませんでした。ただ増え続ける愛好者に対応するにはちょっと手狭になりました。そこにまた大きな転機がやってきました。業界内では早くからささやかれていた「オリンピック競技への採用」が真実味を増してきました。浦安の松崎市長にお会いする機会があり、「地元の愛好者以外にも多くの人が来場され、敷地面積が狭く対応できない日がある」こと、「オリンピック競技に採用されそうな機運があり、もしそうなったらさらに愛好者が急増する」こと、「浦安には舞浜パークで育った有望なプロライダーが居る」こと、などをご報告させて頂き、市議会議員の末益さんや多くの地元愛好者にもご協力頂き、舞浜スケートボードパークが改修されることになりました。

今でも最初の改修の流れは忘れもしません。本当に驚きました。突然スポットに現れて「うるさいと苦情が入っているのは君達か!」と注意されたのが松崎市長ご本人でした。松崎市長は僕らスケートボーダー達をフカフカな絨毯が敷き詰められた市長室に招き入れ、スケートボードやスケートボードパークの説明を聞いてくれ、理解しようとしてくれて、さらに需要の高さを伝えるのに「書名を集めたらどうか」などアドバイスをくれました。ローカル総出で短期間に集めた署名は決して大量とは言えない数でしたが、しっかりお渡しして改修工事のステップが進んでいきました。ああ、ちょっと思い出したらグッと来ちゃいます。松崎市長はつい先日、浦安市長を勇退され千葉県知事選に出馬されるそうです。スケートボウ道です。前に突き進む勇気。下が見えないところに飛び込んで行く強い意志、見習いたいところがいっぱいの大先輩であります。

パークを考えるのは本当に本当に大変な作業です。スタイルもジェネレーションも違う愛好者達すべての要望を織り込むことは難しい。広さも予算も限られているので、今回はあまり他にはないオープンで開かれたスケートボードパークを目指して改修へのスタートが切られました。ローカル達はみんなわかっていることではありますが、舞浜パークは東京ディズニーシーの真横、JR舞浜駅からはイクスピアリという大きなショッピングセンターの中を歩いて抜けたらすぐのロケーション。気になるスィーツも最新のファッションも豪華なレストランも揃ってます。スケボーの方がいいけどね。駐車場も無料で運動公園内に隣接する体育館にはトイレや売店、プールやトレーニングジムなんかもあって、ローカルの中には真夏は滑りに来るのに水着を持ってきて、朝の涼しい時間にちょっと滑ってプールに行って、レストランでビールを飲みながらカレーを食べて休憩し、日が傾き始めたらまたちょっと滑って帰る、って1日を過ごすヤツもいるくらい、本当に全国でも稀なロケーションにあるパークです。

今でも日々工事が進み、もう間もなく皆さんにオープンのご報告ができそうなところまでやってきました。僕は現地に何度か行かせて頂きました。先にお話しした通り、ものすごく個性的な開かれたスケートボードパークです。あ、プールコーピングのボウルはありません。色々なパークによくある大きなRtoバンクもありません。また人によっては「ここはもうちょっとこういう方がいいのに」とか「ここはあと数センチこっちのほうが」とか言うだろうな、って思うところもありました。でもそんなの関係ねえ。またここを利用するスケートボーダーみんなでローカルルーティンを作ろうよ。僕らの地元のローカルパークです。ゲラゲラ笑いながらみんなでチルスケしながら育てていこう。

つい先日も、市役所の永田さんから「パーク入口に設置する注意書きの内容はこれでいいですか?」ってご連絡を頂き、浦安スケートボード協会代表の戸倉さんと考えました。色々色々考えました。そして現在の舞浜とほぼ全く同じ内容にすることにしました。ローカルのみんなが大好きな今までの雰囲気をまた作っていけるように、って願ってそうしました。あ、少しだけ追加した部分がありました。完成したら見てみてください。今回はコンクリートのテーブルもバンク山のカーブも植栽のロングカーブも、全てコンクリート打ちっぱなしです。僕は何度か視察に行って「このマニュアルは晋にあれやってもらいたいな」とか、「このレッジは幸太にやっつけてもらおう」とか、「タイホウにここやってもらおう」とか「クマならここ飛べるな」とかもう妄想が止まりません。日本パーク協会の金井さんが練りこんだレイアウトです。実際に来たらライダーによって色々なイメージが出てくるパークになっているかと思います。

さて、準備ができたらオープニングセレモニー、オープニングイベントのご報告をさせて頂きます。

また祭りだぜ。